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2013年07月14日

よもやの3週連続になるところだった・・・

よもやの3周連続の死亡事故が起きるところでした・・・・



先週末ドイツのニュルブルクリンクで開催されたFormula-1 ROUND-9


20130711 - 1




Red Bull Racing-Renault ”Mark Webber” のピットストップ1回目、作業終了しピットアウトかと思いきや



右リアホイールのナットが完全に締め切っておらず、ピットロード上ですぐにホイールが外れるアクシデントが発生。



一部報道には、焦ったWebberがマシンを発進させた・・・とあるが、結果的にはクルーによるミスであるし、



Webber一人を責めるのはどうかな・・・と思った。 ましてやフロントとリアのジャッキは下されたんだから・・・・



ピットマンが大きく手を振っても、もうあとの祭り・・・・ピットロードですぐにホイールは外れ、転がり始めた。



LOTUSのピットクルーを直撃しそうになりましたが、彼らはギリギリで避け無事、しかしタイヤは転がり続けます。



この時間帯は各車が一回目のピットインをするタイミングでしたので、作業エリアはごった返していました。



しかしそこに運悪くタイヤが転がってくる方向に背を向け、ピットロードの出口側にカメラを向けている中継のカメラマンが !!



なんてこった !! その脱輪したホイールはカメラマンを直撃してしまった・・・・ !! 



この動画は、削除が繰り返されていますので、見れなくなったらゴメンナサイ・・・・








この直撃で、カメラマンは肋骨を2本と鎖骨を骨折、ヘリコプターで病院へ搬送される事態になりました。



しかしピットからスタートして直ぐにホイールが外れたので、それほど勢いがなかった事は、まだ幸いでした。



これがコース上での出来事だったら、誰もこのホイールの勢いを止める事など不可能なわけで、



タイヤバリアやウォールにぶつかって勢いが無くなるのを、ただただ待つしかないのです。



もし仮に、転がりながら何かにぶつかった衝撃で跳ね上がり、観客席に飛び込みでもしたら最悪の事態になる・・・・



2013 RED BULL RACING -2




F1ではたびたびおこる事ですが、車体からホイールが外れるという事に対して、FIAは非常に厳しい罰則を課します。



その罰則と言うのは、罰金を意味しますが、今回のこの脱輪に課せられた罰金は3万ユーロ !!



2012年、たしか中国GP・・・・帝王シューマッハがナットが締まっていない状態でピットアウト、



この時ホイールは外れませんでしたが、シューマッハは1コーナーで静かにマシンを止めリタイヤ。



ホイールが外れると多額の罰金を課せられる事を、よ~く理解しているシューマッハ・・・・ww



この場合でも、確か5千ユーロの罰金がチームに課せられましたので、本当にシビアな話です。



そもそも右リアを担当するピットクルーが、ホイールナットがカンだ状態で、ねじ込んでしまった事が原因ですが、



動画でも分かるように、かなり右リアの担当クルーは焦っていた状態。



2013 RED BULL RACING - 1




昔はタイヤ交換が作業終了すると、クルーが手を挙げ終了を知らせていましたが、



今や作業が終了するとホイールガンから信号が送られ、ジャッキマンのジャッキに信号が送られジャッキが下がるしくみ。



と聞いていますが、どうやらこのサインを送るボタンに誤って触ってしまったようです。



ドライバーへのGOサインは、SS上部のパイプからぶら下がるNISSAN INFINITIのエンブレムが見えると思いますが、



このエンブレムの中のGREENライトが点灯するとGOサインで、この信号はホイールガンやジャッキと連動しています。



所謂ロリポップというものですが、このロリポップがドライバーに最終的にシグナルを送る役目をしています。



昔のロリポップは、パイプの先にGOやSTOPと書いたものをドライバーの見える位置へ人間が見せていたんですが、



最近のロリポップは、昔のものとは違い非常にオシャレですよね・・・



そして今ではピットクルーといえども、ヘルメット着用、FIRE PROOFのウェアで作業することが必須になっています。




そして先週末のFIA GT Zandvoort のメインレースでもスタート後の2周目、1コーナーでクラッシュは起きました。



9番手を走行中の#14 AUDI R8がホームストレートエンドの1コーナーで、イン側のウォールに激しく衝突しました。



直ぐにレッドフラッグが振られレースは中断、誰もがドライバーのダメージを想像した瞬間でした。



ドライバーの無事は確認されましたが、3週連続のモータースポーツでの悲劇のドラマなどは、もうたくさんだ。







状況からして、まったくどこからもプレッシャーが掛かっていない状況に見えますが、



何故かイン側ウォールに向けてマシンが回転し始めており、完全にマシンのフロントのグリップがなくなっている感じです。



ブレーキがロックし白煙を上げている様子も無いし、そもそもABSがついているはずなので、ロックはしないだろう・・・



AUDI は、エンジンを後ろに背負っているので、あの当たり方では火災にならないだろうと思いましたが・・・・



いやそうではなくて、良く見てみると衝突したウォール部分の内側に、数人のマーシャルかカメラマン? が立っているではないか・・・



もう少しでこの映像が、別な意味で衝撃映像になってしまうところだった・・・・幸いにも彼らの怪我は報告されていません。



その後1コーナーアウト側グラベルに止まったAUDI を、マーシャルが砂煙が舞い上がる中、すぐさま救助に向かっています。



なんとも頭が下がる行動ですが、怯むことなく勇敢に行動しているこのマーシャルには拍手を送りたいですね。 GJ !!!!




さて今週ご紹介するマシンは、以前にも紹介したBroome Engineering から発売される GT V



オプションである、別売りのPaint カラーが追加発売されたのでご紹介しておきましょう。



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現在でもたくさんのペイントオプションが発売されていますが、まずはGT V Paint JH



白を基調に赤のラインがカッコイイ MARLBORO カラー・・・



かつては多くのレーシングドライバーが、このMARLBORO ドライバーに憧れていたものです。


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そしてBRITISH RIGHT WEIGHT CARを彷彿とさせるような、ディープグリーンを基調とした GT V Paint JC



見る人が見れば理解できる、名門LOTUS カラー 


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最後は、お馴染みのブルーをベースにオレンジラインがはいった GT V Paint JW



かつては、FORD GT、PORSCHE、McLaren などと共に、モータースポーツの世界でも歴史を作ってきたGULFカラーです。


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ステアリング下部がフラットなコンペティションモデルが採用され、素材はバックスキンでしょうか・・・



コクピットはシンプルですが、ブルーのLED照明、ステアリング、スイッチ類が、そのレーシーな雰囲気を盛り上げます。


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このブログでは、すでに昨年の11月にご紹介したマシンですが、⇒ http://cubix.slmame.com/e1292870.html



オプションも多数装備していますので、そちらの以前の記事を参考になさってみて下さい。



20130713 -8




こちらのBroome Engineering GT V でのデモ走行、或いはご購入の方は こちらから


Broome Engineering さんのMarket Placeは こちらから





本日最後にご覧いただく動画は、出来立てホヤホヤBentley の Continental GT3 がGoodwoodでお披露目になった動画



どのぐらい軽くなったのかはまだわかりませんが、とりあえず形になったという事でしょうか・・・・続報を待ちましょう。






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まさかの3週連続?? 最悪の事態にならなくて良かったです。



それにしてもモータースポーツだけではなく、サンフランシスコにおける韓国機の飛行機事故、



フランスでは列車の脱線事故と、世界では大きな事故が相次いでおります。



皮肉なことに、こういった重大事故が続いて起きると言うのは珍しくないですが、なんとか断ち切ってほしいものです。



日本では毎日のように熱中症で救急搬送の事案が発生、あれだけ気をつけてと言っているのにも関わらず・・・・



今週は自分も毎日のように、営業マンと一緒に外へ出る機会が非常に多かったので、気をつけていましたが・・・



普通に考えても、あの猛暑の中、外を歩くと言うのは大変な負担だと思うし、帽子を被るだけで随分と違うはず。



スーツを着た人も、日中は帽子を被るなどの対策が普通に行なわれるようになったほうがいいのでは?と思ったりもしました。



クルマも運転席と助手席以外はウィンドフィルムを貼るなど、対策されたほうがいいと思います。



今では運転席と助手席に貼れる透明フィルムで、UVカット機能を持ったフィルムもあるようですので検討されてみては?



夏休みそしてバケーションに入る季節になりましたが、交通事故と熱中症には十分ご注意下さい。



3連休となったこの週末を、素敵にお過ごし下さい。 それではまた !







Posted by CUBIX GROUP at 13:13 │CUBIX RACING