2012年01月12日
R8 LMS ULTRA ついに参戦・・・・
2011年はフェラーリ458GTCにてランキング2位となったJIM GAINER
2011年シーズンは、チーム名もGAINER(ゲイナー)に変更し、
AUDI R8 LMS ULTRAにてSUPER GTへ参戦 !!!!
2000年よりSUPER GT(当時の全日本GT選手権)に本格参戦、一貫してFERRARIでこの10年間戦ってきたチーム。
FERRALIファンは少しガッカリするかもしれませんが、今シーズンはAUDI R8 LMS ULTRAにスイッチする事になりました。
ドライバーも田中哲也/平中克幸のコンビでそのまま参戦する事が発表されています
自分は特別FERRALIファンという訳でもありませんが、個人的に2011年は458 GTCというマシンに注目しており、
このブログにおいてもJIM GAINERを数回にわたって記事にしてきたわけです。
ネックはSUPER GTのGT300クラスのレギュレーション、今シーズンはこのレギュレーション変更を協会は決断、
現在のJAG-GT規格の車両の性能を、FIA規格GT3レベルまで性能引き上げる事を発表したのが昨年11月中旬の事です。
FIA GT3の性能調整値(BOP)は基本的にそのままにして、JAF-GT規格車両の性能をそのレベルまで引き上げるという形!!
具体的には、JAF-GT車両のリストリクターサイズ拡大、空力、車高などの規制を緩和するほか、
タイヤサイズもGT500なみのサイズまで大きくする事も検討されるようです。
また、トラクションコントロールやパドルシフト等を含めた電子デバイスについても導入されるようで、
現行JAF-GT車両については、これらを導入しやすくする方法論も検討するという。
現行規定のC(少量生産車両)及び D(単一生産車)についてはリストリクターの拡大は行われるものの、
それ以外の緩和は行われないため、移行期間ということもあり参戦は可能ですが、ノーチャンスではないでしょうか・・・・
これらの規格に該当する車種は、紫電やヴィーマック、ガライヤ、モスラー
FERRALI 458GTC、既に登場から10年が経過したポルシェ996GT3RS(FIAGT2)、
大幅に性能向上処置を与えられていたランボルギーニ・ガイヤルドなどがそうです。
ここでリストリクターについて説明しておきますと・・・・
所謂、ristrict(制限する)という事なんですが、エンジン出力を制限する目的で、エンジン吸気口に取り付けられる部品で、
現在トランペット状のパイプ形状のものが多く使用されています。
SS中央に2本出ているのがポルシェのトランペット状のリストリクターですが、この吸気口のΦの大きさを車種ごとに決定し、
本来のエンジン性能が100%発揮できないように制限する部品がリストリクターです。
レースの車検においては、このトランペット状の部分に球体(ゴム製?)のものを当ててふさぎます。
当然エンジンはストール(エンスト)しますが、もし仮にエンストしなければ、他のどこかから吸気している事となり、
そのマシンは失格あるいは、タイム抹消という処置がなされるわけです。
GAINERは今シーズン、フェラーリ458GT3、Ford GT, マクラーレンMP4-12Cの購入も視野に入れていた様です。
昨年の11月17日、2012シーズンに向けて大幅に改良され発表されたAUDI R8 LMS ULTRA
その発表2日後にGAINERは、AUDIとの交渉に入り、1週間後には契約したという・・・
この2012年のR8 LMS ULTRAには、2011 R8 LMSとのパフォーマンスの差が相当あるそうで、
2012年バージョンへアップデイトするには、2,500万円以上の資金と数ヶ月の時間が必要となり、
どうやら新しい2012年型を(3400万位)をオーダーした方が速そうですね・・・昨今のユーロ安もありますし
代理店のノバエンジニアリングはこのマシンを2台確保しているようですが、
もう1台はスーパー耐久へ参戦のヒトツヤマレーシング?それとも新たなカスタマーチームが現れるのだろうか?・・・・
スーパー耐久STXクラスにR8で参戦するヒトツヤマレーシングの去就はどうなるの?
そのまま継続となるのか? あるいはSUPER GTへ鞍替えなのか?
アマチュア色の強いSUPER 耐久、選手権もかかっていないこのレースへの継続参戦という決断をするのでしょうか?
かつては、BMW、マクラーレンF1-GTR、フェラーリマラネロなどで古くからGTへも参戦実績もあるこのチーム
最終的な発表を待ちたいと思います。
それにしても、このGAINERというチームのマシン選定には一目置きますね・・・・
昨年使った458GTCも、スポンサーさえつけば、ル・マンへの挑戦も視野に入れてのことでしょう・・・Good Luck !!
さて本日はDUNLOP DUBAI 24 Hoursが開幕します !!
日本時間の夜には、いよいよ予選がはじまりますね
昨日のプラクティスでは、NISSAN GT-R /GT3の本領発揮とまではいかなかったようです。
レースプログラムにはGT-R/GT3 CHAMPIONSチームがMOTUL OILと共にページがさかれています。
一方、370ZのGT ACADEMYのゲーマーボーイズ達も紹介されていました
もう1台の田中哲也選手がドライブする370Zも順調にプラクティスをこなしているようで、一安心です。
チームメイトには、SUPER GTのベテランドライバーでGOOD GUYだと呟かれていましたね。
ゲーマボーイズチームはゼッケン100、田中哲也選手がドライブする370Zはゼッケン120です。
GT4マシンだと思いますが、今回のこのレースはリアウィングの装着を認めるレギュレーションのようです!!
このDUNLOP DUBAI 24 Hoursのライブ放送はこちらのトップページからどうぞ
http://live.24hseries.com/Latest-24H-Series-news
2011年シーズンは、チーム名もGAINER(ゲイナー)に変更し、
AUDI R8 LMS ULTRAにてSUPER GTへ参戦 !!!!
2000年よりSUPER GT(当時の全日本GT選手権)に本格参戦、一貫してFERRARIでこの10年間戦ってきたチーム。
FERRALIファンは少しガッカリするかもしれませんが、今シーズンはAUDI R8 LMS ULTRAにスイッチする事になりました。
ドライバーも田中哲也/平中克幸のコンビでそのまま参戦する事が発表されています
自分は特別FERRALIファンという訳でもありませんが、個人的に2011年は458 GTCというマシンに注目しており、
このブログにおいてもJIM GAINERを数回にわたって記事にしてきたわけです。
ネックはSUPER GTのGT300クラスのレギュレーション、今シーズンはこのレギュレーション変更を協会は決断、
現在のJAG-GT規格の車両の性能を、FIA規格GT3レベルまで性能引き上げる事を発表したのが昨年11月中旬の事です。
FIA GT3の性能調整値(BOP)は基本的にそのままにして、JAF-GT規格車両の性能をそのレベルまで引き上げるという形!!
具体的には、JAF-GT車両のリストリクターサイズ拡大、空力、車高などの規制を緩和するほか、
タイヤサイズもGT500なみのサイズまで大きくする事も検討されるようです。
また、トラクションコントロールやパドルシフト等を含めた電子デバイスについても導入されるようで、
現行JAF-GT車両については、これらを導入しやすくする方法論も検討するという。
現行規定のC(少量生産車両)及び D(単一生産車)についてはリストリクターの拡大は行われるものの、
それ以外の緩和は行われないため、移行期間ということもあり参戦は可能ですが、ノーチャンスではないでしょうか・・・・
これらの規格に該当する車種は、紫電やヴィーマック、ガライヤ、モスラー
FERRALI 458GTC、既に登場から10年が経過したポルシェ996GT3RS(FIAGT2)、
大幅に性能向上処置を与えられていたランボルギーニ・ガイヤルドなどがそうです。
ここでリストリクターについて説明しておきますと・・・・
所謂、ristrict(制限する)という事なんですが、エンジン出力を制限する目的で、エンジン吸気口に取り付けられる部品で、
現在トランペット状のパイプ形状のものが多く使用されています。
SS中央に2本出ているのがポルシェのトランペット状のリストリクターですが、この吸気口のΦの大きさを車種ごとに決定し、
本来のエンジン性能が100%発揮できないように制限する部品がリストリクターです。
レースの車検においては、このトランペット状の部分に球体(ゴム製?)のものを当ててふさぎます。
当然エンジンはストール(エンスト)しますが、もし仮にエンストしなければ、他のどこかから吸気している事となり、
そのマシンは失格あるいは、タイム抹消という処置がなされるわけです。
GAINERは今シーズン、フェラーリ458GT3、Ford GT, マクラーレンMP4-12Cの購入も視野に入れていた様です。
昨年の11月17日、2012シーズンに向けて大幅に改良され発表されたAUDI R8 LMS ULTRA
その発表2日後にGAINERは、AUDIとの交渉に入り、1週間後には契約したという・・・
この2012年のR8 LMS ULTRAには、2011 R8 LMSとのパフォーマンスの差が相当あるそうで、
2012年バージョンへアップデイトするには、2,500万円以上の資金と数ヶ月の時間が必要となり、
どうやら新しい2012年型を(3400万位)をオーダーした方が速そうですね・・・昨今のユーロ安もありますし
代理店のノバエンジニアリングはこのマシンを2台確保しているようですが、
もう1台はスーパー耐久へ参戦のヒトツヤマレーシング?それとも新たなカスタマーチームが現れるのだろうか?・・・・
スーパー耐久STXクラスにR8で参戦するヒトツヤマレーシングの去就はどうなるの?
そのまま継続となるのか? あるいはSUPER GTへ鞍替えなのか?
アマチュア色の強いSUPER 耐久、選手権もかかっていないこのレースへの継続参戦という決断をするのでしょうか?
かつては、BMW、マクラーレンF1-GTR、フェラーリマラネロなどで古くからGTへも参戦実績もあるこのチーム
最終的な発表を待ちたいと思います。
それにしても、このGAINERというチームのマシン選定には一目置きますね・・・・
昨年使った458GTCも、スポンサーさえつけば、ル・マンへの挑戦も視野に入れてのことでしょう・・・Good Luck !!
さて本日はDUNLOP DUBAI 24 Hoursが開幕します !!
日本時間の夜には、いよいよ予選がはじまりますね
昨日のプラクティスでは、NISSAN GT-R /GT3の本領発揮とまではいかなかったようです。
レースプログラムにはGT-R/GT3 CHAMPIONSチームがMOTUL OILと共にページがさかれています。
一方、370ZのGT ACADEMYのゲーマーボーイズ達も紹介されていました
もう1台の田中哲也選手がドライブする370Zも順調にプラクティスをこなしているようで、一安心です。
チームメイトには、SUPER GTのベテランドライバーでGOOD GUYだと呟かれていましたね。
ゲーマボーイズチームはゼッケン100、田中哲也選手がドライブする370Zはゼッケン120です。
GT4マシンだと思いますが、今回のこのレースはリアウィングの装着を認めるレギュレーションのようです!!
このDUNLOP DUBAI 24 Hoursのライブ放送はこちらのトップページからどうぞ
http://live.24hseries.com/Latest-24H-Series-news
いよいよGT-R/GT3が実戦デビューとなりますね。 どのような結果になるのか楽しみです。
今週日本では、オートサロンが東京で開幕、イギリスではAutosport Showが開幕となります。
どちらもいくつかのチームから今シーズンの体制について色々と発表があると思いますので注目しましょう。
それでは、また
CUBIX RACING / kaz Galtier
Posted by CUBIX GROUP at 14:14
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