50周年記念モデル・・・

CUBIX GROUP

2013年03月10日 10:10


スイスで開催されているジュネーブモーターショー


今年で創立50周年を迎えたLamborghini 社は、その記念モデルとしてLamborghini Veneno を発表。





『Veneno』は、スペイン語で「毒」という意味だそうですが、


ご存知のとうりLamborghini 社のネーミングの伝統は、伝説的な闘牛に関わる名前から付けられています。(一部例外あり)


この『Veneno』という名前も、スペインの闘牛の歴史上、かなり有名な闘牛の名前だそうです。





すべてCFRP(カーボンファイバー強化プラスティック)で製作されたボディの形状で、


その乾燥重量は1,450kg、現在のフラッグシップモデルのAventador よりも125kgも軽量化しており、その技術の進歩には驚く。


ちなみに、Murciélago(ムルシエラゴ )は1,650kg、V10エンジンのGallardoが1,430kg だから、相当軽くなっているのがわかります。


ミッドシップには、6.5リッターV型12気筒エンジン、これも現在のフラッグシップモデルのAventador を50psも上回る750ps。


このエンジンを7速のパドルシフトで駆動する4WD、0-100km/h加速もアヴェンタドールから0.1秒短縮し、2.8秒。


パワー・ウエイトレシオは、僅か1.93kg/ps !!!!!! 凄すぎる!!


そして、このマシンの最高速度は355km/hで、まさしく、史上最速のLamborghini !!





エンジン冷却も考えなければならない市販車(公道車)、そのフロントエンド部分は、ウイングとしても機能するだろう、と、


容易に想像がつき、非常に攻撃的で、力強い矢印型のフロントエンドデザイン。 空気の流れとダウンフォースを生むと同時に、


フロントから流入したエアをフロントのフード部分、そして、フロントフェンダー後部に設けられたアウトレットへ


これは、SUPER GTのGT500クラスノマシンや、プロトタイプのマシンでも最近良く見られるデザインだ。





リアエンド部分には、いかにも巨大なダウンフォースを生みそうなリアディフューザー、まさに圧巻 !!!!


Le Mansカーではお馴染みのシャークフィン(鮫の背びれ)は、Le Mansカーよりもカッコ良く見えるから不思議です。


このフィンは、ブレーキング時の制動力とリアの安定性を高める効果があると言われています。





フロント20インチ、リア21インチのセンターロック式アロイホイール


ホイールのリムにはカーボンファイバー製のリングのようなものが標準装着されていますが、


私の翻訳に間違えがなければ、タービンのような効果を生み、カーボンセラミックブレーキの冷却に役立つという説明です。


そして、写真でも分かるように、Pirelli P ZERO タイヤが収まるフェンダーアーチ部分が丸くなっていません。


どういった意味があるのかは分かりませんが、何かやってくれそうな、そんな期待感のある斬新なデザインです。





このLamborghini Veneno は、たった3台の世界限定車、すでに買い手が決まっているという事ですが、


どうせ買主は、ミドルイーストの石油王あたりだろう・・・・お値段は300万ユーロ


今日のレートだと、もし日本で買うならば、消費税込みで、限りなく4億円に近い価格になる。


価格はそれなりのプライスで、ぜひSLでも世界限定10台くらいで販売してみては、いかがでしょうか。


ぜひぜひ、コレクションの1台に加えてみたいものです  www



さあ今日ご紹介するのは、Haru Motorsから発売されている La Av





Lamborghiniといえば、何と言っても最大の特徴のバーチカルドア。


一般的にはガルウィングタイプのドアとも呼ばれていますが、Lamborghiniのそれは、ドアヒンジの取り付け位置が違うため、


バーチカルドア、他にはシザース(鋏)ドア、ジャックナイフドアなどと呼ばれています。


Lamborghini 社としての統一した名称は、ないと聞いた事がありますが、Mercedes 300SLなどとは違う形状ですよね・・・・






最近では次々MESH MODELへと進化し、ますますボディラインが美しく表現できるようになりましたね・・・


昨年ご紹介したHaru MotorsのBM 4(Z4)も、ボンネットの2本のキャラクターラインは見事でした。


今回このモデルに装備された新しいワザは、可倒式のドアミラー


停車中は折りたたまれていますが、乗車すると自動で通常のドアミラーの位置へと変更されます。





そしてリアスポイラーも装備、直接クリックすることでON/OFFします。


リアからのスタイリングも、セクシーな感じです。





リアハッチをクリックすると、V12エンジンが見事に再現されています。


中央の十字に装備している黒いパイプは、タワーバー。 ボディ剛性を高める効果があります。


具体的には、コーナーリング時というのは、横Gがかかり、ボディそのものがねじれてしまいます。


これはもちろん市販車でも同じですが、カーブと逆方向に体が持っていかれますよね・・・あれが横G


横Gによるボディのねじれを止めて、ホイルアライメントの変形を抑える効果があります。


サンルーフが装備された頃の昔の市販車が、数年後には不具合や異音が発生していたのは、


ボディのねじれによる、ボディ剛性の低下が原因といわれていました。


そしてSSの下の左右からでているシルバーの部品が、このマシンのリアのサスペンションで、プッシュロッド・サスペンション式





インテリアに目を移すとLamborghini社は、かつてメーターなど計器系統の表示はアナログ方式でした。


このAventador からは、今では主流となっているTFT液晶のデジタルディスプレイに変更されています。


センターコンソールの赤いボタンが、本来このマシンのイグニッションボタンですが、


このSLのマシンでは連動はしていませんので悪しからず・・・・


それにしても、MESH仕様になってからは、ますますボタンやスイッチ類のコンソール部分のリアルさが増していますね。


しかしながら、ステアリング形状については、今となってはちょっとデザインの古さを感じますね・・・・





バケットシートに乗車すると、シフトチェンジ?右手が動くアニメーションが入っているように感じます。


しかしこのマシンのフロア部分には、ミッションのシフトレバーそのものが存在しません。


シフトアップ、シフトダウンは、ステアリング裏にあるパドルにて操作します。





マシンカラーは全7色。 このマシンが発表されたのは2011年の3月のジュネーブモーターショー。


その時、世界に向けて発表されたのがオレンジのマシンでしたので、個人的にはオレンジをおすすめします。





こちらのHM La Av のお求めは、AYA U.S.A あるいは、HaruMotorsまでどうぞ !!



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今週末北日本は大荒れのようですが、今週寒さがやっと峠を越し、暖かい春の陽気が関東では続きました。



しかし花粉、中国からの黄砂とPMなんちゃら・・・・まったく困ったものです。



さてさて一昨日、JRM Racing の今シーズンのBESに参戦するドライバー陣が発表になった。



Pro-ClassにはLuhrとDumbreckと組むドライバーはSteven Kane 、そしてPro-Amクラスの3名も発表になり、



United SportsでMcLarenをドライブしていたMatt Bell などの名前がアナウンスされています。



そしてGT AcademyのRJNも今シーズンの予定をDarren Cox氏が発表した。 詳しくはまた次週にでもお伝えしたいと思います。



そして来週末には、ALMSのSEBRINGの12時間耐久、F1もオーストラリア Albert Parkで開幕



遅れていた梅のつぼみもふくらんで、確実に春の足音が聞こえてきています。 それでは良い週末を




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