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2011年03月31日

え~!! 失格かよ^^;

開幕戦はRed Bullのセバスチャン・ベッテルが優勝

え~!!  失格かよ^^;


予想通り、Red Bull Racing のベッテルの優勝でF1の2011年シーズンが幕を開けました

先日お伝えした日産のINFINITI(スポンサー)・・・・にとっても最高のスタートです

当初のRed Bull Racing2台の圧勝になるのでは? という予想もありましたが

予想ほどRed Bullの2台にはアドバンテージがないことも判りました

最後は際立ったパフォーマンスをみせた異なるチームの3名のドライバーが表彰台に立ち

このレースは本当にスペクタクルで、シーズンの今後に期待が持てる結果となりました

スタート前にはグリッド上で、日本とニュージーランドで起きた地震

そして昨年末オーストラリアでのサイクロンの被害にあわれた方々を想い黙祷が捧げられました

え~!!  失格かよ^^;


F1ドライバーとチームは

日本へのメッセージをマシンやヘルメットに掲載して開幕戦F1オーストラリアGPに参加しました

フェラーリは、フロントウイングステーの部分に「ガンバレ日本」

ウィリアムズはサイドポンツーン脇のバーチカルフェンスに「我々は日本を応援しています」とメッセージを掲載

メッセージの上には小さい赤の鶴のマークがはいっています・・・粋なはからいです

え~!!  失格かよ^^;


とくにヤルノ・トゥルーリは(ロータス・ルノー)、日本のために特別ヘルメットを用意

カラーリングを白ベースにし、サイドに日の丸と日本地図をデザイン

トップには「がんばれ、日本。がんばれ、東北!」のメッセージが入れられています

これは地震後の3月13日、イギリスのインディペンデント誌のトップ面を飾ったものと同じですね・・・

え~!!  失格かよ^^;


バトンの彼女である道端ジェシカさんも、オーストラリアまで応援にきていたようです

日本で活躍するドライバー脇阪寿一選手が中心となって立ち上げた義援金サイト

「SAVE JAPAN」のステッカーをF1ドライバーや関係者に精力的に配っていたそうです

彼でもあるバトン選手にもこのステッカーを持たせたSSを、自身のTwitterで公開しています

自分の彼女が日本に住んでいるということもありますが、

彼はHONDAのF1マシンに6年間のっていたこともあり、友人も多いんでしょうね・・・

中国GPのあとに、何かしらの支援を行うため訪日の意向も語っています



え~!!  失格かよ^^;


しかし、彼女に撮って貰うSSでも、彼はキッチリTeamのキャップをかぶっていますね

日本において彼女が有名人で発信力もある事は当然理解しているんでしょうが

実はこのキャップを被るか被らないかは、プロドライバーとしての意識の表れるところ

プロフェッショナルであれば、媒体を意識し指定のシャツやブルゾン、そしてキャップを着用するのは当然です

ドライバーのマネジメントオフィス関係者やチームのマネージャーがこのあたりは管理します

走る広告塔としては、そういう意識も非常に重要という視点でレースを観てみるのもオモシロイですよ

ただし、パーソナルスポンサーを多く抱えるトップドライバーは

チームメートであってもバージョンの違ったキャップを被る場合もあります

これはスポンサーの意向もあり、個々の契約によるものです

また、ポディウム(表彰台)に立つ場合は、タイヤメーカーのキャップを着用するのがレース界の常識です

かつてF1界が世界のタバコメーカーのスポンサーマネーが全盛時代

マルボロからスポンサーを受けるドライバーが他社メーカーのタバコを吸っていた・・・・とか

外箱はスポンサーのものだけど、実は中のタバコはマルボロだった・・・・

なんて事があったと聞いたことがありますww

え~!!  失格かよ^^;


通常マシンにこのようなステッカーが貼られるというのは異例で

それぞれのマシンの空いているスペースも本来は宣伝媒体として「For Sale」の部分です

ましてや、特注のヘルメットを用意したヤルノ・トゥルーリ選手の対応は異例中の異例

よく自分の母国グランプリには特別なヘルメットを用意する事はありますが・・・・

彼はBell社製のヘルメットを使用しているんですが

このヘルメットを依頼されたBell社もグランプリに間に合うよう徹夜で作業したんでしょうね

ヤルノ・トゥルーリはいい人だぁ・・・本当にありがたい事です


さあ期待のザウバーの小林可夢偉はというと・・・・・8位入賞だったはず

・・・・だったはず、つまり・・・のはずでしたが

レース終了後の車検で車両にレギュレーション違反が発見され失格となりました・・・ッガク

え~!!  失格かよ^^;


リアウィングの曲率半径が100mmよりも小さくてはダメなんだそうですが、実寸で95~97㍉だったという

残念ながらチームメイトと共に入賞していたんですが、両者共に失格となりました^^;

これは完全なるチームとしての大チョンボです!! ドライバーに非はありません

チームの発表によると、ザウバーには3タイプのウィングがあるそうで

今回のGPに持ち込んだのは、そのうちの2タイプ

下のSSのSAUBERのステッカーが貼られた部分が問題のパーツ部分です

え~!!  失格かよ^^;


車検後に発覚した事ですが、そのうちの1つは車両規定に違反していたものではなかった・・・という

予選前にも車検はあるんですが、スチュワードがおそらく見逃したんでしょうね

レースはドライバーへのメディカルチェックをはじめ、ヘルメットやレーシングスーツまで検査される世界

こんな見逃しなんて、考えにくい事だとなんですけどねぇ

予選前の車検で発見されていれば、変更は可能だったと思いますが・・・・運がなかったですね

今後はパーツ開発において、ファクトリーもしっかり管理してもらいたいものです・・・

え~!!  失格かよ^^;


絶え間ないレギュレーション変更は言うに及ばず、最も技術的なスポーツであるため

F1ファンはレースの展開を完全に理解するためにはできるだけ多くの情報を必要とします

公式F1ウェブサイトが登場して以来、その重要な特徴のひとつは

チームに提供される情報の多くにアクセスできるライブタイミング機能なんですが

この週末は何故かこのライブタイミングのシステムが不安定で、まったく役立たずでした

観ている方も可夢偉のチームメイトのペレスの情報が間違っていると思ったほどで・・・

実はこのペレスは、このオーストラリアGPを1ストップで走りきってしまった唯一のドライバー

実際この週末は、3ストップの戦略をとるチームが多かったし

え~!!  失格かよ^^;


ピレリのエンジニアも、自分たちが気づかないうちにピットストップを済ませたと勘違いしたようです

今期のザウバーのマシンはタイヤに優しいと言うことなのか? それなら可夢偉にでも可能なはず

それともペレスがタイヤマネジメントに優れていると言うことなのか? まだルーキーなのに?

まったく今回のGPでは誰もがノーマークだったザウバーのペレス選手・・・・

どうやらザウバーは、似たようなタイプのドライバーをそろえることになったようでww

案外この2人の関係はおもしろいかもしれないと思う

このペレスについては、あと2戦ほど戦い方を注目してみよう

果たして偶然なのか、本当にタイヤに優しい走りなのか・・・・・・



小林可夢偉選手は「本当に悔しいです。信じれない、失格。。。」

「でもまだまだレースは18戦残ってます!! この悔しさ必ず次ぎにぶつけます」と

自らのブログで心境を語りました

交際が噂されるタレント(あびる優)もGPにかけつけていたのに・・・・残念でしたね

先日ピレリタイヤについて、タイヤのコンパウンドが識別できる事をお伝えしましたが

レース中、どうもホワイトとシルバーの色分けが判り難かったようです

ピレリはさっそく識別しやすいように、新しいカラーを模索し始めたようです

次戦までにはこの識別問題は改善するかもしれません


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Posted by CUBIX GROUP at 12:12 │CUBIX RACING