2011年03月26日
神 風~kamikaze~
メルボルンでオ-ストラリアGPがいよいよ開幕します
バーレンGPが中東情勢の緊迫するなかキャンセルとなり、開幕が延期となったF1グランプリ
そして日本を襲った「東北地方太平洋沖地震」・・・・
16年前、兵庫県で「阪神・淡路大震災」を経験した、日本人ドライバー小林可夢偉(ザウバー)は
普通の精神状態ではなく、この開幕を迎えることになりました
モデルの道端ジェシカと交際するジェンソン・バトンはtwitterで彼女の安否を確認したという
そして今週末、日本国旗をモチーフにしたカラーリングで戦うHRTなど・・・・・
もちろんグランプリドライバーによる、地震と津波の被災者に対するサポートも始まる
詳しくは25日のドライバー・ミーティングで、どのような支援ができるのかを話し合う予定という
バーレンGPが中東情勢の緊迫するなかキャンセルとなり、開幕が延期となったF1グランプリ
そして日本を襲った「東北地方太平洋沖地震」・・・・
16年前、兵庫県で「阪神・淡路大震災」を経験した、日本人ドライバー小林可夢偉(ザウバー)は
普通の精神状態ではなく、この開幕を迎えることになりました
モデルの道端ジェシカと交際するジェンソン・バトンはtwitterで彼女の安否を確認したという
そして今週末、日本国旗をモチーフにしたカラーリングで戦うHRTなど・・・・・
もちろんグランプリドライバーによる、地震と津波の被災者に対するサポートも始まる
詳しくは25日のドライバー・ミーティングで、どのような支援ができるのかを話し合う予定という
2010年シーズンよりF1はレース途中でのガソリン給油が禁止になっています
つまり、スタート時点でマシンに搭載するべき正確な燃料量を計算する事になったわけです
じゃあ多めにガソリンを積んでおけばいいじゃん・・・ってそんな簡単な話ではありませんww
燃料が1%多くても順位を失うかもしれないし
例えばタンクに燃料を5kg残してレースをフィニッシュすれば
レース中に10秒ぐらいをロスしたと同じ事なんだという
したがって安全マージンは非常に少なく、より速く走るためマシンの燃料を減らそうという誘惑のため
チームにとっておそらく最大の恥はガス欠なんでしょうね・・・・
つまり、スタート時点でマシンに搭載するべき正確な燃料量を計算する事になったわけです
じゃあ多めにガソリンを積んでおけばいいじゃん・・・ってそんな簡単な話ではありませんww
燃料が1%多くても順位を失うかもしれないし
例えばタンクに燃料を5kg残してレースをフィニッシュすれば
レース中に10秒ぐらいをロスしたと同じ事なんだという
したがって安全マージンは非常に少なく、より速く走るためマシンの燃料を減らそうという誘惑のため
チームにとっておそらく最大の恥はガス欠なんでしょうね・・・・
そしてタイヤですが、今期からF1にタイヤを供給するイタリアのピレリ
昨年で日本のブリジストンが撤退したため、今期より全チームにタイヤを供給します
セナvsプロスト全盛時代にも、ピレリはF1に参戦していました
しかしこの時代は、グッドイヤーvsピレリの2メーカーによる戦いでした
残念ながらこの時代のピレリは散々な結果で、グッドイヤータイヤとの性能差は明らかでした
度重なる、タイヤ表面のブリスター(剥離現象)によって、ピレリユーザーのチームは成績が残せませんでした
そしてピレリは宣伝どころか、市場においても一般ユーザーを失うことになってしまいます
かつてのF1ドライバーの中嶋悟氏もティレルでピレリユーザーの一人でしたが
個人的にはグッドイヤーであれば、もっともっと成績を残せていたと思います
3年間のF1タイヤ供給契約の最初のシーズンを迎えるイタリアのタイヤメーカー、ピレリは
2011年を通じて使用されるタイヤの種類を見分けられるようにしました
各タイプのタイヤには、"Pirelli" と "PZero" のロゴが別々の色でサイドウォールに描かれます
競技規約によると、各レースではスリックタイヤの2種のコンパウンド(プライムとオプション)が使用されます
これに加え、雨の場合はインターメディエイトとウェット用のタイヤが使用されます
タイヤの色分けは次の通り:
ウェット: オレンジ
インターメディエイト: ライトブルー
スーパーソフト: 赤
ソフト :黄
ミディアム: 白
ハード: シルバー
チームにとっては戦術がバレバレなんですが、観る側にとっては判りやすくなるという事ですね
あまりに長くもちするタイヤを作れば、マシンのタイヤ交換でのピットインが減り
オーバーテイクの機会を増やす演出をしたいFIAとしては
あまり持ちのいいタイヤを望んでいないし、適当に劣化の早いほうが都合がいいのだ
2ストップのレースが標準的になるだろうと思いますが、マシンのセットアップが重要
いや3ストップもあるかもしれません・・・・
タイヤテストでは16~17周でボロボロになっているという話も出ています
こればっかりは実際にレースが始まってみないと、我々にはわかりません
ドライバーとしては、早く走らせる技術はあっても、タイヤの使い方を間違えると勝利からは遠ざかる
かつてのアラン・プロストのようにタイヤに負担をかけずタイヤにやさしい走りも必要です
日本人唯一のF1レギュラードライバーである "小林可夢偉"
昨年度ルーキーオブザイヤーに輝いた今一番の注目日本人ドライバーだ
2009年TOYOTAのF1からの撤退で、一時は窮地に追い込まれた小林可夢偉
日本中のファンがTOYOTAを非難し、その動向を祈るような気持ちで待ち続けた日本のファン
F1とは、ドライバーが大きなスポンサーマネーを持ち、そのお金を持ってシートを獲得する側面もある世界
こういったドライバーをペイドライバーと呼びますが
しかしこの日本人ドライバーの小林可夢偉は違う
かつての先輩日本人ドライバーと違って、彼は実力でそのシートを獲得し
ザウバーチームのエースドライバーとなりました
昨年見せた数々の「神風オーバーテイク」は世界のファンを魅了し
世界のメディアからも大注目されてドライバーの一人です
相手がかつてのワールドチャンピオンのマイケルであろうとも、一歩も引かない小林可夢偉
“未来の世界王者か?”とも言われるこのタレント性を日本の企業は無視するつもりなのか?
パーソナルスポンサーはグッドスマイルカンパニー、医療法人錦秀会グループ、サングラスのRayban
ザウバーをサポートする日本企業は三菱電気とシートベルトのTAKATAのみ
NECメキシコのスポンサードが発表されていますが、これは同僚のメキシコ人ドライバー
セルジオ・ペレスが持ち込んだもの(ペイドライバー)といわれています
日本企業は、世界での小林可夢偉の評価をもっとしっかりと受け止めるべきだと思う・・・
ザウバーチームは、この週末オーストラリアGPで
なんらかのメッセージを今のこの日本へ届けてくれる事でしょう !!
小林可夢偉選手のブログは http://www.kamui-kobayashi.com/index.html
昨年で日本のブリジストンが撤退したため、今期より全チームにタイヤを供給します
セナvsプロスト全盛時代にも、ピレリはF1に参戦していました
しかしこの時代は、グッドイヤーvsピレリの2メーカーによる戦いでした
残念ながらこの時代のピレリは散々な結果で、グッドイヤータイヤとの性能差は明らかでした
度重なる、タイヤ表面のブリスター(剥離現象)によって、ピレリユーザーのチームは成績が残せませんでした
そしてピレリは宣伝どころか、市場においても一般ユーザーを失うことになってしまいます
かつてのF1ドライバーの中嶋悟氏もティレルでピレリユーザーの一人でしたが
個人的にはグッドイヤーであれば、もっともっと成績を残せていたと思います
3年間のF1タイヤ供給契約の最初のシーズンを迎えるイタリアのタイヤメーカー、ピレリは
2011年を通じて使用されるタイヤの種類を見分けられるようにしました
各タイプのタイヤには、"Pirelli" と "PZero" のロゴが別々の色でサイドウォールに描かれます
競技規約によると、各レースではスリックタイヤの2種のコンパウンド(プライムとオプション)が使用されます
これに加え、雨の場合はインターメディエイトとウェット用のタイヤが使用されます
タイヤの色分けは次の通り:
ウェット: オレンジ
インターメディエイト: ライトブルー
スーパーソフト: 赤
ソフト :黄
ミディアム: 白
ハード: シルバー
チームにとっては戦術がバレバレなんですが、観る側にとっては判りやすくなるという事ですね
あまりに長くもちするタイヤを作れば、マシンのタイヤ交換でのピットインが減り
オーバーテイクの機会を増やす演出をしたいFIAとしては
あまり持ちのいいタイヤを望んでいないし、適当に劣化の早いほうが都合がいいのだ
2ストップのレースが標準的になるだろうと思いますが、マシンのセットアップが重要
いや3ストップもあるかもしれません・・・・
タイヤテストでは16~17周でボロボロになっているという話も出ています
こればっかりは実際にレースが始まってみないと、我々にはわかりません
ドライバーとしては、早く走らせる技術はあっても、タイヤの使い方を間違えると勝利からは遠ざかる
かつてのアラン・プロストのようにタイヤに負担をかけずタイヤにやさしい走りも必要です
日本人唯一のF1レギュラードライバーである "小林可夢偉"
昨年度ルーキーオブザイヤーに輝いた今一番の注目日本人ドライバーだ
2009年TOYOTAのF1からの撤退で、一時は窮地に追い込まれた小林可夢偉
日本中のファンがTOYOTAを非難し、その動向を祈るような気持ちで待ち続けた日本のファン
F1とは、ドライバーが大きなスポンサーマネーを持ち、そのお金を持ってシートを獲得する側面もある世界
こういったドライバーをペイドライバーと呼びますが
しかしこの日本人ドライバーの小林可夢偉は違う
かつての先輩日本人ドライバーと違って、彼は実力でそのシートを獲得し
ザウバーチームのエースドライバーとなりました
昨年見せた数々の「神風オーバーテイク」は世界のファンを魅了し
世界のメディアからも大注目されてドライバーの一人です
相手がかつてのワールドチャンピオンのマイケルであろうとも、一歩も引かない小林可夢偉
“未来の世界王者か?”とも言われるこのタレント性を日本の企業は無視するつもりなのか?
パーソナルスポンサーはグッドスマイルカンパニー、医療法人錦秀会グループ、サングラスのRayban
ザウバーをサポートする日本企業は三菱電気とシートベルトのTAKATAのみ
NECメキシコのスポンサードが発表されていますが、これは同僚のメキシコ人ドライバー
セルジオ・ペレスが持ち込んだもの(ペイドライバー)といわれています
日本企業は、世界での小林可夢偉の評価をもっとしっかりと受け止めるべきだと思う・・・
ザウバーチームは、この週末オーストラリアGPで
なんらかのメッセージを今のこの日本へ届けてくれる事でしょう !!
小林可夢偉選手のブログは http://www.kamui-kobayashi.com/index.html
本日の動画は小林可夢偉の生い立ちと
昨年の鈴鹿GPでみせた「伝説の神風オーバーテイク」の動画をご覧ください
解説は、元祖神風の片山右京氏、近藤レーシング代表の近藤真彦氏、森脇 基恭氏の3名
昨年の鈴鹿GPでみせた「伝説の神風オーバーテイク」の動画をご覧ください
解説は、元祖神風の片山右京氏、近藤レーシング代表の近藤真彦氏、森脇 基恭氏の3名
ヴァージン・レーシング(Virgin Racing)は、新F1シーズンの最初の3戦
リザーブ・ドライバーとして、もう一人の日本人ドライバー山本左近(28歳)を指名しました
山本選手は、今週末のオーストラリア、来月のマレーシアGPと中国GPにおいて
ティモ・グロックとジェローム・ダンブロジオのバックアップを務める事が23日発表されました
チャンスが巡ってくるといいんですが・・・・・
CUBIX RACING / kaz Galtier
リザーブ・ドライバーとして、もう一人の日本人ドライバー山本左近(28歳)を指名しました
山本選手は、今週末のオーストラリア、来月のマレーシアGPと中国GPにおいて
ティモ・グロックとジェローム・ダンブロジオのバックアップを務める事が23日発表されました
チャンスが巡ってくるといいんですが・・・・・
CUBIX RACING / kaz Galtier
Posted by CUBIX GROUP at 12:13
│CUBIX RACING