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2014年08月23日

ハイブリッドワークス マシン



パソコンの不調やらお盆やらで更新が滞ってしまいました。



今週ボスに代わってWhity Organiser がご紹介するマシンは、



Horizont MotorSport から発売されたHorizont CR20_13 Hybrid



ハイブリッドワークス マシン





このモデルは13年モデル AUDI R18 e-tron quattroですが、そのほか11年モデルのTDI、12年モデルR18 Ultra、



3種類のAUDIのル・マン プロトタイプカー(LMP-1)が、Horizont MotorSport から購入する事ができます。



Horizont CR20_13 Hybrid LM -6



2012年AUDI R18 e-tron quattroは、ハイブリッドシステム搭載車としてルマン24時間レースで初の総合優勝を達成しました。



前回のこのブログでも案内したPORSCHE の GROUP-Cカー、その時にTEAM JOEST をボスが紹介していますが、



現在ではAUDIのワークス活動を一手に引き受けているのがAUDI SPORT TEAM JOEST です。



AUDIは、2012年と2013年にFIA世界耐久選手権(WEC)においてハイブリッド・スポーツカーの歴史上初めて優勝を獲得。



更に改良を加えた2台のAUDI R18 e-tron quattroでルマン24時間レースに挑み、再び勝利を収めました。



2014年は新たな歴史を刻むべく、更に改良を加え新レギュレーションに対応した



Audi R18 e-tron quattroをWECに投入し、見事に2014年Le Mansをワンツーで連覇しています。



Horizont CR20_13 Hybrid LM -1



AUDI R18 e-tron quattroは、2013年暮れのシーズン2年目を完全なものにして、すでにレジェンドとなりました。



ル・マンシリーズを管轄するフランス西部自動車クラブ(ACO)は、ハイブリッド車として初優勝を獲得したAUDI R18 e-tron quattroを、



プロトタイプのAUDI R10 TDIに並び「ルマン・レジェンドカー」歴代ベストテンに選出しました。



これによりAUDI R18 e-tron quattroはシーズン2年目にしてすでに伝説となっています。



Horizont CR20_13 Hybrid LM -8



技術的には、リアアクスル部を従来型ターボディーゼルエンジン、そしてフロントアクスル部をモーターで駆動させる



新方式を採用したAUDI R18 e-tron quattroは、AUDI 初のディーゼルターボエンジンのハイブリッド・レーシングカーです。



フロントに搭載されたシステムは、ドライブシャフト2本とモーター・ジェネレーター・ユニット(MGU)1基で構成され、



コクピット内部のシート脇に設置された電動フライホイールに蓄積されたエネルギーを再利用します。



Horizont CR20_13 Hybrid LM -14



2014年の新レギュレーションでは、四輪を駆動できる速度を限定したレギュレーションが廃止されました。



それまでは、時速120 km/h以上でないと四輪駆動を利用することができませんでした。



しかし、タイトなコーナーからの加速、特に低速域でこそ4輪のトラクション性能が最大限に発揮できるのです。



Horizont CR20_13 Hybrid LM -20Horizont CR20_13 Hybrid LM -17Horizont CR20_13 Hybrid LM -22Horizont CR20_13 Hybrid LM -19Horizont CR20_13 Hybrid LM -18Horizont CR20_13 Hybrid LM -24




さてHorizont MotorSport から発売されたこのHorizont CR20_13 Hybrid、



従来どおりのスクリプトが搭載されていますので安定しています。 今回新たにボディサイドに座るポーズが追加されています。



Horizont CR20_13 Hybrid LM -42



ポーズはマシンの両側に座る事ができるよう設定されていました。 気が付いた変更点はそのくらいでしょうか・・・・・・・



そして、今回のマシンは前後のカウルが外せるようになっています。



Horizont CR20_13 Hybrid LM -39



通常のクルマですと、ボンネットやトランク部分が開閉するわけですが、



こういったスポーツカーというのは、開閉できるようにはなっておらず、前後のボディカウルは取り外し式になります。



Horizont CR20_13 Hybrid LM -40Horizont CR20_13 Hybrid LM -41



今年からLMP-1クラスへ復帰したPORSCHE、そして来年からこのカテゴリーへ参戦するNISSAN



もうすでにトヨタのルマンカーはHorizont MotorSport より発売されていますので、今後のルマンカーの発売も期待しましょう。



今回はCUBIX のPITがお盆前より改装中でボス多忙のため、Whity Organiserがご紹介しました。



まだまだ完成していませんが、ボスがAUDI PITを製作したので、そちらに2013年モデルのサンプル車があります。



12年、11年モデルは、ボスが購入していないのでサンプル展示はしておりません。



TPは右サイドバーのCUBIX RACING 2nd FACTORY ⇒⇒⇒TPの部分からどうぞ



残念ながらHorizont MotorSport さんは、店舗がin worldにはありませんので・・・・



Horizont CR20_13 Hybrid LM -36



こちらのHorizont CR20_13 Hybrid のご購入はこちらのMARKET PLACE よりご購入できます。



13年モデル、12年モデル、11年モデルがあります。 それぞれFAT PACKも用意されていますが、



各モデルにゼッケンが違うものまで細かく用意されていますので、ご購入の際はくれぐれもお間違えのないように !!






さて、ブログ更新が滞ってしまいましたが、BLACPAIN ENDURANCE(BES)のSPA24時間レース



2014 BES RD4 SPA 24 HOURS -90



日本からは柳田選手が加わり表彰台を目指しましたが、結果は出ませんでしたね。



普段乗らないGT3マシンという事もあり、正直なところSUPER GT GT500クラス2度のCHAMPIONとしては見せ場がまったくなかった・・・



#35 #80号車共にSUPERPOLEへと進みましたが、各車が予選タイムより0.3~0.8secの幅でタイムアップを図る中、



千代選手はSUPER LAPを失敗。 逆にポジションを下げることになってしまいます。



#35号車は、序盤に千代選手がシケインで後ろからPORSCHEに当てられスピン。



マシンにダメージを負いペースが上げられない状況でした。 そのほか数回にわたってのスローパンクチャー



予定外でのPIT IN作業が重なり、まったくペースが掴めないまま24時間が終わってしまった感じです。



2014 NISSAN GT Academy team RJN #35 BES ROUND-4 SPA24H -472014 NISSAN GT Academy team RJN #35 BES ROUND-4 SPA24H -86Spa 24 hours 20142014 NISSAN GT Academy team RJN #35 BES ROUND-4 SPA -442014 NISSAN GT Academy team RJN #35 BES ROUND-4 SPA -6Spa 24 hours 2014





24時間というレースで接触も多かったし、路面もデブリが多く仕方ないですが、スローパンクチャーを起こさないチームもある。



ボスのKazさん曰く、トップドライバーになればなるほど、そういった路面のデブリには注意を払っているそうだ。



つまりスローパンクチャーの確率を落とそうと、ドライバー自身が最新の注意を払ってドライビングしているという・・・・



単なる偶然もあるだろう、しかしそういったドライバー自身の努力もある事を忘れてはならないのが耐久レースだと思う。



#80号車のスターティングドライバーは、今月POKKA SAPPORO 1000kmにも参戦するWolfgang Reip 。



2014 NISSAN GT Academy team RJN #80 BES ROUND-4 SPA - 62014 NISSAN GT Academy team RJN #80 BES ROUND-4 SPA - 32014 NISSAN GT Academy team RJN #80 BES ROUND-4 SPA - 442014 NISSAN GT Academy team RJN #80 BES ROUND-4 SPA - 622014 NISSAN GT Academy team RJN #80 BES ROUND-4 SPA - 652014 NISSAN GT Academy team RJN #80 BES ROUND-4 SPA -53



#80号車のすぐ後ろからスタートした#77 BMW Sports Trophy Team Marc VDS との戦いに我々は注目していました。



何故かというと、ALMS(今年からTUSCC)の2年連続CHAMPION となったLucas Luhr が、



ニュル24時間レース以降、BMWチームに加わっているからです。



MUSCLE MILK チームが突然TUSCCからの活動休止、そしてLuhrはシートを消失しました。



2014 TUSCC SEBRING 12H - 3



アメリカTUSCCにおいて今年NISSAN に加わったMUSCLE MILK 、大いに期待していましたが、チームの撤退は悲しい知らせでした。



2011年 FIA GT1 で盟友Michael Krumm(現 SUPER GT KONDO RACING)と共にJRMでCHAMPION を獲得



昨年はJRMからPeter Dumbleck ・Steaven Kain(現 Bentleyのエース)と共にBESへGT-Rで参戦し、速さを見せていました。



予選ではトップタイムだった#77号車は、SUPER POLEではBMWワークスのDirk Werner が大失敗 !!



序盤からNISSAN-Reip VS BMW-Luhr のポジション争いが勃発。 1stセクターでは圧倒的な速さをみせるRaipのGT-R。



2014 NISSAN GT Academy team RJN #80 BES ROUND-4 SPA - 61



しかし、GT-Rの遅い所も知るLucas Luhr、数周にわたるバトルは、引き出しの多いLucas Luhr に軍配。



その後もLuhr はポジションを上げ、1stスティントを終える頃には、9位のポジションまで上げてきていました。



まさにドライバーとしての実力差は歴然だった。 しかしLucas Luhrの速さを久しぶりに見れたの事は非常に嬉しかった。



2014 BES RD4 SPA 24H BMW Sports Trophy Team Marc VDS #77 -1



来年からは、WEC LMP1クラスへと参戦するNISSAN、日本からもこのプロジェクトに加わるドライバーがいるでしょう、



そしてGT ACADEMYからも数人が加わる・・・・しかし、このLucas Luhr をNISSANは絶対におさえておくべきだ。



彼は、きっとNISSANの為に良い仕事をしてくれるはずに違いないと信じている。



2014 BES RD4 SPA 24H BMW Sports Trophy Team Marc VDS #77 -3



#77 Sports Trophy Team Marc VDS と #1 WRT AUDIのトップ争いは終盤間まで続きましたが、



最終スティントで#77 BMWはタイヤ無交換という奇策にでる。 残り30分、#77 BMWは15秒のマージン



しかし明らかに♯1 AUDI は1周するたびに2秒くらいつめて来るペース。 しかし残り14分でBMWは力つきトップを明け渡しました。



1ラップ差でAUDI #3 も迫る中、#1 AUDI - #77 BMW - #3 AUDI - #26 AUDIでフィニッシュ 。



どちらかというと今のBOPでは不利? とされるBMW と AUDI が上位を独占。 見事な総合力としか言い様がありません。



2014 BES RD4 SPA 24H BMW Sports Trophy Team Marc VDS #77 -8



それにしても名門コースSPAの名所”オールージュ”(Eau Rouge )でのクラッシュが目立った。



以前にもボスがココで書いていたように、ココでのクラッシュは命に関わる大きなモノとなってしまう。



今回も数回オールージュでクラッシュが起きましたが、後続がクラッシュに突っ込んでしまうチェーンクラッシュとなってしまうケースが多い。




スタートから1時間半後に発生した#100 Ferrariのクラッシュでは、#80号車のAlex Buncombeがギリギリのところで回避しました。



SCが入り、リスタート直後に、Boutsen Ginion のMcLaren MP4-12Cが1台を巻き込みクラッシュ、



再びSCが入りリスタートしますが、スタートから2時間半後に3度目のオールジュでのクラッシュが発生しました。



このときは6台くらいを巻き込んでの大きなクラッシュでしたが、けが人はでていません。



今回のSPAはFerrariが起因となるクラッシュが多かったように思います。 参戦台数を稼ぐ為に今年から設定された



Gentlemen Trophy (GTクラス)のドライバーに、我々としては問題があるように見えていました。



日本のSUPER GTもそうですが、一定レベルに達していないドライバーが少なからずいる・・・・・という問題。



ボスはココで書いていませんでしたが、例えば今年のBESの開幕戦MONZA、#333 のグリーンのFerrariなどは実に酷いものだ。



Officialの動画を見てもらえればわかりますが(レース開始1時間~2時間)、このFerrariは何回コースアウトしたことか・・・



ロシア人ビジネスマンのジェントルマンドライバーという事しかわかりませんが、もうちょっと下のレースで経験を積むべきだし、



とても危なっかしいドライバーが多いのは事実・・・・SROは再考するべきなのではと思います。



SUPER GTでは、先日AUTOPOLISでプライベーターのGT-Rがクラッシュ・・・・・



あわやフェンスを飛び越えそうな勢いだったし、ブレーキにトラブルがあったのなら直ぐにマシンをピットに戻すべき。



今や、すべてのチーム無線を傍受していると言われるGTA、状況は十分理解しているはずなので、



あのようなクラッシュは、厳重なペナルティポイント(ドライビングモラルハザード)を科すべきだと思う。



観客を巻き込んでのクラッシュほど悲劇はないのだから・・・・・・



2014 BES RD4 SPA 24 HOURS -1502014 BES RD4 SPA 24 HOURS -1512014 BES RD4 SPA 24 HOURS -712014 BES RD4 SPA 24 HOURS -312014 BES RD4 SPA 24 HOURS -1262014 BES RD4 SPA 24 HOURS -70



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長野の南木曽に続いて、広島県では大雨で大変な災害になってしまいました。



お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さま、そのご家族の方々に対しまして、



心よりお見舞い申し上げます。 捜索が続いていますが、一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。



今週F1では、ケーターハムからアンドレ・ロッテラーがF1デビュー、それも小林可夢偉に代わって・・・・



AUDIドライバーになった今も東京に住む親日家のロッテラー、心境は複雑だろう・・・



しかし今のF1で、しかもケーターハムから参戦はあくまでもスポットだと思う。



彼にはAUDIでの大きな仕事もあり、しかもトム・クリステンセンだって、あと何年乗るかもわからない状況の中、



トムクリ引退の後は、名実共にAUDIのエースとしての待遇が待っている。 AUDIにはGT3、WEC、DTMと



選択肢も多い、そんな中まだ日本でSUPER FORMULAもTom'sより継続参戦しているロッテラー。



ロッテラーにしてみれば夢のF1・・・・なのかもしれないが、今のポジションを投げ打ってケーターハムへの加入という



決断は、個人的にはないように思うが、その去就はどうなっていくのでしょうか・・・・・・



そしてこの時間Q-Raceが行われているBlancpain Sprint Seriesスタートでランボルギーニが宙をを舞い大クラッシュ



雨の中難しいレースになっていますが、現在赤旗中断中です。 それではまた
 







Posted by CUBIX GROUP at 22:10 │CUBIX RACING