CUBIX GROUP
2014年03月22日
15:01
春一番が列島を駆け抜け、いよいよ春本番・・・・・来週には東京でも桜の開花が見られそうです。
SLでもあちらこちらの土地には、桜の木がREZされるのを見るのが楽しみな季節がやってきました。
さて先々週に紹介した[A M] GT3 Z4の続報ですが、POSEのスクリプトが上手く働かなかった件ですが、
やはり不具合があったようで、最新のモノにUP DATEされましたのでご案内しておきます。
HUDからPOSEの画面へと入りPOSEを選択
アバターサイズによっては、↑ ↑のように、足が埋まってしまったりする状況は良くあることですが、
ここでアバターをアジャストさせていくわけですが、どういう訳だかアバターがマシンのルーフに移動してしまう不具合
アップデートを貰い試してみると・・・・シッカリ改善されておりました。
アバターとマシンのサイズが合っていないので、不自然な感じになっていますが、スクリは正常に改善されています。
スノボに明け暮れる日々を送っていたSakyoクンが久々のログイン・・・・
Z4 GT3 のテストだというのに、このTシャツはスクーデリアフェラーリ・・・・・ちょっと天然のSakyoクンです
さっそくセッティングをいじり始め、このあたりの勘が何故だかすごくいいのが判り、2年前CUBIXのテスドラに抜擢
RLでは、グランツーリスモでも自称かなりの腕前・・・・・らしい。 あくまでも・・・・らしい。
しかし乗り始めると長い・・・・いつまでも一人で走ってる、面白い奴デス ww
昨年末にドライバーとしては身長がデカ過ぎる!、という事で身長を縮めるハメに・・・ ぷぷっ
SLではキーボード操作することになりますが、コントローラーで簡単に操作できるようになれば、いいんですけどね・・・
このAUTOMANIAのマシンは、セッティングの幅が他のものよりも広く、自分用にリセッティングする場合は、
ある程度RLのクルマでの理屈がわからないと、難しいのかもしれません。
どこまで突き詰めるかにもよりますが、個人的には、やはり”よく曲がる”が基本になると思います。
感覚的なものもありますのが、あまりクイックすぎると操作しにくいし、スローすぎても違う感じになりますからね・・・
かなり良くできているZ4 GT3であると思いますよ。 お勧めします!!!
AUTOMANIAさんから発売されている[AM] GT3-Z4 のDEMO は、↓ ↓こちらからどうぞ
http://maps.secondlife.com/secondlife/Nyn/141/226/2327
http://maps.secondlife.com/secondlife/Radiant%20Isle/86/183/26
そして、MARKETPLACEは、こちらからJUMP !!
さてこのBMWZ4 GT3ですが、リアルなレースの世界では今年も日本のSUPER GTシリーズに参戦します。
昨年までのGSR&Studie with TeamUKYOというエントラント名でしたが、GSR と Studie が袂を分ける事に・・・・・
GSRは昨年の体制をそのまま継続、元々BMWの有名なインポーターでもありチューナーのSTUDIEが独立した形になりました。
しかしこのSTUDIEには、正式に BMW JAPANが完全にサポートし、
「BMW Sports Trophy Team Studie」というチーム名称になります。
この発表は2月17日、東京駅八重洲口にそびえ立つグラン東京サウスタワーのBMW JAPAN本社にて行なわれ、
ワークスではないですが、これはほぼワークス体制といって過言ではありません。
GT3カーを持つ自動車メーカーでは、今やカスタマーチームという言葉が頻繁に使われますが、
BMWでは2014年から名称を統一しカスタマーチームは「BMW Sports Trophy ・・・・・」と呼ぶようになるそうで、
元々BMWには1年のBMWでのレース成績を表彰する「BMW Sports Trophy」という制度があり、
かつて日本でも活躍し、現在WTCCに参戦するトム・コロネルが昨年この賞を受賞したりしています。
このBMW Sports Trophy と カスタマーチームという名称を今シーズンから統合したそうですが、
現在あるいはこれからBMWで参戦するチームにも、このSports Trophyへ参加できる権利はあるそうです。
当然BMWで参戦するチームには、今までどおり包括的なチーム(カスタマーレーシング)へのサポートとは行なわれます。
但し、チーム名に『BMW Sports Trophy』を使用できるのは、1つの国に1チームだけなのだそうです。
チーム運営の体制そのものであるドライバーやスタッフ、スポンサー、ホスピタリティ、資金的なものも含めて、
BMWの定める一定の基準に達していると認められるチームに与えられるのでは?と勝手な推察・・・・・
BMW Sports Trophy Team Studie のドライバーには、BMWワークスドライバーであるヨルグ・ミューラー(Jörg Müller)、
そしてLe Mansで総合優勝の経験もある日本人ドライバー荒聖治選手という強力な布陣。
荒選手は、昨年までGT500のトヨタ系の4番手チームからのエントリーという待遇を蹴り、新たなこのチームと契約。
これまでいろいろなチームで参戦してきた荒選手ですが、彼も今年で40歳、まだ脂が乗っているときでもあります。
ここ3年は海外のチームから声がかかる事も少ないように見えますが、今回のこのチームは彼にとっては更なる飛躍のチャンス。
持ち前の器用さで、近い将来日本人初のBMWの顔となることに期待したいと思います。
一方、昨年夏の鈴鹿で助っ人としてBMWから派遣されSUPER GTへ参戦した ワークスドライバーのJörg Müller ですが、
1997年、Le MansでNISSAN R390 GT1をドライブした時代もあります。
Jörg Müllerはワークスドライバーとして、BMW Sports Trophy Team Marc VDS(ベルギー) より、
今年のSPA24時間レース、ニュル24時間レースなどへもエントリーされる予定です。
このVDSは、BLANCPAINでも有力チームであり、2011年 FIA GT1のNISSANドライバーであったNick Catsburgも
今ではすっかりチームの顔になりつつあり、頑張っていますね・・・
マシンをカラーリングを見ると、、BMWモータースポーツのいわゆる”Mカラー”で、
BMWのCI(Corporate Indentity)に沿ったカラーリングになっています。
かつて日本のJTCC(Japan Touring Car Championship)でも活躍した、BMWのSchnitzer Motorsportが懐かしいですが、
レッド・ブルー・スカイブルーの3色のラインは、日本のBMWオーナーには憧れのカラーリングでしょう・・・・
チームのメインスポンサーには、テディベアーで世界中にファンを持つドイツのシュタイフ社、ほかにもウイダー(森永製菓)、
横浜ゴムはタイヤブランドではなく、自社のゴルフ用品ブランド「PRGR」(プロギア)、ファッション誌のMEN'S CLUB、
BMW純正アクセサリーにもなっている時計メーカーBALL Watch、老舗バッグメーカーの株式会社キヨモトは、
自社ブランドHERGOPOCHでスポンサードに加わり、他のチームとは一線を画す・・・・
現在の日本のレースシーンは、殆どがクルマに関連するブランドによるスポンサードが多い中、これまでにない形だ。
高級車BMWが動けば、これだけのスポンサーがいとも簡単につくという事なのか・・・・
しかし3月20日 ヨコハマのPRGRは一転してスポンサード撤退を発表しました。
いったいどこから横ヤリが入ったのか・・・・っていうか、最初から社内調整はどうなってたの? みっともない話デス・・・・
昨年と同様に初音ミクを前面に押し出しZ4 で参戦するGSR とは、ファン層がまったく別のモノになるだろうと思うし、
数年後にはDTMのマシンで、SUPER GT のGT500クラスへのステップアップをぜひ実現してもらいたいものですね。
その他海外では、BLANCPAIN シリーズにあのAlex Zanardi がBMWワークスドライバーとして復帰します。
ご存じない方もいらっしゃると思いますが、90年代の初めはF1ドライバーでしたが、
その後アメリカCART (Championship Auto Racing Teams)へと活動の拠点を移し、
97年、98年と2年連続でCARTのCHAMPIONとなったドライバーです。
時は2001年9月15日ドイツで開催された第16戦で、ピットアウト後にスピンし、後続のマシンに時速300km以上で突っ込まれ
マシンは真っ二つ !! 両足を切断するという大クラッシュを起こしてしまう・・・・・・・
ここでその悲劇の写真や動画をお見せすることはしませんが、Alex Zanardi、2001でググって見てください。
出血多量により生命の危険にもさらされ、搬送中に7回も心臓が止まったなどという記事も読んだ覚えがあります。
最終的に一命を取り留めましたが、両足を膝上で切断、両足義足での生活となり、誰もがレースからの引退だろうと考えていました。
しかしザナルディはレースへの情熱を捨てきれず、義足に改良を重ねレースに復帰するのです。
2005年からはWTCCへBMWで参戦し、入賞も記録していますが2009年にWTCCより引退。
その後、健康な体であった頃にトレーニングで使用していた自転車は、あまり興味はなかったそうですが、
彼が初めてハンドサイクルに乗った時、その気持ちは一変。 体を鍛えるために、40歳を過ぎてからハンドサイクルを始める事となります。
彼はもう少し頑張ることを決め、ニューヨークマラソンなどの海外のレースにも参加し好成績をおさめて、この新しい乗り物に夢中になります。
そして、2012年ロンドンパラリンピックにイタリア代表として参加し、彼はロードレースとタイム・トライアルの2種目に出場し金メダル2つ、
イタリアのリレー・チームのメンバーとしても出場し銀メダルを獲得し、多くのファンやドライバー仲間から祝福を受けました。
もし自分がザナルディと同じような状況になっていたら・・・・・自分はそう簡単に答えを見つける事はできないだろうと思うし、
自分の足で歩く事ができなくなってしまったザナルディの気持ちを、単純に理解しようとする事さえも失礼にあたる・・・・・
しかしザナルディのような成功者が、多くの人たちを勇気付けた事だけは間違えない。
閉幕したソチパラリンピックでは、日本人選手がとくにアルペンで大活躍でしたね・・・・
クルマ椅子テニスの世界では、世界的トッププレーヤーの国枝慎吾選手も第一線で活躍されていたり・・・
ハンディのある体でスポーツに挑戦していく、それこそ事態が自分にとってはAmazing・・・・・ただ単に凄いとしか言いようがない。
Alex Zanardi がエントリーするのはWTCC時代から付き合いのあるROAL MOTORSPORTからで、
シリーズのエントリー表が発表になっていませんので未確認ですが、BLANCPAINのスプリントシリーズだけかもしれません。
そしてこれも未確認ですが、Alex Zanardi が参戦できるようにする為に、シリーズの何らかのレギュレーション変更があった模様で、
具体的には書いている記事はありませんが、彼の体に関する事、そして何らかの補助装置をつけるような改造が必要な事、
が考えられますが、スプリントシリーズにはソロで参戦? という海外の記事もあります。
時代も進化し、レーシングカーは今やパドルシフトが常識の時代で、ヒール&トゥなど必要としない。
Alex Zanardi のマシンには、アクセルコントロールとブレーキングに必要な何らかの補助装置がつくのではないでしょうか。
こういったハンディのあるドライバーを、ワークスドライバーとして契約するBMWという会社の度量の広さも尊敬に値すると思う。
国内外で今年はとくに話題豊富なBMW、どのような戦いをみせてくれるのか楽しみですね・・・・
BLANCPAINシリーズは4月11日にITALIA MONZAで開幕しますが、先日のBOP判定も含めた合同テストでは、
今シーズンから参戦するBentley Continental GT3 がトップタイム、FAIはすでにBOPを発表していますが、
BentleyのBOPは、「SEE TABLE」となっておりサンプル数が少ない為か、まだ暫定的な扱いか・・・・・
日本からは今週千代選手がイギリスへと渡っていますので、この週末にはテストが行なわれると思います。
先週末セブリング12時間レースが行なわれたTUSCC 第2戦
お伝えしていた通り、Jann Mardenborough がMuscle Milk Pickett Racing からLucas Luhr、Klaus Graf と共に参戦
予選5位のポジションからスタートしますが、直後にLucas Luhr のペースが上がらず10番手までポジションダウン
しかし敏速なピットイン作業もあり徐々にポジションを戻し、一時はトップを走ります。
しかしKlausの痛恨のピットロード速度違反があり、12位まで再びポジションを下げてしまいます。
ステアリングについているボタン1つで、このピットロードのスピードリミットに合わせコントロールできるはずなのに・・・・
ボタンの押し忘れ?だろうか・・・・単純なミスだっただけに悔やまれます。
その後Jannへとドライバーチェンジし、彼のファーストスティントは順調に見えました。
しかしクラッシュやトラブルでレッドやイエローフラッグが繰り返される中、残り7時間20分となったところでトラブル
ピットへマシン運び修復作業が始まりますが、どうやら駆動系にトラブルがでたようでした。
この間約40分を失っただろうか・・・・ORECA-NISSAN のこういったトラブルは初めてみたように思います。
これでMuscle Milk Pickett Racing の勝負権はなくなった・・・その後パワステにトラブルがでてリタイヤとなりました。
しかしこの週末、Jann Mardenborough はたくさん学んだに違いない。
ALMSを連覇したこのチームで、Lucas Luhr、Klaus Graf と一緒に走れた事は本当に夢のような経験だったろうと思う。
それにしても、クラッシュやトラブルが多いレースでした。 タイヤが外れるチームも結構あり、非常に危険だった。
アストンマーチンは、タイヤと共にブレーキローターまで飛ばす始末、いったい何をやってるのか・・・・・
F1のように厳しい罰則を与えて、IMSAはしっかりレースをコントロールすべきだと思う。
SEBRING 12 HOURSの優勝はChip Ganassi Racing with Felix Sabatesの#1 Ford EcoBoost/Riley-DP、
開幕のDAYTONAではシボレーに負けたが・・・・しかし今回のFORDの優勝はかなりラッキー的な要素が大きい。
FORDは、トップスピードではまだまだ他車に負けている、唯一MAZDAには勝っていると思いますが・・・・・ww
そのMAZDAは、今回1台が完走を果たしデータもいっぱいとれた事と思うし、2戦目で完走は進歩したということ。
予選では2台にトラブルがでて、またダメなのか・・・と思っていましたら、決勝での#70号車は、ほとんどトラブルフリーだった。
MAZDA最大の強みである”燃費の良さ”を生かすには、後にも先にも信頼性をあげる事しかない。
ゆっくりでいいので、今シーズン終盤にはMAZDAのSKYACTIV-D が表彰台に絡む姿を見せてほしいものだと思います。
その他GTEクラスは、PORSCHE 911 RSR がDAYTONAに続いて連勝。GTDクラスもPORCHEが勝ったが、
早くGTDクラスでのNISSAN GT-R GTDを見てみたいが、まだまだデビューの夏までは時間があるなぁ・・・・
SEBRING 12 HOURSは2011年のNISSANドライバーが随分参戦しています。
PクラスにはMuscle Milk (ORECA NISSAN)のLucs Luhr、Extreme Speed Motorsports(HPD)にはDavid Brabham、
Spirit of Daytona Racing(Corvette DP )からは Richard Westbrook、皆さん相変わらず第一線で活躍しています。
Michael Krummは SUPER GT、Jamie Campbell-Walter はAMRからBLANCPAINへ、
Nick Catsburgは、先ほど紹介したとおりBMW Sports Trophy Team Marc VDSからBLANCPAINへ
昨年シートのなかった元F1ドライバーである、Enrique Bernoldi は自国ブラジルのストックカーでシートが決まった。
Enriqueは久しぶりのレース復帰となりますが、この1年もトレーニングをず~っと欠かさずやっていた。
祝福のTWEETには、律儀に返信を頂戴し嬉しい限りデス・・・・いよいよシーズンが始まった ! ON YOUR MARK?
素敵な3連休をお過ごしください・・・・・それでは、また