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2014年10月26日

Fighting Bull ~闘牛~


昨年の3月に創立50周年を記念して発表されたのを、このブログでも紹介したLamborghini Veneno



当時はまだSLでも発表されていませんでしたが、今年の7月になってやっとSLでも発売となりました。



今日はこのHaruMotorsより発売されたHM La Veを紹介していきましょう。



Fighting Bull ~闘牛~





歴代のランボルギーニの伝統に従い、このモデルも伝説的な闘牛の名前から付けられています。



これまで最も強く、最も攻撃的な牛のうちの一頭であり、また闘牛の歴史上、最も俊敏な牛としても有名な闘牛だそうだ。



Haru La Ve -2Haru La Ve -1



すべてがCFRP(カーボンファイバー強化プラスティック)で製作されたボディの形状は、まさにレーシング・プロトタイプカー



SSからも分かるように、フロントエンドは空気の流れとダウンフォースを生む大きなウイングとして機能するのでしょう。



HM La Ve -6



アンダーフロアを通った空気の流れは、リア中央部の4つの四角いエキゾースト・パイプ横にある巨大なディフューザーから



抜けて強大なダウンフォースを生み、ボディ上面を流れる空気は、リアカウルの開口部からエンジンを冷却し、



調整式リア・ウイングでダウンフォースを発生させます。 エンジン・カバーに設けられたル・マンカーのような



特徴的な "シャークフィン(サメの背びれ)" は、ブレーキング時の制動力とリアの安定性を高める狙いです。



HM La Ve -11



フロント20インチ、リア21インチのセンターロック式アロイ・ホイールのリムにはカーボンファイバー製リングを装着、



タービンのような効果を生みカーボン・セラミック・ブレーキの冷却に役立つというのが当初の説明でした。



SSではこのカーボン・セラミック・ブレーキのローターの部分がグレーの為分かりにくいですが・・・・



またホイールアーチもただ丸い形状ではなく、フロント・リア共にデザイン性の高いものになっています。



HM La Ve -13



インテリアはLamborghini 社独自のカーボンスキンがダッシュボード上に敷かれていますが、キレイに表現されています。



また、コンソールのスイッチ類、とくにイタリアンカラーを意識した3つのスイッチカバーは実車そのものですね。



エアバックを装備している為、どうしてもこのような形状になってしまうLamborghiniのステアリングは、もうちょっと何とならないものか・・・



Lamborghini 社がパテントを持つ「鍛造コンポジット」製バケットシートも、見事キレイに作られていますね。



HM La Ve -17HM La Ve -20



RLの世界では、高速道路上でこんなマシンが後ろから迫ってきたとしたら、思わずラインを譲ってしまいそうな迫力。



そのアグレッシブさというか攻撃的なデザインは、観る者を虜にするに違いありません。



HM La Ve -27



マシンカラーは全部で7カラーが発売されており、実際には世界で3台しか発売されていないので、



RLでは発売されていないHaru Motors の独自のカラーもあるので、お好きなカラーを選んでみてください。



こちらのHM LaVeのご購入は、USA AYAさん 或いはHaru Motorsまでどうぞ



HM La Ve -25HM La Ve -19




先日SUPER GTの海外ラウンドが微笑みの国、タイ王国の Chang International Circuit で開催されました。



Fighting Bull ~闘牛~





このサーキットのこけら落としとして開催されたSUPER GTですが、土曜 日曜の両日で12万人の来場があり



タイでの初開催は成功したようです。 しかし、まだまだSUPER GT開催にはピット数が足りず、



また決勝グリッド整列では、最後尾のBRZは、最終コーナーにかかっているオンザコーナー、



ちょっとホームストレートが短く、これほど参戦台数のあるレースでは狭いのかもしれません。



SUPER GTはスタンディングスタートではなく、ローリングスタートなのであまり関係ないのか・・・・



ピットは2つのピットを3チームで使用するなど苦労もあったようですが、来年にはまた改善されるようです。



2014 SUPER GT RD7 THAI -22014 SUPER GT RD7 THAI -1



昨年5月5日付けのこのブログで、このタイでのSUPER GTの開催の噂をとりあげましたが、



やはりのSLでのマレーシアのフレが調べてくれた、タイのこのサーキット建設は本当だった、改めてその情報に感謝したい。




さてレースは、タイヤ無交換という奇策に出たTom'sの#36 PETRONAS TOM's が優勝。



今回のレースは300kmで設定されていますが、タイヤ無交換が可能であるならば、来年は350km位で設定してほしいと願います。



2014 SUPER GT RD7 THAI #36 PETRONAS TOM'S RC F - 1



終盤タイでは珍しく絶好調だった#24 D'STAION GT-R が猛烈に追い上げましたが、一歩届きませんでした。



#36号車も終盤かなりキツそうで、あと10周あったら抜かれていた・・・と言っていましたが、ちょっとマユ唾・・・



あのペースの違いでは数周もあれば追いついていかれていたと思う。 とてもとてもあと10周は持たなかったと思います。



2014 SUPER GT RD7 THAI #24 D'station ADVAN GT-R - 1



鈴鹿ラウンド後にココでYOKOHAMAをクソミソに書きましたが、関係者がこのブログを読んだとは思いませんが、



タイでのYOKOHAMAは好調だった !! 努力の賜物か? たまたまの偶然か? 、とにかく予選から絶好調だった。



Q1ではMichel Krummがトップ通過、Q2では佐々木大樹が#46MOLA GT-Rに100分の3秒及ばず2番手となった。



シーズンを通してタイヤさえ良ければ、このNISSANの#24号車だってこの位の成績を残せる



50℃を越す路面温度ではYOKOHAMAガ強いのか? 不幸にも今年の日本は、暑さの中でのレースがなかった。



比較は出来ないが、トヨタ系のYOKOHAMAもタイムが良かったので、やはり今回のタイヤはパフォーマンスが良かったのだろう。



しかし継続性・・・・、パフォーマンスが安定しないのがYOKOHAMAタイヤだ・・・・・



それにしても新人 佐々木大樹、何よりMichael Krummの久しぶりの表彰台は非常に私にとって嬉しいニュースでした。



2014 SUPER GT RD7 THAI #24 D'station ADVAN GT-R - 22014 SUPER GT RD7 THAI #24 D'station ADVAN GT-R - 72014 SUPER GT RD7 THAI #24 D'station ADVAN GT-R - 42014 SUPER GT RD7 THAI #24 D'station ADVAN GT-R - 32014 SUPER GT RD7 THAI #24 D'station ADVAN GT-R - 5



全般的にNISSAN勢が好調で、どのマシンも予選でのポール、決勝での優勝にチャンスがあったレースでした。



しかし結果としてちょっとしたミスがその明暗を分けた形・・・・#23号車は、レース中盤GT300のマシンをプッシュしペナルティ、



2014 SUPER GT RD7 THAI #23 MOTUL AUTECH GT-R - 2



プラクティスから好調だった#12号車は、予選Q1でまさかの敗退、#46号車は、予選でPPを奪取



決勝ではトップを走るもエンジントラブルでリタイヤ、#46号車は今シーズン速さは見せるもトラブルが多く残念だ。



2014 SUPER GT RD7 THAI #46 S Road MOLA GT-R - 32014 SUPER GT RD7 THAI #46 S Road MOLA GT-R - 4



NISSAN勢 今シーズン2度目の1-2-3フィニッシュの可能性もあったわけですが、残念です。



#24号車もトラブルがないわけではありませんでした、Michael Krumm のスティント後半でミッションにトラブルがでている。



今シーズンNISSANの各マシンに発生している、パドルの問題だったのかもしれない。




GT300においては、#3 B-MAX NDDP GT-R Lucas Ordonez 星野一樹組が優勝。



2014 SUPER GT RD7 THAI #3 B-MAX NDDP GT-R - 17



地元の#99 i MOBILE AAS PORSCHEがスポット参戦し、ウェイトも積んでいないので、予選から速さを見せていました。



しかもこのチームはMICHELINタイヤを選択しており、想像以上にMICHELIN は非常にパフォーマンスが良かった。



日本からも同じPORSCHE GT3が参戦していますが、その差はやはりMICHELINタイヤだったのではないでしょうか・・・



#99号車は決勝後半までトップを快走、#3 のLucasがかなり追い上げましたが、#99号車のタイヤが先に音を上げてしまいます。



このあたりは、SUPER GT参戦経験のないドライバーの タイヤの使い方の差だったのかも知れません。



レース序盤の路面温度は51℃、路面のミューが低い分当然タイヤの磨耗は防げたはずだし、



レース後半は路面温度が10℃ほど下がっていた事を考えると、タイヤに優しい走りではなかったのだろう。





トップにたったLucas は非常に彼らしい淡々としたドライビングだったし、後ろからは#7 Studie BMW Z4が徐々につめてきていました。



相手はBMW のワークスドライバーである Jörg Müller ・・・・ラスト5周はヒヤヒヤしましたが、



Lucasもプレッシャーからそう簡単にスピンするようなドライバーではない。 SUPER GTでの初勝利おめでとう。



2014 SUPER GT RD7 THAI #3 B-MAX NDDP GT-R - 82014 SUPER GT RD7 THAI #3 B-MAX NDDP GT-R - 152014 SUPER GT RD7 THAI #3 B-MAX NDDP GT-R - 192014 SUPER GT RD7 THAI #3 B-MAX NDDP GT-R - 72014 SUPER GT RD7 THAI #3 B-MAX NDDP GT-R - 92014 SUPER GT RD7 THAI #3 B-MAX NDDP GT-R - 20



先週左京クンもココで書いていましたが、我々の予想ではLucas Ordonezは今期でSUPER GTは最後だろうと思います。



彼の経歴から言っても、来年のNISSAN LMP1のプロジェクト にワークスドライバーとして名を連ねるだろうし、



別のGT ACADEMY出身のドライバーがSUPER GTには参戦するのではないでしょうか・・・Wolfyあたりでしょうかね?



2014 SUPER GT RD7 THAI #3 B-MAX NDDP GT-R - 26



それにしても、SUPER GTではBMW Z4で参戦するチームが強いですね・・・・ドライバーも優秀ですが、チーム力もある



CHAMPION争いをするGAINERのMERCEDESは後半に入って失速・・・・これはやはりタイヤの差だろう。



日本においてはこのGT300では、今年BMWがCHAMPIONSHIP を獲得するのは、ほぼ間違いないと思う。



2014 BMW Sports Trophy Team Studie #7 RD-1 - 92014 GSR HATSUNEMIKU BMW #4 RD-1 - 1




そして相変わらずSUPER GT では結果がまったくでないAUDI R8 LMS ultra・・・・ブランパンシリーズでは結果を出し続けています。



BLANCPAINのENDURANCEシリーズではチームタイトル、ドライバーズタイトル共にCHAMPIONSHIPを獲得、



BLANCPAIN SPRINTシリーズにおいても、残りBAKU戦でCHAMPIONSHIPを獲得する位置につけています。



ダブルで4つのタイトルを獲得するような活躍をみせている ヨーロッパでのAUDI R8 LMS ULTRA、



タイヤが違うので一概に比較は出来ませんが、今年のモデルのR8は、リアのディフューザーを取り払い認可を受けています。



2014 Audi Sport Team Hitotsuyama #21 RD-1 - 2



その理由はよく知らないのですが、SUPER GTにおいては、リヤダウンフォースが不足し、



SUPERGTでのR8にとっては、益々オーバーステア傾向が増してしまっているのではないかと想像します。



ヨーロッパでは勝てるのに何故SUPER GTでは、これほどナーバスなマシンになってしまっているのか ?



2014 BLANCPAIN SERIES AUDI R8 LMS ULTRA - 132014 BLANCPAIN SERIES AUDI R8 LMS ULTRA - 102014 BLANCPAIN SERIES AUDI R8 LMS ULTRA - 82014 BLANCPAIN SERIES AUDI R8 LMS ULTRA - 22014 BLANCPAIN SERIES AUDI R8 LMS ULTRA - 5



鈴鹿1000kmではAUDI からファクトリードライバーであるChristopher Haase が派遣されましたが、決勝ではドライビングする



機会がなく序盤でリタイヤ・・・・・何としても、ヨーロッパのドライバーに一度ドライブする機会を与え、



インプレッションしてもらうべきだと思います。 あるいは、もうYOKOHAMAタイヤを諦めるか・・・・



ヨーロッパでの活躍からすると、この日本でのSUPER GTでの走りは、未だに理解しがたいものがあります。




さて、Chang International Circuit はFIAのGRADE1 を取得したサーキット、ちょっとコース幅が狭くないか?とも思いましたが、



セクター2のT5~T7、そしてセクター3のT9~T11、とくに9コーナーは、あまり攻めすぎるドライバーはタイムがでていません。



2014 SUPER GT RD7 THAI -9



クリップを奥にとり、10~11コーナーはなるべくステアリングを切り込まないようなラインどりするドライバーが速かった。



コース幅が狭いせいなのか、コースをショートカットするマシンもあり、コーナーによっては土がコースを汚す場所がありました。



そういったコーナーは、今後縁石をカマボコ形状にするなど、工夫が必要かもしれません。



単純そうに見えて、実は非常に攻めがいのあるサーキットであり、アップダウンもなく全体がフラットなコース、



強いて言うならば、もうちょっと全長が長いほうが良かったのかもしれません。



F1開催も視野に入れているこのサーキットは、RED BULLが後押ししているとも噂されておりますので今後の動きに注目です。


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スッカリRLの忙しい日が続いており、ブログの更新が出来ず・・・・



このブログも5年めに突入していますが、これほど間が開いてしまった事は記憶にありません。



アクセス数も14万アクセスを超え、このようなマニアックなブログへわざわざ訪ねていただき感謝です。



そして先週左京クンがココでF1の記事を書いたわけですが、心配された小林可夢偉・・・・



なんと金策に行き詰ったケーターハムが、残りの2戦を欠場する事を発表しました。



先週のブログからも明らかですが、もはや小林可夢偉が云々・・・・というレベルの話ではなくなっていました。



チームは破産申請し、このまま売却先を見つけるしか道はありません。 



残念ですが日本人ドライバー 小林可夢偉の今シーズンは終了となります。




さて最近トラックの追突事故が岐阜の高速道路で発生、昨日のニュースでも大阪でトラックによる追突・・・・



北海道では外国人観光客を乗せたバスに、トラックがセンターラインをはみ出し衝突し死亡事故がありました。



どうも最近トラックによる事故が多いですよね !! 岐阜での追突事故は、普通車がハザードを出しているにも関わらず、



産廃を運ぶような大型トラックがノーブレーキで突っ込んでいる。 いったいどこを見て運転しているのやら・・・・



衝突安全ボディなどといっても、あの手のクルマに衝突されようものなら一溜りも無い。



ボディの総重量が10トン、荷物を積めば重量20~25トンの大型の鉄の塊が、そう簡単に止まれるはずも無いし、



猛スピードで体当たりしてくるわけですから・・・・普通乗用車など簡単につぶれてしまう事を理解しなければならない。



個人的にはトラックの直後や前を走るのは拒絶するタイプなので、そういった事故に巻き込まれた経験はありませんが、



高速道路上での渋滞による急減速は、ハザードランプを点滅させることをオススメします。



「この先、渋滞で減速してますので、追突しないでね」という合図で、高速道路運営会社も推奨している事です。



後続車が気付いてくれてハザードランプを点灯させてくれたら、自車のハザードランプは解除します。



自分がハザードを点滅させているのに、まったくハザードを点滅させない後ろのドライバーを見かけますが、



これはほとんど自殺行為、考え方として、自分は後続車よりさらにもう1台後ろに注意を促しているのであって、



後続車が気付いてもそのさらに後続車が気付かなければ、事故に巻き込まれる可能性もあるわけだから、



自分は分かっているから点滅させないではなく、自らの命を守るためにも点滅させる事をオススメします。



特に高速道路上では、この手の追突事故は必ず玉突き事故となり、5~6台が犠牲になる事は珍しい事ではありません。



これから歳末を迎え、ますます交通量も増えるでしょう、交通事故には十分気をつけましょう。



皆さん良い週末をお過ごしください。 それではまた







Posted by CUBIX GROUP at 19:19 │CUBIX RACING