CUBIX GROUP
2012年09月23日
11:11
9月18日 火曜日 日本時間の午後、Nissan America は、テネシー州 Nashville の北米本社で 発表を行い、
今年のLe Mans24HoursにGarage 56の枠で参戦し、惜しくもリタイアした 出田 翼 ~DeltaWing~ が、
10月17-20日にRoad Atlanta で開催されるALMS "Petit Le Mans" に、再び挑戦するとアナウンスしました。
尚、出田 翼 ~Delta Wing~は、 2014年シーズンのALMS シリーズに参戦もアナウンスされています。
今回の"Petit Le Mans"のドライバーは、GT Academyの長男Lucas Ordonez 、
そして、ALMSシリーズの2011 PC-クラスのCHAMPION "Gunnar Jeannette" 2名のドライバーラインナップ
今年のLeMansのレギュラードライバーだった、Marino Franchitti 、Michael Krumm 、本山哲3名での参戦ではないようです。
Lucasは、Le Mans 開催前の5月に、FranceのMagney Coursでの出田 翼のTestで既にドライブ済み。
このテストへは、Marino Franchitti と共に参加した事は以前お伝えしていますが、
この時、Michael Krumm、本山哲の両選手が、SUPER GTの日程と重なり、
SUPER GTのROUND-2 富士戦の終了後に合流したのはご存知のとうりです。
Lucasの5月のテスト参加が、今回のALMS参戦への布石だったのかは、よくわかりませんが、
とにかくNISSANドライバーとして、今シーズンは世界を飛び回り、フル回転状態のLucas Ordonez選手。
この他GT Academyのイベントにも参加したり、NISSANのプロモーション活動にも駆り出されていますね・・・・
もともとDelta Wingは、アメリカで始まったプロジェクト、開幕戦のSebringでもデモンストレーションを行いましたが、
フィナーレとなる最終戦への参戦が決定し、プロジェクトに関わっている人たちも大いに喜んでいる事でしょう。
Le Mans24Hoursでは残念な結果に終わりましたが、とにかくもう一度見れる事は、我々にとっても楽しみです。
Lucas Ordonez選手は、パリでのNISSANのプロモーションを終え、金曜日にテストの為アトランタに入っています。
フィナーレとなるPetit LeMansに向け、Gunnar Jeannetteと共に精力的にテストを重ねる事になるはずです。
このALMSのフィナーレ"Petit Le Mans"は、1周約4.08kmのコースを1000マイル(1,609km)、10時間をリミットとして、
10月17-20日にRoad Atlanta で開催されますのでご覧下さい。
そして来週は、SUPER GT ROUND-7 オートポリスでの九州熊本決戦 !!!!
富士戦は久々に足を運び観戦となりましたが、NISSANが意地の1-2フィニッシュ
昨年から比べれば、GT-RのストレートスピードもSCには劣っていなく、調子は良さそうだった。
しかし、NISSAN#23号車は、決勝での黄旗追越があり、痛恨のペナルティ !!
Pit inする周の出来事だったようですが、Michaelとしては、痛恨のミスとなってしまった。
しかし起こったことは仕方がない・・・CHAMPIONSHIPは遠のいてしまいましたが、何とか意地の1勝を見せて欲しいところ。
富士ではニューバージョンのエンジンの投入で、とくに第1セクターが改善された事は、予選の1-2フィニッシュからも証明されました。
次戦オートポリスでは、若干の空力系の変更があるように聞いていますが、
昨年も勝利した得意のオートポリスで、そろそろ#23が勝利しないと、ファンの不満も爆発するかもしれません。
一部には昨年FIA-GT1のドライバーズチャンピオンMichael Krumm選手に対し、批判的な記事も見かけますが、
マシンのセットが決まっていない事が、一番ドライビングへの負担になっている・・・・が個人的見解。
しかし、そこは何とかドライバーの腕でねじ伏せて !!・・・・・なんて漫画のように期待をする事はやめましょう・・・無茶です
FIA-GT3マシンの導入で、昨年度から比べGT500のマシンはリストリクター径が変わり、
40馬力ほどパワーが増しているといわれています。 そして昨年からのタイヤウォーズ・・・・・
BSも頑張っていると思うが、なかなかこの新しいタイヤとマッチしたセットアップが見つからず、もがいていますね・・・
レースにはトラブルやアクシデントはつき物ですが、まだまだ何が起こるかわかりません・・・・・
#23号車には、ドライバー頑張れではなく、まず吉田エンジニア頑張れ!! といいたい気持ちです。
一方GT300クラスは、富士ではFIA-GTマシン勢にトラブルが続出し、HANKOOK PORSCHEがランキングトップに躍り出ていますが、
このHANKOOKの韓国タイヤがチャンピオンになる事は、何とも受け入れがたく、日本勢は意地を見せて欲しいところですね。
APの事前タイヤテストには、このHANKOOKチームは参加していなく、この辺りがどのように影響するのか・・・
そして富士でのSUBARU BRZ を見てきましたが、いや~格段に良くなってきている・・・・という印象
富士スピードウェイは、BRZには不向きですが、終わってみれば今シーズン最高位の6位フィニッシュ
オートポリスは得意のサーキットの部類に入るだろうBRZ、佐々木選手の地元でもあるし、
Proud of BOXER・・・・・いい走りを期待しましょう。
このAPは路面改修され、随分とタイムがあがっているそうですし、セミウェットでのタイムが昨年のレースラップとほぼ同等・・・・
データが少ない分、当たり前な事ですが、タイヤの使い方も大きなポイントでもあります。
同じく一部を路面改修した夏のPOKKA1000km鈴鹿では、いろいろな事が起こったのは記憶に新しいところ・・・・
鈴鹿ほど路面温度は上がらないにせよ、各チーム、プラクティスから慎重に入っていかなければなりません。
昨年も案内したとうり、オートポリスは観ていて本当に面白いコース、週末の戦いに期待しましょう。
さて、今日は発売前のマシンをチラっと紹介・・・・・この角度からだと、車種がよく分かりませんね
ここからだったら、わかりますね・・・・・・どうやら35のGT-Rのようです。
発売前なので、あまり多くのSSは撮れませんでしたが、ホイールも綺麗な感じです・・・・・・
今月末か来月初旬になるそうで、One way street machine からのリリースを待ちたいと思います。
GT-Rにはいくつかのバージョンがありますが、個人的にはGT3仕様のGT-Rも作ってほしかったですね。
SLで販売するクルマの基本は、やはり市販車なのでしょうか・・・・SLでもGTカーはたくさんありますが、
GT-3のようなマシンがないのが、最近ちょっと不満に思いますね・・・・・
さて今週末、イギリスではBritcar 24Hoursという耐久レースが開催されます。
日本車は、NISSAN 370ZがGT Academyのインストラクターによるチームによって参戦しています。
その他、トヨタ86がTOYOTA GBより参戦。 こちらはワークス体制でしょうか・・・・?
トヨタよりの大掛かりなアナウンスがないので、結構このレースを知らない方が多いかもしれませんね。
かつて80年代にBTCCで活躍した(AE86で)、Chris Hodgetts の名前がエントリーされています。
もう一人Hodgettsという名前がありましたが、彼の息子さんのようです。
その他、もう1台の86がプライベーターよりエントリーされていました。TOYOTA GBの車載映像のU-Streamをご覧下さい
そしてFIA-GT1は、今週ニュルのグランプリコースでの開催です。
最近はFIA-GT3 ヨーロッパ選手権との共催となり、魅力半減・・・・・ぷぷっ
しかし、美人リポーターのHailey Coxon が久々にサーキットへ戻ってきているので、少しはましなのか・・・・・
カレンダーも大幅に変更になり、来週も連続して開催されるドニントンパーク戦でフィナーレとなります。
今年のTEAM CHAMPIONSHIPは、おそらくSLS AMGで参戦するALL-INKL.COM Münnich Motorsport
ドライバーズタイトルは、SLS AMG #38 VS Z4 #18 の争い・・・こちらは、最終戦までもつれこみそうですね
やっと暑い日差しがやわらぎ、夜も過ごしやすくなってきましたが、季節の変わり目の体調管理にご注意下さい。
なにやら27日からのパリモーターショーでは、このブログのテンプレートにも写真を載せていますが、
McLarenが凄いマシンをアンベイルするそうですよ !! それでは素敵な週末を・・・・