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2011年08月07日

GT-R  ④

引き続きGT-Rのお話を少し・・・

FIA-GT選手権(GT-1クラス)を戦うNISSAN GT-Rについて前回お話をしました

一方、GT3クラスのマシンが戦うブランパン・エンデュランス・シリーズというレースがあります

GT-R  ④


このブログでも紹介してきた、AMG SLS や今期スポット参戦のマクラーレンMP4-12C、

AUDI R8、PORSCHE GT3 BMW Z4などがチャンピオンシップを賭け参戦しています

そして6月に発表されたNISMOのチームリリースによりますと、

すでにFIA-GT選手権でのパートナーでもあるJRモータースポーツと

「FIA GT1世界選手権プロジェクトに続き、NISSAN GT-RのFIA GT3プロジェクトでも

パートナーとして提携を行うことに合意しました」
という発表がなされました。


GT-R  ④

JRMの代表ジェームス・ラムゼイ氏  ちょっと恐そ~な方です
GTの中継の際にラムゼイ氏がアップになると、チャットでは社長こわ~い!!が連発されます lol




具体的には、ニスモは、JRMと共にNISSAN GT-RのFIA GT3仕様車の開発を進めており、

2011年シーズンは欧州および日本で数戦テスト参戦し、2012年に向けてカスタマーチームに供給する予定で

JRMは、本プロジェクトにおけるNISMOのオフィシャルモータースポーツパートナーとなり、

欧州地域での実戦を含んだ走行実験や開発、欧州における車両及び部品の製作を担当するとともに、

本車両の欧州、ロシア、中東地域における販売及びカスタマーサポートを行うという発表です。


このNISSAN GT-RのFIA GT3は、日本では今期から設定されている

スーパー耐久のST-Xクラスにも参戦できるマシンです

日本でも今期ST-Xクラスには、唯一ヒトツヤマレーシングからAUDI R8が参戦していますが、

GT-R  ④


すでに、来期はペトロナスからAMG SLS GT-3が日本でも参戦する事を表明していますね

このNISSAN GT-R GT-3は日本においても可能性があるという事

また、海外のシリーズでもこのマシンが活躍するのが、本当に楽しみな事であります

そして、車種が豊富なGT-3カテゴリーであるだけに、ますますファンが増えそうですね


そして以前お伝えしたとうり、既に今年になってGT-R RCという競技車両がNISMOから発表されています

(RCはRacing Competitionを略したもの)

GT-R  ④


エンジンはVR38DETTを積み最高出力485ps以上、最大トルク60kgm以上を発生

GT-R  ④


このあたりが開発のベースとなっていくのでしょうか・・・・・・・

現在の国内のスーパーGTのマシンは、どれもFIAの国際規定に準じているものではありません

とくにGT300クラスは、フェラーリ458、ポルシェGT3やアストンマーチンなどがすでに参戦しており、

海外の規定(FIA)と日本の規定(JAF)との性能差を性能調整という形で、バランスをとっています。

しかしながら、この基準作りそのものが非常に複雑で現在試行錯誤している状態です


例えば、今期スーパーGTで活躍しているJim Gainerのフェラーリ458を例にとると

2011GT-32


先日のSUGOラウンドからは、100キロもの性能調整の為のバラスト(重り)を積まされています。

これまでの今期のサクセスバラストを含めると、このSUGOでは合計190キロのバラスト

しかしこれでは、458の本来の走りからは程遠くなってしまい、面白みに欠けてしまいますね・・・

なんせメタボのおっさん二人をマシンに乗せているのと同じなわけですから・・・・

どちらにしても、FIA規定のマシンで参戦させ一切改造は認めないのか?

それとも車種の豊富さを維持するためにも、独自の規定を細かく作るのか・・・

国産車の参戦もあり、独自の基準が必要となっているGT-300クラスは大混乱です

GTアソシエイションの早い段階での最終決定が待たれますが

個人的には、フェラーリがカローラに抜かれるシーンなど、観ていてまったく現実味がないですよね



さてさて今日ご紹介するのは

ONEWAY CUSTOM STREET MACHINESから発売になったばかりのR35 AMUSE PHANTOM です

カーボン地そのままのボンネットがJapanese Boysの走り屋さん好み!!

ホイールはスポーティーな5本スポークを採用

GT-R  ④


セッティングはDrag仕様とRace仕様の2タイプを装備しています

バーンアウトもご覧のとうりです

このクリーエーターの特徴ですが、ヘッドライトはHID風で、光軸がハッキリして綺麗ですね!!
GT-R  ④


ボンネットに収まるのは、V6のtwinターボエンジン

コンビメーターは噛み合ったギヤをモチーフにしているというメーターパネルも忠実に再現され

センターコンソール上部には、先代のR34GT-Rから採用される

マルチファンクションメーターがこのR35でも採用され、こちらも忠実に再現していますね

シートはBRIDE製のフルバケットシートで、レーシングハーネスはTAKATAが採用されていました  

GT-R  ④


このR35 AMUSE PHANTOMを発売したONEWAY CUSTOM STREET MACHINESは

最近SHOPを新しく作り直し、ドラッグコースと共に再オープン致しました。

GT-R  ④


お店へテレポートの後、レンダリングコストが高いと入場できませんのでご注意ください

SHOW ROOMは広くてゆったりな建物です。CUBIXのメインFactoryと同じ建物です www

2階にはレース用のボートも展示されています

GT-R  ④


ONEWAY CUSTOM STREET MACHINESさんへは↓  ↓こちらからどうぞ

http://slurl.com/secondlife/Taupo/245/235/3670

そしてマーケットプレイスでのご購入は↓  ↓こちらから

https://marketplace.secondlife.com/stores/57703



さあ今日ご覧いただく動画は、FIA-GT選手権でのアクシデントの動画です

6月初旬にUK シルバーストーンで開催されたFIA-GTの第5戦

Young Driver AMRチームのDB9の8号車、ステファン・ミュッケと

JRM RACING GT-Rの22号車、リチャード・ウェストブロック選手が接触します 

ベケッツコーナーでのお互いの車載カメラがありますので、何があったのか、よくご覧ください

どうみてもインがガラ空き、あの状態からインを閉めればぶつかるのは目に見えています

しかし、普通ならアクシデントで終わっていたかもしれませんが、このあと大変な事が起きます

なんと、8号車がスローダウンしてハンガーストレートを走行しているGT-R22号車に体当たりするのです!!!

この日の中継のチャットでは、それはもう凄まじいブーイングでした

こんな危険なドライバーにライセンスを与えているFIAや大会のスチュワードは本当に恥ずべきデス

それでは、何があったのかよ~くご覧ください!!

命を賭けるプロのレーシングドライバーとして、またアスリートとしてこんな事が許されていいんだろうか・・・・

ましてやこのレースは世界選手権を賭けた最高峰のツーリングカーレースであるのに・・・

被害者ヅラして体当たりなんて・・・

どうみてもペケッツの入り口で勝負は決まっていたと私にはみえますが、皆さんはどう分析しますか?







先週末に開催された、スパ24時間(TOTAL SPA 24 hours)に参戦した

マクラーレンMP4-12C GT-3ですが、

GT-3 プロクラスにエントリーの2台は、#59がレース2周目に大クラッシュでリタイヤ、

もう1台の#58は89周目に出火しリタイヤ

GT-3アマクラスへエントリーした#60はトラブルを抱えながら、76周遅れの総合25位でフィニッシュ

なんともホロ苦い本格デビュー戦となりました、まだまだマシンの熟成は進みそうもありませんね

ちょっとこのレースは、今のMP4-12C GT-3にはハードルが高過ぎたようにも思えます

それでは素敵な日曜日をお過ごしください~^ ^ :


CUBIX RACING / kaz Galtier






Posted by CUBIX GROUP at 12:12 │CUBIX RACING