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2011年07月03日

Pikes Peak・・・・・・②

パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムの決勝が26日、米パイクスピークで開催され、

アンリミテッドクラスにスズキ『SX4』で参戦した“モンスター田嶋”こと田嶋伸博(スズキスポーツ)が、

念願の10分を切る9分51秒278コースレコードで

総 合 優 勝 !!

Pikes Peak・・・・・・②


先日もお伝えしたとうり、約20kmの観光道路を使い、

標高2,862mのスタート地点から、一気に標高約4300mまで駆け登る

パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(Pikes Peak International Hillclimb、PPIHC)

1916年の開催から今年で89回目を迎えた今年、年々コースは舗装化が進んでいますが、

今年は約4分の3がターマック(舗装路)となりました。

Pikes Peak・・・・・・②


ゴール直前には、ファンベルトが切れてウォーターポンプが停止し

パワーステアリングが効かなくなるトラブルが発生。 当然水温は相当上がった事でしょうし、

パワーアシストを失くしたステアリング操作は、それはそれは重かった事と思います。

それでも田嶋選手は自身が2007年に打ち立てたコースレコード、

10分01秒408を10秒以上も上回る9分51秒278という新記録で、見事に6連覇を成し遂げられました。

Pikes Peak・・・・・・②


アンリミテッドクラスでライバルとなるのはヒュンダイを駆るリース・ミレン

今年も懲りずに昨年のマシンの進化型で再挑戦しています

Pikes Peak・・・・・・②


この進化型、今年のル・マンの覇者のAudi R18 TDIとまったく同じのザクみたいなマシンです

キャビン上部の「ツノ」(整流板)のような部分は、デザインのパクリ? 

まあ空力を追求すると同じようなものになっていくんでしょうが、

こちらがAudi R18 TDI なわけで・・・・

Pikes Peak・・・・・・②


それにしても、Audiは直線の長いル・マンに合わせて設計されたマシン

このパイクスピークはコーナーが150以上もあるコースなので、

コーナーでは抵抗を受け過ぎやしないのか?・・・という事でAudiよりは控えめにしておりますwwwww

そして以前にも指摘したこの盛り上がったフロントフェンダーは、コントロールしにくいはずです。

今年は後半にブレーキトラブルを抱えベストではなかったそうですが、

トラブルで、1つのコーナーにつき2秒はロスしたと、大口を叩いておりましたwwwww

「敗軍之将、不可以語勇」(はいぐんのしょう、もってゆうをかたるべからず)がよろしいかと・・・・・

Red Bullも来年は、モンスター田嶋選手へのスポンサードの変更の検討をぜひ・・・・



さあ今日はこのパイクスピークからの動画を3本

1本目は優勝されたモンスター田嶋選手の渾身の車載映像です

ゴール前のどの辺りでファンベルトが切れたのか?探してみてください。 

今回の動画はルーフに取り付けられたカメラの動画ですが、

画面をみて酔わないようにご注意を!!

ほとんど早回しの映像を見ているようですので、そのパワーの凄さは想像を絶します。



2本目はヒュンダイのリースミレン選手の今年の車載映像です。 

彼の車載は初めて見ましたが、明らかにコースのラインどりが田嶋選手より甘~い!!! とくに前半!!  

これは、指摘したとうり、あのフロントフェンダー部分で見えにくい影響なのか?

そして、低速コーナーがメチャクチャ遅~~~い!! 



3本目は、クラッシュ動画で、このレースの怖さがよくわかります。









今日関東は晴れています。 今週は暑い日が多く不快指数もUP !!

節電で、いろいろと対応が難しい夏になりますよね・・・・

それでは、週末をゆっくりとお過ごしください。

CUBIX RACING / kaz Galtier







Posted by CUBIX GROUP at 12:12 │CUBIX RACING