2012年10月28日
舞台はMOTEGI
さぁ、いよいよSUPER GT は最終戦が茂木で開催されます。
GT500クラスは、APでS-Road REITO GT-RがCHAMPIONを決め、既に消化試合?
いやいや、ハンディウェイトもリセットされ、ドライバーにとっては、来期のシート確保に向けた大きな最後のアピールとなる1戦です。
そしてGT300クラスは、この最終戦でCHAMPIONSHIPが決定するという、大事な1戦。 まだまだ見所は、たくさんですね・・・
シーズン前のGT500クラスは、NISSAN勢が好調で圧倒的な強さを見せると思われていましたが、今シーズンは2勝
NISMO #23号車にいたっては未勝利で、結果的にファンの期待を大きく裏切っている形になっています。
難しい天候でのチームのストラテジー、難しかったタイヤ選択、BSタイヤの急激なグリップダウン、ドライバーによるミス、そして不運、
まぁ色々と未勝利の要因はありますが、予選はそれなりに速さを見せた#23号車ですが、
何と言っても、決勝でのロングランになると、ペースがあげる事ができなかったBSタイヤが一番の原因なのかもしれない・・・・
APでの決勝レース、スタート直後の天候とあの路面状況での展開は、唯一今シーズン#23号車が輝いていた瞬間だったかも・・・
しかし、アクシデントによるSC導入後は、本山選手のスティントで、急激にグリップダウンを起こしPIT INを余儀なくされています。
今シーズン、GT300クラスへFIA GT3マシンの参戦が許され、GT500クラスは昨年より2サイズ大きなリストリクターを装着しています。
それによりエンジン出力が上がって、どのチームも当然出力アップを活かすようなセッティングを行なうわけですが、
やはりタイヤとの問題で、セットアップが煮詰めきれていません。 過去の実績(成功例)が通用していない・・・
パワーアップに対応できていないタイヤ、セッティングも気温や路面コンディションに対応できない何かがそこにはある・・・・
今シーズンは、やはり過渡期という事で致し方がないことなのか・・・・
しかし、いち早く対応しているように見えるMICHELIN タイヤ、YOKIOHAMAもセパン戦以降からパフォーマンスがあがってきている。
DUNLOPそしてBRIDGESTONE、この2社が大きく水を開けられており、状況はよくない。
来シーズン、大きく進歩する事は誰もが分からないだろうし、MICHELINへ変更するチームも出てくるかもしれない。
#23号車へのファンの期待は常勝であり、そのハードルは常に高く、今やタイヤは大きなチューニングパーツの1つであると言える。
予選では今期もQ3まで進み、セカンドローを獲得、と、ここまで今年の#23はPPは無いものの、結果は問題ない。
しかし問題は決勝での長い距離・・・・・。 フィナーレとなる茂木で、NISMO TEAMの笑顔をぜひ見せて欲しいと思います。
そして、最終戦に欧州日産の Darren Cox 氏が視察の為、SUPER GTが開催される茂木を訪れています。
このBLOGをご覧いただいて頂いている方は憶えていると思いますが、今年のLe Mans24hoursで、
DeltaWing プロジェクトで指揮をとったDarren Cox General Managerです。
最後の最後まで諦めなかった、あの本山選手の手を握り、声をかけていた、あの方です・・・・
つい25日の木曜日に欧州日産から発表されたのは、Darren Cox 氏が11月よりNISSAN Global Motorsportsの
ディレクターに就任されるという事です。 NISMOとの棲み分けがちょっとわかりにくいのですが、まぁそういう事です。
そしてJerry Hardcastle 氏がNissan motorsport programs のテクニカルディレクターに就任する人事も発表になっています。
NISSANが発表したリリースは、こちらからご覧いただけます。 英語版です
今までは、GT Academy のプロジェクトとLe MansのDeltaWingのプロジェクトでしたが、
今年2月に発表された、来シーズンから参戦するオーストラリアでのV8 SUPERCAR SERIES、
そして日本でのSUPER GTも含めてのGLOBAL MOTORSPORT を統括していくようですね。
このV8 SUPERCAR SERIES参戦は、2011FIA-GT1のGTRに搭載されたVK56DE エンジンを使う事が先日発表され、
今週30日火曜日の現地時間10:30より、YOU TUBEでLIVEでの更なる発表があるようです。
その他の2013シーズンの参戦計画は、まだまだこれからですが、個人的にはLucas Ordonez選手などは稀なケースであり、
とくにGT Academy出身ドライバーについては、プロドライバーとして、もっと現場レベルでベテラン選手と組ませる、
そんな取り組みを同時にしていって欲しいと個人的には思います。
Blancpain SeriesやBritish GT にGT-R nismo GT3で参戦したJann Mardenborough や
WECに参戦する Jordan Tresson など少しづつですが、その頭角を現しているだけにじっくり育てて欲しいですね。
GT500クラスは、APでS-Road REITO GT-RがCHAMPIONを決め、既に消化試合?
いやいや、ハンディウェイトもリセットされ、ドライバーにとっては、来期のシート確保に向けた大きな最後のアピールとなる1戦です。
そしてGT300クラスは、この最終戦でCHAMPIONSHIPが決定するという、大事な1戦。 まだまだ見所は、たくさんですね・・・
シーズン前のGT500クラスは、NISSAN勢が好調で圧倒的な強さを見せると思われていましたが、今シーズンは2勝
NISMO #23号車にいたっては未勝利で、結果的にファンの期待を大きく裏切っている形になっています。
難しい天候でのチームのストラテジー、難しかったタイヤ選択、BSタイヤの急激なグリップダウン、ドライバーによるミス、そして不運、
まぁ色々と未勝利の要因はありますが、予選はそれなりに速さを見せた#23号車ですが、
何と言っても、決勝でのロングランになると、ペースがあげる事ができなかったBSタイヤが一番の原因なのかもしれない・・・・
APでの決勝レース、スタート直後の天候とあの路面状況での展開は、唯一今シーズン#23号車が輝いていた瞬間だったかも・・・
しかし、アクシデントによるSC導入後は、本山選手のスティントで、急激にグリップダウンを起こしPIT INを余儀なくされています。
今シーズン、GT300クラスへFIA GT3マシンの参戦が許され、GT500クラスは昨年より2サイズ大きなリストリクターを装着しています。
それによりエンジン出力が上がって、どのチームも当然出力アップを活かすようなセッティングを行なうわけですが、
やはりタイヤとの問題で、セットアップが煮詰めきれていません。 過去の実績(成功例)が通用していない・・・
パワーアップに対応できていないタイヤ、セッティングも気温や路面コンディションに対応できない何かがそこにはある・・・・
今シーズンは、やはり過渡期という事で致し方がないことなのか・・・・
しかし、いち早く対応しているように見えるMICHELIN タイヤ、YOKIOHAMAもセパン戦以降からパフォーマンスがあがってきている。
DUNLOPそしてBRIDGESTONE、この2社が大きく水を開けられており、状況はよくない。
来シーズン、大きく進歩する事は誰もが分からないだろうし、MICHELINへ変更するチームも出てくるかもしれない。
#23号車へのファンの期待は常勝であり、そのハードルは常に高く、今やタイヤは大きなチューニングパーツの1つであると言える。
予選では今期もQ3まで進み、セカンドローを獲得、と、ここまで今年の#23はPPは無いものの、結果は問題ない。
しかし問題は決勝での長い距離・・・・・。 フィナーレとなる茂木で、NISMO TEAMの笑顔をぜひ見せて欲しいと思います。
そして、最終戦に欧州日産の Darren Cox 氏が視察の為、SUPER GTが開催される茂木を訪れています。
このBLOGをご覧いただいて頂いている方は憶えていると思いますが、今年のLe Mans24hoursで、
DeltaWing プロジェクトで指揮をとったDarren Cox General Managerです。
最後の最後まで諦めなかった、あの本山選手の手を握り、声をかけていた、あの方です・・・・
つい25日の木曜日に欧州日産から発表されたのは、Darren Cox 氏が11月よりNISSAN Global Motorsportsの
ディレクターに就任されるという事です。 NISMOとの棲み分けがちょっとわかりにくいのですが、まぁそういう事です。
そしてJerry Hardcastle 氏がNissan motorsport programs のテクニカルディレクターに就任する人事も発表になっています。
NISSANが発表したリリースは、こちらからご覧いただけます。 英語版です
今までは、GT Academy のプロジェクトとLe MansのDeltaWingのプロジェクトでしたが、
今年2月に発表された、来シーズンから参戦するオーストラリアでのV8 SUPERCAR SERIES、
そして日本でのSUPER GTも含めてのGLOBAL MOTORSPORT を統括していくようですね。
このV8 SUPERCAR SERIES参戦は、2011FIA-GT1のGTRに搭載されたVK56DE エンジンを使う事が先日発表され、
今週30日火曜日の現地時間10:30より、YOU TUBEでLIVEでの更なる発表があるようです。
その他の2013シーズンの参戦計画は、まだまだこれからですが、個人的にはLucas Ordonez選手などは稀なケースであり、
とくにGT Academy出身ドライバーについては、プロドライバーとして、もっと現場レベルでベテラン選手と組ませる、
そんな取り組みを同時にしていって欲しいと個人的には思います。
Blancpain SeriesやBritish GT にGT-R nismo GT3で参戦したJann Mardenborough や
WECに参戦する Jordan Tresson など少しづつですが、その頭角を現しているだけにじっくり育てて欲しいですね。
さあSUPER GTに話を戻すと、300クラスは、CHAMPIONSHIPに向けて激闘となります。
このCHAMPIONSHIP は、なにが何でもHANKOOK タイヤに渡す事があってはならない。
必然的に#911 TAISAN PORSCHE か #61 triple a vantage GT3 の2台という事になると思いますが、
これまで、どのサーキットにおいても速さを見せてきたASTON MARTIN は、昨日の予選Q1で、まさかのプーリーのトラブルで敗退。
よりによってこの最終戦にトラブルがでてしまい、個人的にはCHAMPIONだろうと思っていたんですが・・・大ピンチ
決勝は、最後尾スタートという最悪の事態 !! 茂木は抜きにくいだけに、セパンや鈴鹿のようにはいかないはず・・・
なんとしても#33よりも前でフィニッシュしなければ、CHAMPIONの望みがないASTON MARTINは苦しくなりましたね。
予選後のインタビューでも、まったく元気が無く、症状は相当深刻だと推察します。
AMRからは、二人のエンジニアが最終戦の為に来日していますが、決勝で奇跡を起こすことは出来るのでしょうか!?
2012シーズンは確かに速さを見せたASTON MARTINですが、BOP決定の参考レースに参戦が少ないため、BOPが変更されず、
大きなアドバンテージがあったのは、紛れもない事実で、来シーズンも今年のようなFIAのBOP決定プロセスであるならば、
GTAは来期のBOP決定について、FIAをベースとした、独自の決定を導入すべきであると思う。
明日はスタートからウェット宣言が出され、雨のレースになる事が予想され、予選でもタイヤ温存を考えていない各車のアタック。
決勝では各メーカーのレインタイヤやセミウェットがどのようなパフォーマンス見せるのか・・・・AP戦の再現となるのでしょうか・・・
1つの判断材料として、この茂木戦が、仮にAP戦と同じようなレース展開になるとすれば、
BRIDGESTONEにとっては、改善がみられないという事になり、深刻な状況になると思います。
昨日のSUPER GT FINAL ROUND QUALIFYING RESULT GT500-Class GT300-Class
さあ先日日本で開催されたWEC FUJI ROUND、観客は5万人という発表でした。
各チームそして海外メディアも、その盛況ぶりに大きな驚きがあったようです。
残念ながら、1年前から楽しみにしていたWECでしたが、仕事の為、観戦を断念しました。
多くの日本のモータースポーツファンが駆けつけたWECシリーズ、何もF1だけがモータースポーツではない。
目の肥えた日本のファンが富士を訪れた事を嬉しく思うし、観戦へ行った知り合いから聞いた話ですが、
トヨタファンだけではなく、AUDIを応援する日本のファンが想像以上に多いかった事に驚いたと言う。
もちろんブノア、アンドレ、かつて日本で活躍したトム・クリステンセンも今やAUDI WORKS DRIVER
チームのDr. ウォルフガング ウルリッヒ もグリッド上で必勝のハチマキでノリノリだったそうだ。
多くのエンジンをサプライするNISSANの旗を振る観客もいて、それぞれがレースを楽しんだんでしょうね・・・・
かなり寒くなってきましたが、風邪に気をつけなければならない季節ですね それでは、良い週末を
各チームそして海外メディアも、その盛況ぶりに大きな驚きがあったようです。
残念ながら、1年前から楽しみにしていたWECでしたが、仕事の為、観戦を断念しました。
多くの日本のモータースポーツファンが駆けつけたWECシリーズ、何もF1だけがモータースポーツではない。
目の肥えた日本のファンが富士を訪れた事を嬉しく思うし、観戦へ行った知り合いから聞いた話ですが、
トヨタファンだけではなく、AUDIを応援する日本のファンが想像以上に多いかった事に驚いたと言う。
もちろんブノア、アンドレ、かつて日本で活躍したトム・クリステンセンも今やAUDI WORKS DRIVER
チームのDr. ウォルフガング ウルリッヒ もグリッド上で必勝のハチマキでノリノリだったそうだ。
多くのエンジンをサプライするNISSANの旗を振る観客もいて、それぞれがレースを楽しんだんでしょうね・・・・
かなり寒くなってきましたが、風邪に気をつけなければならない季節ですね それでは、良い週末を
Posted by CUBIX GROUP at 13:54
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