2014年11月29日
VINTAGE ~ヴィンテージ~
先週で今年最後の3連休、そして感謝祭も終わり いよいよ12月ですね・・・・クリスマスの準備は進んでますか?ww
さて今週もSLでのクルマを紹介していきますが、今日紹介するのはSURPLUS MOTORSより発売された49 Vintage Racer
レッドベースのカラーとブリティッシュグリーンベースのカラーの2台がセットになっています。
こちらのマシンは、Colin Chapman と Maurice Philippe のデザインにより1967年にデビューしたLOTUS 49
所謂、葉巻型と言われるボディ形状が特徴で、ウイングといった空力パーツを使用していない時代のF1マシンです。
当時のLOTUSのドライバーは、F1史上にも名を残す ジム・クラーク と グラハム・ヒル と豪華なラインナップ。
グラハム・ヒルの息子デーモン・ヒルは1996年にCHAMPION を獲得しましたが、親子2代でのCHAMPIONは有名な話デス。
この頃はHONDAの第1期の参戦時期でもあったり、その他今年亡くなったSir Jack Brabham の黄金期でもありました。
息子さんのDavid Brabham はこのブログでも度々紹介して来ましたが、長く宙に浮いていたBRABHAM BRAND
どうやらその使用権を巡りDavid Brabham は動いているようです。その第1弾として、来年のWEC参戦を目指しており、
将来的には、再びF1の世界にも復帰したいとDavid Brabham は語っていますが、往年のファンは喜ぶでしょうね・・・
話は戻って、LOTUSのコーリン・チャップマンは、シャーシーやウィングなど現代のレース界でも基礎となるモノを生み出しました。
ビジネスマンとしても彼は才能を発揮しましたが、F1に初めて広告を持ち込んだのも彼が最初だったと言われています。
それまでのカラーリングというのは、各チームの母国のナショナルカラーがF1では主流・・・・というかそれが当たり前だった時代。
LOTUSはイギリスのチームですので、当初はBIRTISH GREENにイエローのラインでしたが、
その後F1界に初めてフルスポンサーカラー、タバコの赤・白・金の「GOLD LEAF」ブランドのマシンが登場します。
そして、あの有名な黒と金のタバコブランド JOHN PLAYER SPECIAL になっていきます。
あのアイルトン・セナもドライブしたLOTUS 97TのJPSカラーは、あまりにも有名ですよね・・・・
そして、なんと言ってもLOTUS 49 といえば、コスワース(COSWORTH) のDFV エンジン。
このLOTUSに搭載されたデビューレースのオランダGPで見事にデビューウィン。 このエンジンは一気に注目を集める事になります。
このコスワースがDFVエンジンを開発するためのスポンサーとなるよう、フォードを説得したのも実はコーリン・チャップマン
このエンジンは実に長くF1でプライベーターから採用され、90年代初頭まで使われています。
もちろんそのまま使われたのではなく、エンジンチューナーがこのDFVをベースに更にチューニングされたものですが・・・
ジャッド(JUDD)やハート(HART)は有名ですが、彼らのチューニングによるDFY DFR DFZ などのDFVからの発展系のエンジンが、
1991年までF1でも使われ続けていたのですから驚きです。
日本でもかつてのF3000時代はこのDFVエンジンが使われましたが、日本におけるレーシングエンジンチューナーの第一人者
ケン・マツウラ チューンによるDFVが活躍し、あの片山右京氏や星野一義氏らが、このエンジンでCHAMPIONになっています。
F1では90年代にはいって、鈴木亜久里が乗っていたラルースのマシンはハートチューンによるCOSWORTH DFR
だった記憶がありますが、このDFRエンジンは、エンジンブローが多かったですね・・・
結局このDFRエンジンは、この年1991年を持ってF1から姿を消す訳ですが、この一連のエンジンは、F1から撤退するまでに
なんと155勝も挙げ、今だにF1で これだけの実績を挙げたレーシングエンジンはありません。
そしてこの頃のF1マシンは、ご覧のようにトレッド部分に溝が刻まれたタイヤが使用されていました。
現在のレースシーンでは当たり前になったスリックタイヤの採用は、F1では1971年からと聞いた事があります。
コクピットはアナログ感満載のメターがずらりと並んでいます。
メーターは左から、油圧計と油温計が一体になったメーター?、次が回転計(タコメーター)、水温計、電流計、
一番右は燃圧系だろうか? スターターボタン、マスタースイッチ、フューエルポンプスイッチなどはないようです。
右に見える赤い丸の部分は、シフトレバー、それにしてもこのステアリングはWOOD風に見えてしまう・・・・
確かに本物は赤い革巻きでしたが、もうちょっと太巻きで、小径のステアリングで作られていないのが残念な点だと思う・・・・
そしてボディ全体に造形されている、丸いポチポチは、リベット留めによるものです。
この時代のマシンはアルミを継ぎ接ぎしている為、すべてをボルト止めでは緩む可能性もありますし、膨大なボルトの数を
すべてトルク管理するのは難しいし重くもなる、先端部も丸いので空力的にも有利だからなんでしょう。
もちろんこのクルマには乗った事はありませんが、ボディ剛性が不足しているのでは?と思いますが、
コーナーリングの時のフニャフニャ感は、今の時代のレーシングマシンとは比べ物にならないのだろうと思います。
なかなか迫力あるエキゾーストノートも装備している、49Vintage Racerをガレージに飾ってみてはどうですか?
こちらの[SURPLUS MOTORS]から発売された49 Vintage Racer のご購入はMainstoreか MARKETPLACE でどうぞ
さて今週もSLでのクルマを紹介していきますが、今日紹介するのはSURPLUS MOTORSより発売された49 Vintage Racer
レッドベースのカラーとブリティッシュグリーンベースのカラーの2台がセットになっています。
こちらのマシンは、Colin Chapman と Maurice Philippe のデザインにより1967年にデビューしたLOTUS 49
所謂、葉巻型と言われるボディ形状が特徴で、ウイングといった空力パーツを使用していない時代のF1マシンです。
当時のLOTUSのドライバーは、F1史上にも名を残す ジム・クラーク と グラハム・ヒル と豪華なラインナップ。
グラハム・ヒルの息子デーモン・ヒルは1996年にCHAMPION を獲得しましたが、親子2代でのCHAMPIONは有名な話デス。
この頃はHONDAの第1期の参戦時期でもあったり、その他今年亡くなったSir Jack Brabham の黄金期でもありました。
息子さんのDavid Brabham はこのブログでも度々紹介して来ましたが、長く宙に浮いていたBRABHAM BRAND
どうやらその使用権を巡りDavid Brabham は動いているようです。その第1弾として、来年のWEC参戦を目指しており、
将来的には、再びF1の世界にも復帰したいとDavid Brabham は語っていますが、往年のファンは喜ぶでしょうね・・・
話は戻って、LOTUSのコーリン・チャップマンは、シャーシーやウィングなど現代のレース界でも基礎となるモノを生み出しました。
ビジネスマンとしても彼は才能を発揮しましたが、F1に初めて広告を持ち込んだのも彼が最初だったと言われています。
それまでのカラーリングというのは、各チームの母国のナショナルカラーがF1では主流・・・・というかそれが当たり前だった時代。
LOTUSはイギリスのチームですので、当初はBIRTISH GREENにイエローのラインでしたが、
その後F1界に初めてフルスポンサーカラー、タバコの赤・白・金の「GOLD LEAF」ブランドのマシンが登場します。
そして、あの有名な黒と金のタバコブランド JOHN PLAYER SPECIAL になっていきます。
あのアイルトン・セナもドライブしたLOTUS 97TのJPSカラーは、あまりにも有名ですよね・・・・
そして、なんと言ってもLOTUS 49 といえば、コスワース(COSWORTH) のDFV エンジン。
このLOTUSに搭載されたデビューレースのオランダGPで見事にデビューウィン。 このエンジンは一気に注目を集める事になります。
このコスワースがDFVエンジンを開発するためのスポンサーとなるよう、フォードを説得したのも実はコーリン・チャップマン
このエンジンは実に長くF1でプライベーターから採用され、90年代初頭まで使われています。
もちろんそのまま使われたのではなく、エンジンチューナーがこのDFVをベースに更にチューニングされたものですが・・・
ジャッド(JUDD)やハート(HART)は有名ですが、彼らのチューニングによるDFY DFR DFZ などのDFVからの発展系のエンジンが、
1991年までF1でも使われ続けていたのですから驚きです。
日本でもかつてのF3000時代はこのDFVエンジンが使われましたが、日本におけるレーシングエンジンチューナーの第一人者
ケン・マツウラ チューンによるDFVが活躍し、あの片山右京氏や星野一義氏らが、このエンジンでCHAMPIONになっています。
F1では90年代にはいって、鈴木亜久里が乗っていたラルースのマシンはハートチューンによるCOSWORTH DFR
だった記憶がありますが、このDFRエンジンは、エンジンブローが多かったですね・・・
結局このDFRエンジンは、この年1991年を持ってF1から姿を消す訳ですが、この一連のエンジンは、F1から撤退するまでに
なんと155勝も挙げ、今だにF1で これだけの実績を挙げたレーシングエンジンはありません。
そしてこの頃のF1マシンは、ご覧のようにトレッド部分に溝が刻まれたタイヤが使用されていました。
現在のレースシーンでは当たり前になったスリックタイヤの採用は、F1では1971年からと聞いた事があります。
コクピットはアナログ感満載のメターがずらりと並んでいます。
メーターは左から、油圧計と油温計が一体になったメーター?、次が回転計(タコメーター)、水温計、電流計、
一番右は燃圧系だろうか? スターターボタン、マスタースイッチ、フューエルポンプスイッチなどはないようです。
右に見える赤い丸の部分は、シフトレバー、それにしてもこのステアリングはWOOD風に見えてしまう・・・・
確かに本物は赤い革巻きでしたが、もうちょっと太巻きで、小径のステアリングで作られていないのが残念な点だと思う・・・・
そしてボディ全体に造形されている、丸いポチポチは、リベット留めによるものです。
この時代のマシンはアルミを継ぎ接ぎしている為、すべてをボルト止めでは緩む可能性もありますし、膨大なボルトの数を
すべてトルク管理するのは難しいし重くもなる、先端部も丸いので空力的にも有利だからなんでしょう。
もちろんこのクルマには乗った事はありませんが、ボディ剛性が不足しているのでは?と思いますが、
コーナーリングの時のフニャフニャ感は、今の時代のレーシングマシンとは比べ物にならないのだろうと思います。
なかなか迫力あるエキゾーストノートも装備している、49Vintage Racerをガレージに飾ってみてはどうですか?
こちらの[SURPLUS MOTORS]から発売された49 Vintage Racer のご購入はMainstoreか MARKETPLACE でどうぞ
さて先週AUDIワークスドライバーであるTom Kristensen の引退が発表されました。
日本ではトムクリの愛称で親しまれファンも多く、ご存知のようにLe Mans24 では、9度もの総合優勝を 飾っているレジェンドです。
90年代に入って日本で活躍し、全日本F3 CHAMPIONとなり、全日本F3000選手権へも参戦しています。
全日本ツーリングカー(JTCC)や、96年には全日本GT(JGTC)でFETのSUPRAで参戦。
トムクリもロッテラーやトレルイエと同様、日本で育った外国人ドライバーであると言っても過言ではありません。
97年は数戦をスポットでのSUPRAに乗った記憶がありますが、その後ヨーロッパへ戻り、現在のJOEST RACING へと加入、
この97年にはPORSCHE WSC95 で、元F1ドライバー Michele Alboreto と Stefan Johansson と組み総合優勝しています。
2000年から2005年まではLe Mans24を6連覇、とくに2004年は、日本のチーム郷から出場し荒聖治選手と共に優勝しました。
一時はティレルからF1参戦の可能性もありましたが、結局 F1のシートを得る事はありませんでした・・・・
その後はアメリカのALMS(アメリカンルマンシリーズ)やDTMシリーズへもAUDIで参戦しています。
昨年はWECでCHAMPION となり、今年の8月にはその長年の活躍を称えられ、デンマーク王室から勲章を受けているトム・クリ
F1のシートこそ得る事はありませんでしたが、耐久レースに力を注ぎ、レーシングドライバーとして成功を収めました。
個人的にはF1が総てではないと思いますし、Le Mansでの優勝請負人とまで賞賛されたTom Kristensen
日本でドライブしていた若い頃のブロンドヘアーがカッコ良かったのを今でも覚えていますし、日本人の女性のファンも多かったですね。
彼のLe Mans24での9回の総合優勝の記録は、当分の間塗り替えられる事はないでしょう。 本当にお疲れ様でした。
ラストシーズンのドライバーズCHAMPIONは残念ながら逃しましたが、AUDIのマニュファクチャラーのタイトル獲得の可能性はある。
Le MANS24を1-2フィニッシュ、その後オースティンまでは良かったですが、終盤に来て失速しているAUDI 。
最終戦で2014年AUDI がマニュファクチャラータイトル獲得し、引退するトム・クリへの花道となるのでしょうか!!??・・・・・
ブラジル・インテルラゴスで、もしもPORSCHEとトヨタ がこの空気読めたなら賛辞を送りたいが・・・・ www
トヨタとしても初の世界タイトルがかかっているだけに、花道なんてことは微塵も考えていない事でしょう。
日本ではトムクリの愛称で親しまれファンも多く、ご存知のようにLe Mans24 では、9度もの総合優勝を 飾っているレジェンドです。
90年代に入って日本で活躍し、全日本F3 CHAMPIONとなり、全日本F3000選手権へも参戦しています。
全日本ツーリングカー(JTCC)や、96年には全日本GT(JGTC)でFETのSUPRAで参戦。
トムクリもロッテラーやトレルイエと同様、日本で育った外国人ドライバーであると言っても過言ではありません。
97年は数戦をスポットでのSUPRAに乗った記憶がありますが、その後ヨーロッパへ戻り、現在のJOEST RACING へと加入、
この97年にはPORSCHE WSC95 で、元F1ドライバー Michele Alboreto と Stefan Johansson と組み総合優勝しています。
2000年から2005年まではLe Mans24を6連覇、とくに2004年は、日本のチーム郷から出場し荒聖治選手と共に優勝しました。
一時はティレルからF1参戦の可能性もありましたが、結局 F1のシートを得る事はありませんでした・・・・
その後はアメリカのALMS(アメリカンルマンシリーズ)やDTMシリーズへもAUDIで参戦しています。
昨年はWECでCHAMPION となり、今年の8月にはその長年の活躍を称えられ、デンマーク王室から勲章を受けているトム・クリ
F1のシートこそ得る事はありませんでしたが、耐久レースに力を注ぎ、レーシングドライバーとして成功を収めました。
個人的にはF1が総てではないと思いますし、Le Mansでの優勝請負人とまで賞賛されたTom Kristensen
日本でドライブしていた若い頃のブロンドヘアーがカッコ良かったのを今でも覚えていますし、日本人の女性のファンも多かったですね。
彼のLe Mans24での9回の総合優勝の記録は、当分の間塗り替えられる事はないでしょう。 本当にお疲れ様でした。
ラストシーズンのドライバーズCHAMPIONは残念ながら逃しましたが、AUDIのマニュファクチャラーのタイトル獲得の可能性はある。
Le MANS24を1-2フィニッシュ、その後オースティンまでは良かったですが、終盤に来て失速しているAUDI 。
最終戦で2014年AUDI がマニュファクチャラータイトル獲得し、引退するトム・クリへの花道となるのでしょうか!!??・・・・・
ブラジル・インテルラゴスで、もしもPORSCHEとトヨタ がこの空気読めたなら賛辞を送りたいが・・・・ www
トヨタとしても初の世界タイトルがかかっているだけに、花道なんてことは微塵も考えていない事でしょう。
一方来年からWECシリーズLMP1クラスへワークス参戦するNISSAN
すでにテストはアメリカで行う事が発表され、GT ACADEMYからはBryan Heitkotter やSteven Doherty らに
テストへの参加が許されているようです。 そして今週に入ってアメリカ・アリゾナ州にあるNISSANのテストトラックにて
LMP1カーである NISSAN GT-R LM NISMO のテストが始まったそうで、ステアリングを握ったのはMichael Krumm
ワークスがLMP1に参戦するには、ハイブリッドが条件ですが、どんな新技術が盛り込まれているのでしょうか・・・・?
ドライバーについては依然として発表されていませんが、以前 Darren Cox 氏が言うに、はNISMO FESTIVAL まで待ってくれ・・・
という話でしたので、今週のNISMO FESTIVALで、大きな発表があるのかもしれません。
日本からは、Michael Krumm、本山哲、松田次雄・・・・・が候補だろうか
新たにNISSANに加わるドライバーもいるでしょう、そしてGT ACADEMYからも同様に・・・・
そしてACOは2015年シーズンから、新しいカテゴリーとしてル・マンプロトタイプ3(LMP3)創設を発表。
ヨーロピアン・ルマン・シリーズ(ELMS)、アジア・ルマンシリーズに限定して創設されるわけですが、
チームやドライバー、コンストラクターのための入門カテゴリーとして、3⇒2⇒1とステップアップしていくには面白い試みだと思います。
NISSANはこのLMP3 クラスへもエンジン供給を発表しています。
パワープラントはNISMOチューンによる5リッター NA・V8エンジン、日産VK50VEになるようです。
これでNISSAN は、LMP3、LMP2、LMP1 と総てのカテゴリーでの活動を網羅する事になります。
今年SUPER GTのタイトルを獲得し、NISMO創立30周年に花を添えたNISSAN、益々面白い事になってきましたね。
すでにテストはアメリカで行う事が発表され、GT ACADEMYからはBryan Heitkotter やSteven Doherty らに
テストへの参加が許されているようです。 そして今週に入ってアメリカ・アリゾナ州にあるNISSANのテストトラックにて
LMP1カーである NISSAN GT-R LM NISMO のテストが始まったそうで、ステアリングを握ったのはMichael Krumm
ワークスがLMP1に参戦するには、ハイブリッドが条件ですが、どんな新技術が盛り込まれているのでしょうか・・・・?
ドライバーについては依然として発表されていませんが、以前 Darren Cox 氏が言うに、はNISMO FESTIVAL まで待ってくれ・・・
という話でしたので、今週のNISMO FESTIVALで、大きな発表があるのかもしれません。
日本からは、Michael Krumm、本山哲、松田次雄・・・・・が候補だろうか
新たにNISSANに加わるドライバーもいるでしょう、そしてGT ACADEMYからも同様に・・・・
そしてACOは2015年シーズンから、新しいカテゴリーとしてル・マンプロトタイプ3(LMP3)創設を発表。
ヨーロピアン・ルマン・シリーズ(ELMS)、アジア・ルマンシリーズに限定して創設されるわけですが、
チームやドライバー、コンストラクターのための入門カテゴリーとして、3⇒2⇒1とステップアップしていくには面白い試みだと思います。
NISSANはこのLMP3 クラスへもエンジン供給を発表しています。
パワープラントはNISMOチューンによる5リッター NA・V8エンジン、日産VK50VEになるようです。
これでNISSAN は、LMP3、LMP2、LMP1 と総てのカテゴリーでの活動を網羅する事になります。
今年SUPER GTのタイトルを獲得し、NISMO創立30周年に花を添えたNISSAN、益々面白い事になってきましたね。
そのSUPER GT最終戦 茂木ラウンドに顔を見せた、BLANCPAIN SERIES を運営するSROのStephane Ratel 氏
GTAは、FIA-GT3規定車両の性能調整(BOP)について、両者が提携してBOPに関する情報を共有し、
よりBOPの精度を高めようと、SRO-GTAの間で提携の調印式が行われました。
具体的にはよくわからないのですが・・・・振り返ってみると、とくに2012年のBOP設定は酷いものでした。
PORSCHEやASTON MARTINの速さに対し、まったく無策だったし、FIAのBOPは確かにおかしなものだった。
2013年、GTAが最終戦で行ったJAF-GT車両へのBOP緩和・・・・大した力も無いCR-ZがCHAMPIONとなり、最後に白ける事態。
元々の話をすると、SROがGT1,GT2,GT3とカテゴリーを作り上げた時、
このGT3カーというのはジェントルマンドライバーによるレースを想定しており、事実GT3レースはそういうものでした。
ジェントルマンというのはアマチュアを意味しますが、2011年でGT1,GT2,が廃止になり、GT3カーでプロフェッショナルドライバーも
参戦出来るレースシリーズとして、SRO作り上げたのが、現在のBLANCPAINシリーズ。
しかし、このプロドライバーがGT3をドライブする事によって、BOPを巡りますます問題が複雑になってしまいました。
今年はかなりBOPが安定したのは、SROがFIAが行ってきた時よりも進化し、Gサンサーなどを組み込み精度が増したのは事実。
またサーキット特性も考慮され、3つのパターンを使い分けるといった具合だった。
SUPER GTに参戦するGT3マシンの判断基準として、ヨーロッパのワンメイクタイヤとは違い、マルチメイクタイヤのSUPER GT
このSUPER GTのウリでもあるマルチメイクタイヤは、外から見ればSUPER GTにとってヤッカイな問題にも見えます・・・
MICHELIN BRIDGESTONE DUNLOP YOKOHAMA・・・・各メーカーのテクノロジーが競われているレースでもあるからです。
ヨーロッパで採用される性能基準を是として、あとはドライバーと各タイヤのパフォーマンスの差?
実際、ヨーロッパでのAUDI R8の活躍とSUPER GTでのAUDI R8のパフォーマンスは雲泥の差がある現実。
タイヤも含めマシンのせいなのか、ドライバーの技量の違いか、たまたま日本に輸入されたマシンの個体の問題なのか・・・・
来年3月にSROによって3パターンのBOP設定が決定され、そのBOPを用いて岡山でテストが行われSUPER GTでのBOPが決定する・・・・
つまりSROとGTAのBOPは若干の違いが出てくるという事なのでしょう。
しかし、タイヤの出来、不出来が結果を大きく左右するのでは?という事になるのかもしれません。
もしこのテストで力を緩めるようなチームがあれば、BOP設定に大きな影響を与えますし、そのあたりはどのような対策がされるのでしょうか?
GT300は圧倒的にヨコハマユーザーが多いですが、来年はMICHELIN、BRIDGESTONE、DUNLOPとタイヤ選択も大きな要素。
少しヨコハマが多すぎるので、個人的にはちょっとユーザーがバラけてほしいと思うのは私だけだろうか・・・・
それにしてもBOPの基準づくりというのは、とてつもなく膨大な作業で気が遠くなりそう・・・
GT3カーは来年僅かにブランドも増加するようで、つい先日発表されたばかりなのが、キャデラックATS-V.R
現在アメリカのピレリワールドシリーズに参戦しているCTSベースのマシンとは違い、ATS をベースにしたFIA GT3マシンです。
そしてMcLaren 650S GT3 、トヨタ RC F GT3 などが新たに投入されます。
Reiter Engineering はすでにLamborghini Huracan(ウラカン)のGT3を開発中で、すでにテストも行われています。
2015年シーズン途中で、トーマス・エンゲを起用しどこかで実践デビューさせ、2016年からのデリバリーでしょう。
※訂正 ウラカン GT3 はReiter Engineering による開発ではありませんでした。 明らかになったのは、
Lamborghini社が新たに作ったレーシング部門で開発されたそうです。
今週Reiter Engineering は、2015 Lamborghini Gallardo R-EX GT3を発表しましたが、すでに市販は終了している Gallardo
おそらく Lamborghini Gallardo のアップデートはこれで最後で、2016年は上記のとおりウラカンへ移行ではないでしょうか。
Lamborghini のワンメイクレース『スーパートロフェオ』は、既にウラカンLP620-2 スーパートロフェオを発表しているので、
来シーズンのトロフェオレースは、ウラカンへと移行になるようです。
そしてMERCEDESはSLSが今年で販売終了するので、次期モデルはMERCEDES AMG GTがベース車両になるだろうし、
BMWは、Z4からM6クーペをベースとしたGT3マシンになるようです。 M6クーペのGT3は2011年にBLANCPAINに1台が
参戦していた記憶がありますが、M6クーペをベースとしたマシンは2016年からデリバリーされるようです。
来年SUPER GTではトヨタのほか、新たなブランドのGT3マシンの参戦があるのか楽しみですね
GTAは、FIA-GT3規定車両の性能調整(BOP)について、両者が提携してBOPに関する情報を共有し、
よりBOPの精度を高めようと、SRO-GTAの間で提携の調印式が行われました。
具体的にはよくわからないのですが・・・・振り返ってみると、とくに2012年のBOP設定は酷いものでした。
PORSCHEやASTON MARTINの速さに対し、まったく無策だったし、FIAのBOPは確かにおかしなものだった。
2013年、GTAが最終戦で行ったJAF-GT車両へのBOP緩和・・・・大した力も無いCR-ZがCHAMPIONとなり、最後に白ける事態。
元々の話をすると、SROがGT1,GT2,GT3とカテゴリーを作り上げた時、
このGT3カーというのはジェントルマンドライバーによるレースを想定しており、事実GT3レースはそういうものでした。
ジェントルマンというのはアマチュアを意味しますが、2011年でGT1,GT2,が廃止になり、GT3カーでプロフェッショナルドライバーも
参戦出来るレースシリーズとして、SRO作り上げたのが、現在のBLANCPAINシリーズ。
しかし、このプロドライバーがGT3をドライブする事によって、BOPを巡りますます問題が複雑になってしまいました。
今年はかなりBOPが安定したのは、SROがFIAが行ってきた時よりも進化し、Gサンサーなどを組み込み精度が増したのは事実。
またサーキット特性も考慮され、3つのパターンを使い分けるといった具合だった。
SUPER GTに参戦するGT3マシンの判断基準として、ヨーロッパのワンメイクタイヤとは違い、マルチメイクタイヤのSUPER GT
このSUPER GTのウリでもあるマルチメイクタイヤは、外から見ればSUPER GTにとってヤッカイな問題にも見えます・・・
MICHELIN BRIDGESTONE DUNLOP YOKOHAMA・・・・各メーカーのテクノロジーが競われているレースでもあるからです。
ヨーロッパで採用される性能基準を是として、あとはドライバーと各タイヤのパフォーマンスの差?
実際、ヨーロッパでのAUDI R8の活躍とSUPER GTでのAUDI R8のパフォーマンスは雲泥の差がある現実。
タイヤも含めマシンのせいなのか、ドライバーの技量の違いか、たまたま日本に輸入されたマシンの個体の問題なのか・・・・
来年3月にSROによって3パターンのBOP設定が決定され、そのBOPを用いて岡山でテストが行われSUPER GTでのBOPが決定する・・・・
つまりSROとGTAのBOPは若干の違いが出てくるという事なのでしょう。
しかし、タイヤの出来、不出来が結果を大きく左右するのでは?という事になるのかもしれません。
もしこのテストで力を緩めるようなチームがあれば、BOP設定に大きな影響を与えますし、そのあたりはどのような対策がされるのでしょうか?
GT300は圧倒的にヨコハマユーザーが多いですが、来年はMICHELIN、BRIDGESTONE、DUNLOPとタイヤ選択も大きな要素。
少しヨコハマが多すぎるので、個人的にはちょっとユーザーがバラけてほしいと思うのは私だけだろうか・・・・
それにしてもBOPの基準づくりというのは、とてつもなく膨大な作業で気が遠くなりそう・・・
GT3カーは来年僅かにブランドも増加するようで、つい先日発表されたばかりなのが、キャデラックATS-V.R
現在アメリカのピレリワールドシリーズに参戦しているCTSベースのマシンとは違い、ATS をベースにしたFIA GT3マシンです。
そしてMcLaren 650S GT3 、トヨタ RC F GT3 などが新たに投入されます。
Reiter Engineering はすでにLamborghini Huracan(ウラカン)のGT3を開発中で、すでにテストも行われています。
2015年シーズン途中で、トーマス・エンゲを起用しどこかで実践デビューさせ、2016年からのデリバリーでしょう。
※訂正 ウラカン GT3 はReiter Engineering による開発ではありませんでした。 明らかになったのは、
Lamborghini社が新たに作ったレーシング部門で開発されたそうです。
今週Reiter Engineering は、2015 Lamborghini Gallardo R-EX GT3を発表しましたが、すでに市販は終了している Gallardo
おそらく Lamborghini Gallardo のアップデートはこれで最後で、2016年は上記のとおりウラカンへ移行ではないでしょうか。
Lamborghini のワンメイクレース『スーパートロフェオ』は、既にウラカンLP620-2 スーパートロフェオを発表しているので、
来シーズンのトロフェオレースは、ウラカンへと移行になるようです。
そしてMERCEDESはSLSが今年で販売終了するので、次期モデルはMERCEDES AMG GTがベース車両になるだろうし、
BMWは、Z4からM6クーペをベースとしたGT3マシンになるようです。 M6クーペのGT3は2011年にBLANCPAINに1台が
参戦していた記憶がありますが、M6クーペをベースとしたマシンは2016年からデリバリーされるようです。
来年SUPER GTではトヨタのほか、新たなブランドのGT3マシンの参戦があるのか楽しみですね
世間を騒がせているTAKATA 製のエアバック問題。
メキシコで作られアメリカでの市販車に装備されていたものだけが不良なのかと思っていましたが、
どうやらそれだけではなさそうです。 日本国内でも装備されている国産車が次々と発表になっています。
それにしても内部告発によって、TAKATAは既に2004年には事実を把握していたという証言もあり、事態は非常に深刻。
国産車ではほとんどのメーカーが採用していたようですが、TAKATA問題でリコール対象車が発表されていないのは、
スズキ自動車と三菱自動車ぐらいのものだろうか・・・・国産車をお持ちの方は国土交通省のHPでの対象車一覧
で確認するか、各自動車メーカーのHPで対象になっているのかどうか確認をされた方がいいと思います。
ディーラーにて新車で購入された場合、ほとんどの場合はハガキ等でリコールのお知らせなどは届くようですが、
とくに中古車を購入した場合は、きめ細かな期待ができませんので、、ご自身でチェックされたほうがいいと思います。
車検証に記載される 車種、型式、車体番号をしっかり把握し、リコール対象車種かどうか確認する事をオススメします。
この週末は雨模様で寒くなっていますが、インフルエンザも流行の兆しがあり注意が必要です。 どうぞご自愛ください。
それではみなさん良い週末を !!
メキシコで作られアメリカでの市販車に装備されていたものだけが不良なのかと思っていましたが、
どうやらそれだけではなさそうです。 日本国内でも装備されている国産車が次々と発表になっています。
それにしても内部告発によって、TAKATAは既に2004年には事実を把握していたという証言もあり、事態は非常に深刻。
国産車ではほとんどのメーカーが採用していたようですが、TAKATA問題でリコール対象車が発表されていないのは、
スズキ自動車と三菱自動車ぐらいのものだろうか・・・・国産車をお持ちの方は国土交通省のHPでの対象車一覧
で確認するか、各自動車メーカーのHPで対象になっているのかどうか確認をされた方がいいと思います。
ディーラーにて新車で購入された場合、ほとんどの場合はハガキ等でリコールのお知らせなどは届くようですが、
とくに中古車を購入した場合は、きめ細かな期待ができませんので、、ご自身でチェックされたほうがいいと思います。
車検証に記載される 車種、型式、車体番号をしっかり把握し、リコール対象車種かどうか確認する事をオススメします。
この週末は雨模様で寒くなっていますが、インフルエンザも流行の兆しがあり注意が必要です。 どうぞご自愛ください。
それではみなさん良い週末を !!
Posted by CUBIX GROUP at 09:55
│GARAGE Carrera