CUBIX GROUP
2013年05月05日
20:45
ゴールデンウィークも後半、皆さんいかがお過ごしですか・・・・・
今週のCUBIXからのニューマシンの紹介はお休みします。 すでに紹介予定のマシンも決定しており、
次週の紹介に向けメンバーが鋭意努力中・・・・のはずです。 ww
あの大渋滞の中、クルマで出かける気も起きず、普段出来ない愛車の手入れ・・・・
暫く回していなかった愛車のエンジンにも火が入り、どうやら機嫌が戻った模様で一安心・・・ぷぷっ 単純な奴
どうしても寒い時期は、手入れが面倒になりますね・・・・・
東北の一部や北海道では雪が降ったそうで、まったくもういい加減しておけよ・・・といった感じでしょうか
待ち遠しかったせっかくの春を、早く届けてあげて欲しいものです。
先週のSUPER GTはNISSAN勢の完敗。 GT300では、エコカーが優勝するなど、まったく面白くないレースだった。
スタート後すぐに最終コーナーで発生した、HONDAの同士討ちでKEIHINのパーツがホームストレート上に散乱し、
多くのマシンがホームストレートでスローパンクチャーし、展開に水を差したのは残念だった。
昨晩のWEC ROUND-2 SPAにおいては、AUDIの1-2-3 フィニッシュで、こちらは完勝でしたね。
今日は、SUPER GTの事務局から先月の18日に発表された、韓国ラウンドについてモノ申す !!!
で、だから言ったでしょ? 最初から開催すべきじゃないって・・・・
一昨年仮調印してした AUTOBACS SUPER GT SERIES の韓国開催。
正確には2013 SUPER GT All Star IN KOREAというエキジビションレース。
GP開催地として周辺環境の評判が最悪とされる、韓国インターナショナルサーキットが予定地でした。
このエキジビションは、今月の5月18~19日に開催される予定でしたが、「諸般の事情」を理由に延期が発表されました。
F1-GRANPRIXが初めて韓国で開催されたのが、2010年10月22日から24日まで。
開催の10日前の2010年10月12日にFIAの承認がおりた疑惑のレーストラックだ。
通常開催90日前にFIAの調査が必要なはずですが、何だかんだズルズルとFIAの査察を引き延ばす工作。
まぁ当然の事ながら、裏金も相当使ったんではないかと勝手な想像・・・・チーム関係者でさえ、ホントに開催するの?ってな感じだった。
FIAのF1技術部門責任者であり、FIAの安全委任会やパルクフェルメの責任者も兼任するCharlie Whiting も頭を悩ませた。
しかし、この韓国の一件があってからは、この90日前の査察・承認の可否は厳しくするとしたが、必ずしも守られてはいません。
また韓国GP開催直前の準備中に、クレーン車が倒れて観客席を壊したり・・・当時写真が随分公開されましたが、
工事関係者だか野次馬だかわからないような格好で、作業員はヘルメットなし・・・・・
日本の工事現場では、どんな小さな家を建てる時でも、絶対にヘルメット(保護帽)着用の義務があると聞いた事があります。
突貫工事で間に合わせたサーキットは、案の定予選が始まると、路面に凹み箇所が出来てしまった。
プラクティス中にマシンが瞬間的に亀の子状態になり、スピンするマシンもありました。
ちなみにFIAが定めるサーキットの路面の凹凸差の基準は、3メートル間隔で最大3ミリ以下。
しかし凹凸差と言うよりは、しっかり固めた地面の上にアスファルトをのせているわけではないのだから、問題外ですよね。
火が出たベッテルのマシンの消火作業をコースマーシャルが行なわず、ベッテル自身が行なうなんて珍事もあって、
マーシャルも信用できないし、いざという時に役に立たないコースマーシャルなどまったく意味がない・・・・
つまり運営面においても、多くの懸念材料があるという事・・・・
2007年の富士スピードウェイでのF1開催のように、トヨタが日本においてもズサンなF1開催を行い、
その後訴訟に発展した富士でのF1開催、背伸びすることなく、日本のF1開催は鈴鹿に任せておくのが一番安心だ。
関東から行くには確かに遠いかも知れないが、日本のファンには”F1=SUZUKA” が十分根付いていると思う。
観客自身が勝手知ったる場所での開催というのは、混乱も少なくて済む。
今回の延期報道では、「諸般の事情」・・・あたかも北朝鮮の問題も含めての決断のようにも感じるが、報道は曖昧です。
この開催1ヶ月前での延期決定は、明らかな契約不履行があったか、相互が合意できない事案があったからだと思う。
正直、企画されていたツアーも高いし、こんな不便な場所へ日本からわざわざ観戦に行く人も少ないでしょう・・・・
チーム関係者も、サーキット周辺のラブホテルに宿泊しなくてすむわけだから、正直ホっとしているのではないかとも思う。
かつてTI英田(現 岡山国際サーキット)でもF1が開催されたましたが、ここもすぐ近くには宿泊施設は少なかった。
もちろんサーキットホテル(ロッジ?)も併設されていましたが、全チームの関係者が宿泊できるほどのキャパはありません。
しかし、湯郷温泉が車で40分くらいの場所にあり、チーム関係者が日本式の旅館に宿泊しサーキットまで通いました。
これはこれで日本式の温泉(入浴)を関係者が楽しみ、大いに盛り上がっていた記憶があります。
湯郷温泉のある美作といえば、なでしこジャパン元キャプテンの宮間選手が所属する岡山湯郷ベルがあるあそこです ww
私も、TIサーキット英田時代に4度行きましたが、宿泊はいつも湯郷温泉でしたね・・・。
話を戻して、随分前にこのブログにおいて、WRCから撤退したヒュンダイの問題を取り上げたことがありましたが、
過去にも、このような問題を起こしているのが韓国と言う国だし、個人的には今回の件は、想定内の出来事でした。
表向きには”延期” になっていますが、2013年はすでにスケジュールも決定しており、年内の開催はないでしょう。
・・・・というか、もう話し合いのテーブルにつく必要性も無いと思うし、先週末も富士スピードウェイに8万人が集まるような
集客力のあるこのビッグイベントを、安売りする必要性などまったくないし、物流コストだけを考えての韓国開催なんだろうか?
しかも韓国チームの参戦に向け、GT マシン製作の技術支援まで行なう・・・・どこまでお人好し?
その支援の範囲はわからないが、パクリの問題や、結果勝てなかったのは日本人のせいとなるのが関の山
日本においてこのような大きなイベントに育ってきた背景には、それぞれの努力の賜物だと思いますが、
その努力の一端には、多くのモータースポーツファンの後押しによって支えられ、育ってきたことをGTAは忘れるべきではない。
ファンという事を考えれば、あの反日国家で、このようなイベントが成功し続けるとは到底思えないからです。
最後の最後には、痛い思いをするのは日本側だろうし、大きな問題を抱えながら経済問題を優先するべきではないと思う。
今まで文化交流などと絵空事を並べたって、いつも結果は同じなんだから、関わらないのが一番だ。
今回の決定は、今年のスーパー耐久、スーパーフォーミュラーの韓国開催にも当然影響が出るでしょうね。
そもそもSUPER GTの海外ラウンドは、2000年のミレニアムからマレーシアで始まりましたが、
ご存知のとうり、親日国のマレーシアという事もあり大成功しているし、日本車の人気も非常高い。
しかし、ここにきてSUPER GT のタイでの開催という話が浮上してきています。
タイ国内のパタヤビーチにはサーキットがあるそうですが、どうやらこの場所での開催ではないようです。
SLでの知り合いのマレーシア人に聞くと、タイには国際レースを開催出来るサーキットは存在しないはずという回答だった。
さすがにモタスポ好きの彼は、隣国の事情もそこそこ理解しているようです。
そして、Buriram(ブリーラム)という所でのサーキット建設が噂になっているという事を調べてくれました。
「kaz、Do u know ”Hermann Tilke” ?」 と聞かれ、「誰???・・・ハーマン・ティルケ? ハルマン・ティルケ?」
ひょっとして、あのF1トラックの設計に関して「ほぼ独占状態で受注している」という、ヘルマン・ティルケのことだろうか?
あの韓国のサーキットも、彼の設計によるもの・・・・彼の名前もでているようで、こりゃあ建設の話は、まんざら嘘でもなさそうか・・・
タイでは、つい先日バンコク市内の公道でのF1開催が2015年から・・・という報道がされたばかり。
親日だし、日本車やチューニングカーも若者の間では人気があると聞いていますし、
このタイでのF1開催は、レッドブルが後押ししているようなので、恐らく現実味をおびそうな感じですね。
来年、いや来年以降のSUPER GT の海外ラウンドの開催場所決定はこれからですが、
タイのほかにも、FIAグレード2のサーキットである台湾の大鵬湾国際サーキット(Penbay International Circuit)も、
今後は候補に挙がってくるのでは?と思う。 まずは年末にスーパー耐久が台湾で開催されるので、注目しておきましょう。
そして、こういったソフトを日本の原動力に、「COOL JAPAN」に上手くのせてASIA戦略を進めてほしいと思います。
実際問題、5月の韓国でのエキジビション開催予定だった日は、ニュルブルクリンク24時間レースと重なっていました。
近年日本からもSUBARU、NISSAN、トヨタが参戦しており、一部のドライバーは参加できないケースも考えられました。
最近は、ネットでこのレースを観戦する人も増えており、日本でもにわかにファンが増えているので、まあよかったですね。
ついでに、韓国の東亜日報のSUPER GT中止の記事をご案内しておきますが、記事によると、相変わらず日本のSUPER GTは、
「国際自動車連盟(FIA)GT、ドイツツーリングカー選手権(DTM)と共に、世界3大モータースポーツ大会」になっています。
本当ににそうなの? SUPER GTがどうのこうのではなく、一体どこでそのような話になっているのだろうか?
しかもモータ-スポーツ大会って・・・・・翻訳が悪いのか、地元の小学校の運動会じゃないんだからさ・・・・
現在のGTレースとツーリングカーレースは別物、別カテゴリーであるという認識を私は持っています。
確かに「箱車のレース」という括りでは一緒なのかもしれませんけど・・・・・
しかし、この記者はそういった各レースそのものを理解した上で書いているのだろうか・・・・・・?
FIA GTが含まれるなら、WTCCが含まれていないという意味がよくわからないし・・・・
仮にもFIA WTCCは世界選手権の”WORLD CHAMPIONSHIP”を競うレースだ。
格式的には、今年から新たに始まったFIA GT よりも上だし、しかもFIA GTは、今年から世界選手権ではなくなっています。
昨年FIA GTの当初のカレンダーには韓国は入っていましたが、結局はキャンセルされています。
ひょっとして、海外の人気レースを誘致したいが為の捏造記事か?・・・・どうもやっていることが理解できない。
そしてスプリントレースと耐久レースやセミ耐久レースなど、すべてが一色単になっているのでは?
と、突っ込みどころ満載のこの記事、どうやら韓国にはモータースポーツの評論家が存在しないようですね。
さあゴールデンウィークもあと少しになりました。
この春はちょっとRLが忙しく、一息つくにはありがたい休日となりました。
おもえば、昨年のゴールデンウィークは事故が多く、あの関越自動車道での高速バスの激突事故がありましたね・・・・
あまり大きなニュースになってはいませんが、4/19~20に鈴鹿で行なわれたFerrari Racing Days で大きな事故がありました。
このイベントは毎年開催されており、FerraiファンとFerrariオーナーなどが参加するFerrari主催のイベントです。
以前にイベントでの599XX エボの動画を紹介した記憶があるんですが、あのイベントの中でのレース(フェラーリチャレンジ)で、
チェッカー後に大きな事故が起きてしまって、このドライバーがかなり重症を負ってしまったようです。
何故チャッカー後にあのような事故が起きたのかは理解できないのですが、一部には熱くなりチャッカーに気がついてないのでは?
というような指摘もあります。 スローダウンしているマシンに気付き、慌てて避けようとしてスピンして激突。
Ferrari458は大破し、オフィシャルも1名骨折の怪我をしたそうです。
フェラーリチャレンジに参戦する方ですから、まったくレースの素人でもないわけですが、その後の容態はわかりません。
サーキットにおいても死亡事故は起きますし、とくに走行会などに参加される場合も、色々なレベルの方がいるので、
やはり十分な注意が必要ですね。 動画は貼りませんが、検索すると数本の動画がアップされているようです。
それでは残り少ないゴールデンウィークを事故なく、気をつけてお過ごし下さい。