CUBIX GROUP
2011年02月25日
12:12
トヨタ自動車は、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーで
高級車ブランドであるレクサスからワールドプレミアする
『LFA』モデルのスパルタン仕様"ニュルブルクリンクパッケージ"の
オフィシャル写真を公表しました
『LFA』をさらにサーキット寄りのセッティングを施したのが特徴で
外観は、リアの角度調整式大型ウイングが目を引きます
フロントバンパーも、大型スポイラーとカナードを備えた専用デザイン
どちらも、素材には軽量なCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)を使っています
4.8リットルV型10気筒エンジンは、最大出力が10psアップし、570psを発生
6速2ペダルMTのASGは、シフトプログラムが専用設定となり
ギアチェンジの時間を0.2秒から0.15秒へ短縮させているそうだ
左右のリアテールレンズの下の黒い網の部分には、ラジエーターと電動ファンが収まっています
トランスアクスル方式も採用しているのでミッションはデフの位置へ
前後重量配分は48:52とFRとしてはやや後方寄りの重量配分になっています
このLFAとは"Lexus Future Advance"の頭文字を取ったもので
もともと2000年頃、社内で「究極の国産スーパーカーを作る」という計画が持ち上がり
この「レクサスLFA」の開発がスタートしました
当初は、「LS」などに採用されているV8エンジンをベースに開発することも考えられていましたが
トヨタ自動車が2002年からF1に参戦することも重なって
F1マシンのイメージを織り込む目的でV型10気筒エンジンを開発し搭載することとなります
しかしご存知のとうり、2009年F1からの突然の撤退を表明
自社のサーキットである富士スピードウェイでのF1開催権までも返上してしまいました
世界56か国で500台の限定販売されるレクサスLFA
今から3年前の2008年ニュルブルクリンク24時間レースにはLFAが1台参戦しています
ドライバーは中谷明彦、清水和夫、飯田章、木下隆之の4名の日本人ドライバー
予選は総合27位、決勝ではトラブルが多発し(オイルクーラーからのオイル漏れ、後輪ハブボルト破損等)
初期トラブルが多く発生し、総合121位という散々な結果に終わっています
2009年も同レースに2台が参戦、このレースには現在の社長でもある豊田章夫氏も自らステアリングを握った
このレースにおいても1台はリタイヤ、もう1台は総合87位(SS上部が2009年参戦モデル)
2010年も2台体制で参戦し、50号車の木下隆之、飯田章、脇阪寿一、大嶋和也組が
SP8クラスのクラス優勝(総合18位)を獲得していますが(SS下部が2010年モデル)
トヨタファンには酷な言い方になりますが
発売前に大きなプロモーションの要素となるような結果ではありませんでした
現在国内GTではレクサスSCで参戦しているトヨタですが
国内のスーパーGTへの参戦予定はないようです
世界限定500台というには、いま1つ盛り上がりに欠けるこのLFA
実際今までこのマシンを紹介するタイミングもないまま、ここまで来てしまいました・・・ww
F1からも撤退し、当初のコンセプトどうりF1をからませる事ができなくなり大きく方向転換
単なるロードカーで終わらせたくもなく、無理やり考え出したような今回のニュルパッケージモデル・・・
ここにきて少しづつ納車のニュースを耳にするようになってきました
お騒がせセレブとして有名なパリス・ヒルトン・・・・日本においても入国審査で大騒ぎww
なんとその彼女がレクサスLFAのオーナーになった事がわかりましたw
パリス・ヒルトンは今月30歳の誕生日を迎えるのを前に
ラスベガスで複数のナイトクラブを経営する企業家のボーイフレンドから
イエローのレクサス LFAをプレゼントされたという(ニュルパッケージではないタイプ)
彼女はピンクのベントレー『コンチネンタルGT』を所有していることでも有名ですが
トヨタにとっては宣伝材料としていい話なのか、それとも迷惑な話なのか・・・・・・^ ^;
今日ご覧いただくのは、レクサス LFAのニュル24時間での車載映像です
ドライバーは昨年50号車に乗った、トヨタのエースドライバー脇坂寿一選手
解説が入っていますが、これは走りながらではなく、あとから解説をいれているようです
先日GT-Rを2回に渡ってお話をしました
その中で、日産グローバル本社でのイベントの案内をしましたが
場所を「横浜駅から~」を「新横浜駅から~」と表示してしまいました
メンバーの左京くんが気がついて訂正したんですが・・・ご迷惑おかけした方がいらっしゃったら
ゴメンナサイ !!!!
CUBIX RACING / kaz Galtier