Pumpkin

CUBIX GROUP

2015年10月31日 18:00




10月も最終日となりましたね。



東京はハロウィンで大騒ぎですが、11月に入れば感謝祭(Thanksgiving Day)、クリスマスまではあっという間ですね。



さて10月の最後は、ちょっと前に購入してREZするのも忘れていましたが、



お気に入りの1台 PROTOTYPEさんから発売される FORD F100、通称Pumpkinを紹介していきます。







今でもこのFORDのピックアップトラックは(いったい何代目になる?)、アメリカを代表するクルマデス・・・・



ボディのカラー変更は約50色くらいがセットされていますし、LSLコードによってカラー変更が可能です。



その他インテリア、リムカラー、ネオンカラー、キャリパーカラーなどのカラー変更も可能になっています。










この時代のFORD F100は、カボチャに似ているからなんでしょう 日本では「パンプキン」(PUMPKIN)と呼ばれていますが、



これが通じるのは日本だけ・・・・アメリカでは通じないと聞いた事があります。 



ご覧のように荷台が車幅より狭く、リアタイヤを覆うフェンダーとの間にステップを装備したのがステップサイドです。



その他、パネルバンなどのバリエーションもありますが、SLではパネルバンを見た記憶がないですね。







以前商用としてシトロエンのVANの販売に協力した事がありますが、お店のテクスチャをリアサイドのパネルにはれるように



したりすると、商用としては(ショップ前に飾るクルマとして)F100のパネルバンもアリなのかなぁと思いますけどね。







エンジンはV8を搭載しているようですが、非常に窮屈に見えます ww



リアの積載部分には、剛性を上げる為のバーが取り付けられていますね。



積載部分のスノコのような部分はカラー変更できるようになっています。







インテリアは非常にシンプルなメーター類、シートはベンチシートからバケットへとカスタマイズされています。



このクルマに限らず、最近ホイールもブレーキローターも綺麗になっているのに、1つ残念なことがあります。



止まっている(止めている)状態で、ブレーキキャリパー(赤い部分)の取り付け位置がおかしいクルマをたくさん見かけます。



本来ブレーキローターそのものはホイールと共に回転するものですが、ブレーキキャリパーは固定され回転しないものです。



SLではキャリパーとローターを一体化(リンクさせている場合もあり)させてしまっているので無理もないですが・・・



100歩譲ってホイールと一緒に回転するのは良しとしても、停止の際に正規の位置に止めるコントロールはできないものなのか?



ちょっと詳細な設定がよくわかりませんが・・・・・クルマは綺麗であっても、ちょっと残念な部分ですね・・・



もちろんしっかりコントロールされている車を製作されているショップさんも 事実SLには存在しています。







スクリプトはよく見かけるものを採用しており、特に問題はないように思います。



そういえば最近紹介したPROTOTYPEさんの”86” にも同じスクリが使われていたはずです。



[:.Prototype.:] から発売されている F100 のご購入は、MARKETPLACE からどうぞ








この週末は九州でSUPER GT のROUND7 が開催されています。



現在のレース界の各カテゴリーでは、あっちと提携コッチと提携、ルールはともかく提携という事実が先行しています・・・・



世界的にレギュレーションで言えば、SUPER GT の特にGT500クラスとDTMが特に異質、というか独自路線・・・・・・



独自性という点ではこれらのレースは面白い部分もあり、今のところ日本とドイツでは成功を収めているカテゴリーですが、



そういった中でも日本のSUPER GTは、特にトガった稀に見るレースといえるのかもしれません。



この日本のSUPER GT は、現在ドイツのDTM、そしてSROとも提携しています。







アメリカにはIMSA、ヨーロッパにはFIAとACOという大きなモータースポーツの組織が存在していますが、



最近は表向きにはほとんど対立のないFIAとACO、2017年から現在のWECシリーズのLMP2クラスを



4メーカーのシャシーとワンメイク(1つ)の統一エンジンによって運営すると発表しています。



シャシーはORECA、Onroak Automotive (リジェ)、Dallara、Riley & Multimaticの4つのシャシーコンストラクターで決定 !!







それにしてもDallara 社は、現在フォーミュラーカーでは多くのシャシー供給を行っていますが、



Dallara 社のスポーツカーシャシーというのは、正直なところ聞いたことがない・・・・・



この新しいレギュレーションは、来シーズンからタイトルスポンサーが変わるIMSA United SportsCar Championship(USCC)、



FIA世界耐久選手権(WEC)、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)、アジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)、



もちろんWECの1戦として組み込まれているLe Mans24時間レースも含めたレースに適用されます。



本田技研工業のアメリカ法人アメリカン・ホンダが北米でのレース活動をサポートするために作った会社である



Honda Performance Development (HPD)は、すでに昨年クローズドボディのLMP2である 「HPD ARX-04b」を発表していました。



シャシー、エンジン共に別々のコンストラクターによる今回のレギュレーション変更によって、どうやらHPDは撤退するようです。



アメリカではTUSCCではMUSCLE MILKがCHAMPIONとなったマシンでしたし、



WECでもあのJRMがプライベーターながら健闘し活躍したので残念ですね。



自前のモノで参戦できないのであれば、HONDAとしてはメリットがないと考えたのでしょう。






一方、LMP2では唯一のディーゼルエンジンでTUSCCに参戦していたMAZDA LMP2 SKYACTIV-D



3年間続いたMAZDAのSKYACTIV-Dエンジンによるプロトタイプマシンでのレース活動プログラムは、



今シーズンで3年の活動計画を終了するようですが、今後の動きはどのようになっていくのでしょうか・・・・



VWの不正プログラムの問題もあっただけに、MAZDAのクリーンディーゼルエンジンの活躍の場がなくなるのは残念です。



現在開催中の東京モーターショーでは、コンセプトカーMAZDA RX-VISION を発表しています。



次世代ロータリーエンジンのSKYACTIV-R を搭載させたいと言う。 世界的にもロータリーのファンは多く、



生産されていないロータリーエンジンの研究開発は現在でも継続しているそうです。



 




さて当初の予定では、7月末までにLMP2クラスのエンジンを決定するという話だった・・・・・その後まったく発表されませんでした。



そしてFIAとACOは、9月中旬のFIAワールドカウンシルで、2017年 LMP2クラス統一エンジンとしてギブソン社を



選択したことを発表し、また組み合わせる統一ECUはコスワースが選ばれました。



統一のエンジンとECUは、WEC、ELMS、アジアで開催されているAsianLMSで使われ、



北米で行われるIMSA のWeatherTech SportsCar Championship (2016年から現在のTUDORからタイトルスポンサーが変更)



においては、様々なエンジンが使われます。 FIAとACOのもくろみとは違い、統一とはならなかったようです。



北米においては、HPDとMAZDAがエンジン供給と言う道は今のところ残された格好になっています。



統一エンジンに選定されたギブソンは、600馬力を発生する4リッターV8エンジン、



現在LMP2クラスの主流であるNISSAN VK45DEよりも約100馬力もパワーアップされるそうです。



ワークスが主流のLMP1クラスは、景気のアップダウンで大きくエントラント数にも影響し、



過去にも出たり入ったりを繰り返してしるが、こればかりは致しかたがない。 もっと詳しく言えば、LMP1クラスには



LMP1HとLMP1Lという2つが存在しています。 圧倒的な予算で開発するワークスがLMP1に参戦する場合は、



ハイブリッドと組み合わせなければならないレギュレーション。 そのハイブリッドのHがLMP1Hというわけです。







一方LMP1Lは、プライベーターがLMP1クラスに参戦する場合はハイブリッドは搭載しなくても良いというレギュレーション。



しかし今回のLMP2の規則変更によって、LMP1Lクラスの存在意義がかな~り薄れていくのは事実。



どう間違っても現在のワークスのハイブリッドには勝てないし、コストを考えてもプライベーターはLMP2へと変更するだろうと思います。



とは言っても・・・・現在LMP1Lクラスは、Rebellion Racing しかないけどね ww



それにしても現在のLMP2クラスのエンジンNISSAN VK45DE のひとつの歴史が終わる事になります。



2011年からエンジンレギュレーションが変更となり、LMP2クラスは市販車用量産車エンジンをベースとしなければなりませんでした。



元々は2008年にSUPER GTに参戦するGT-R向けに開発されたエンジンで、2008年9戦し7勝を上げたエンジンです。



その信頼性とポテンシャルの高さに自信を持ちすでに完成域にあるエンジンをミッドシップマウント用に一部を変更して供給しました。



デビューイヤー2011年LMP2クラス1-2フィニッシュを果たし、あのLucas Ordonezもルマンデビューでポディウムに乗っています。



個人的には様々なシャシーに好みのエンジンを搭載する現在のスタイルが好きなんですけどね・・・・





さてLe Man24時間レースを運営する フランス西部自動車クラブ(ACO)は、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)



のサポートレースとして、FIA-GT3マシンによる新たなレース”GT3ル・マン・カップ”をスタートさせる事を発表しています。



しかし、ルマンシリーズへのGT3マシンでの参戦は、ELMSとAsianLMS のみで、



この新しいシリーズでCHAMPIONとなっても、LE MANS24時間レースにはこのチームがGT3マシンで参戦できるわけではありません。









新たにGTEマシンを購入し、ステップアップしていかなければならないのが現状です。



前回のブログでお伝えしましたが、FIA と ACOはGT3とGTEの統合を画策しましたが、SROが猛反発 !!!



ACOとしては、GTEへのステップアップの前段階としてのGT3 ・・・・いろいろな意味で、そのような扱いにしかできないのが現状ですね。



また、新たにGT3 カテゴリーをわざわざ作ってというのは、全参戦台数からいっても、これ以上の増加は危険が伴います。



そしてLMP1、LMP2、GTE、との速度差を考えても非常にリスクが大きいのは事実なので、止めておいた方が正解と思います。



近年GT3の性能アップにより、GTEとの性能差が接近しすぎていたのが現状ですが、



2016年からは、GTEも性能アップが計られスピードアップするようですし、北米では新たにFORD GTも参戦。



GT3と比べてもかなりアグレッシブなフォルムになり、アメリカ勢もあなどれませんね。






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昨日突然 NISSAN モータースポーツのボス Darren Cox がNISSANからの退社を発表 !!



ショッキングなニュースだった・・・・ 今年のWECは正直なところ失敗だったのは事実ですが、



これまで数々の実績をあげてきたDarren Cox 、厳しい世界でありながら、あの温和な笑顔が印象的な方だった。



夏の終わりにWECのチームにMike Carcamo という方がチーム代表となり、チームに合流。



こういう事がDarren Coxの気分を害したような形になってしまったのか・・・・・とりあえず大きな衝撃です mm



それでは皆さん、ちょっと寒いですが、良い週末をお過ごしください。



GARAGE Carrera