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2011年05月10日

さあ、いよいよ・・・・・実戦デビューMP4-12C GT3

CUBIXのブログにおいてもたびたび紹介している

マクラーレン・オートモーティブが開発したロードカーMP4-12C

さあ、いよいよ・・・・・実戦デビューMP4-12C GT3



このマシンをベースにした「MP4-12C GT3」のシェイクダウンの模様をお伝えしたばかりですが

いよいよ今月末のブランパン・エンデュランス・シリーズでレースデビューを果たす事になりました



このシリーズは、FIA GT1世界選手権などを運営するSROが

「長距離レースというルーツに立ち戻る」というコンセプトで今季全5戦でスタートするシリーズです

さあ、いよいよ・・・・・実戦デビューMP4-12C GT3


マシンはFIA GT3/GT4が出場可能で、

GT3には新型のフェラーリ458イタリアGT3をはじめアストンマーチンDBRS9、

ランボルギーニ・ガイヤルドLP560、ポルシェ997 GT3R、アウディR8 LMS、フォードGTなど

さあ、いよいよ・・・・・実戦デビューMP4-12C GT3


GT4はロータス・エヴォーラGT4をはじめマセラティ・グランツーリスモ、

アストンマーチン・バンテージGT4、ニッサン370Zなどが強豪チームよりエントリーされています




群雄割拠のGT3カテゴリーの新たな選択肢のひとつとなるマクラーレンMP4-12C GT3は、

マクラーレン・オートモーティブとCRSレーシングのコラボレーションにより今季実戦で経験を積み、

来季カスタマー向けにデリバリーされる予定のマシン

このCRSレーシングというチーム(イギリス)は、ヨーロッパの強豪チームで、

2009年までフェラーリF430でFIA-GTに参戦していましたね

さあ、いよいよ・・・・・実戦デビューMP4-12C GT3


現在ではル・マンシリーズ、フォーミュラールノーなどをやっているようです

さあ、いよいよ・・・・・実戦デビューMP4-12C GT3


上の画像はフェラーリの430ですが、すでに新車のフェラーリ458GT3を2台をオーダー済みで

シーズン途中からはこの458GT3へスイッチし、BRITISH GTシリーズへも継続参戦するそうだ



さあこれまで実戦デビューの機会は明らかにされていなかった「MP4-12C GT3」ですが、

『マクラーレンにとって、レースはその血脈そのものであり、

MP4-12Cのレーシングバージョンを作ることは自然なことだった。

CRSレーシングはGT3レースで豊富な経験があり、

どんなレベルであればこのレースで勝利を得られるか理解している』

とマクラーレン・グループ代表のマーティン・ウィットマーシュがコメントしています

さあ、いよいよ・・・・・実戦デビューMP4-12C GT3


大型ウイングやディフューザー、フロントリップスポイラーなどにより空力性能を向上させ

フロントフェンダーは拡幅されており、全幅は約100mmワイドになった事はすでにお伝えしましたが

今年3月の時点では、エンジンについて「3.8リットルV型8気筒ガソリンツインターボを専用チューンする」

とだけアナウンスされていましたが、今回スペックも発表され、注目すべきは、出力が抑えられている点!!

さあ、いよいよ・・・・・実戦デビューMP4-12C GT3


市販版の最大出力は600psですが、MP4-12C GT3では500psにデチューンされ

同社は「レーシングカーに必要なバランスを重視した結果」と説明していますが、

出力はなんと市販車よりも100ps下回るというのです !!??

エアロダイナミクス性能の向上や徹底した軽量化によって、

パワーダウンを補って余りあるパフォーマンスを実現するというアナウンスですが

例えばミッションは、フェラーリ・458イタリアやメルセデス・ベンツ SLS AMGと同じく

市販車ではゲトラグ製の7速デュアルクラッチが標準装備ですが、

GT3のトランスミッションはリカルド製の6速パドルシフトを採用し

チームのHPによると、単体重量が75kgも軽いのが特徴だという。

さあ、いよいよ・・・・・実戦デビューMP4-12C GT3


マクラーレンはGT3レーシングに新たなレベルのテクノロジーを持ち込むことができ、

2012年に参戦するGT3カーで、カーボンシャシーのロードカーがベースのマシンは他にいないのも事実

ご覧とうりステアリングまわりの、市販車でのインパネ部分はすべてつぶされています

さあ、いよいよ・・・・・実戦デビューMP4-12C GT3


すべてステアリングにスイッチ類が集約するF1技術そのものが結びつけられていますね

このMP4-12C GT3は、年内に欧州で行われる複数の耐久レースにスポット参戦した後、

2012年から各チームやレース関係者へのデリバリーを開始し

英国現地価格は、31万ポンド(約4100万円)からと発表されています。



ここ日本でも、先日お伝えしたとうりGT300クラスでGT3規定車両が

今後もプライベーターの主流になっていくと推測され、

すでにフェラーリ458、アストンマーチン、コルベット、ポルシェGT3などが参戦しています

さらにスーパー耐久では今年からGT3車両が走れるST-Xクラスが創設され、

これもお伝えしたAUDI R8などのGT3車両導入の動きが広がっています。

流麗なボディを持つMP4-12C GT3をぜひとも日本でも見てみたいところですし

日本のスーパーGTにもぜひ参戦を期待したいですね

マクラーレンのロン・デニスおじさんは、日本に興味ないんですかね?ww



もうすでに何回目の紹介になるんでしょうか

HaruMotorsのMIZUTI ・・・・・

さあ、いよいよ・・・・・実戦デビューMP4-12C GT3


まあそれだけMP4-12Cの話題がここ半年で多かったという事なんでしょうね !!

GT3仕様の

MIZUTIは近々発売の予定?・・・・・・は、どうなんでしょうかwwwww

さあ、いよいよ・・・・・実戦デビューMP4-12C GT3


ご覧のとうり可変型リアウィングも標準装備した、このMIZUTIはなかなかです

マクラーレンのwebサイトでは、

CONFIGURE YOUR MP4-12C (TOP画面下のMP4-12Cにカーソルを持っていくと出てきます)

というところから進んでいくと、ボディカラーやいろいろパーツが選べ

自分のMP4-12Cが作れますので、遊んでみては? いかがですか・・・・




今日の動画はスペインのナバラ・サーキットでのMP4-12C GT3テストの模様です

ドライバーはCRS RACING代表のANDREW KIRKALDYで、自らがステアリングを握っています




もうひとつは、アメリカインディに参戦中の佐藤琢磨選手からのPray for Japan



 


日曜日のF-1トルコGPでは、小林可夢偉選手が連続でポイントを獲りましたね

セカンドスティントのパンクがなければ、もっと上位に食い込んだでしょうが・・・・

今のザウバーのマシンは、かなりトップスピードが劣っていて

中国GPのようなストレートの長いサーキットでは非常に不利ですね

それでもギリギリ10位に食い込み、ポイントゲットですから十分評価できると思います。

今回予選で燃料系がトラブッて、予選が戦えず、最後尾スタート

それでもきっちりポイント圏内でチェッカーまで持っていける彼の能力はまさにホンモノですね !!!

このように粘って、上位がコケるのを待てば、思わぬ順位でチェッカーを受ける事もあるでしょう

次戦ではパーツがアップデートされるようなので、期待しましょう

またFIA-GT第3戦ポルトガルにおいて、NISSAN GT-R #23(ミハエル・クルム&ルーカス・ルアー組)が

初優勝しましたね・・・・・ネットで観ていてガッツポーズ !!

これまでの2戦はNISSANに運がなかったので、今期初優勝はホント嬉しいです

それでは、また・・・・・

CUBIX RACING / kaz Galtier






Posted by CUBIX GROUP at 12:12 │CUBIX RACING