2010年11月08日
ランボルギーニ~Lamborghini~
ご存知ランボルギーニ(Lamborghini )は、イタリアの自動車メーカー。
正式名称はヌオーヴァ・アウトモービリ・フェルッチオ・ランボルギーニ SpAで、なんといっても、ライバルであるフェラーリの拠点モデナ県・マラネロとは、直線距離にして僅か20km程度しか離れていないのです。
元々はトラクターの製造販売で成功を収めていたフェルッチオ・ランボルギーニが設立した会社ですが、歴史にも翻弄され倒産・売却を繰り返しながら、1987年クライスラーの傘下となります。 その後1993年10月にインドネシアの新興財閥であるSedtcoグループのメガテックに譲渡され、1999年からは、フォルクスワーゲンのグループに属しています。
このランボルギーニが5日、『ムルシエラゴ』の生産を終えたことを発表しました。ムルシエラゴは2001年、『ディアブロ』の後継車としてデビューして、V12エンジンをミッドシップに搭載する、ランボルギーニのまさにフラッグシップカー。 ディアブロの前には、『カウンタック』、『ミウラ』をルーツに持つという、まさに血統書付きのスーパーカーがムルシエラゴでした。
イタリアのサンタアガタ・ボロネーゼ工場では、ムルシエラゴの生産終了を祝う記念式典が開催され、最終モデルはオレンジカラーの『LP670-4スーパーヴェローチェ』で、この4099台目のマシンはスイスの顧客の元へ届けられるそうです。
そしてそのランボルギーニはムルシエラゴの次期後継車に、あのイオタのネーミングを与えるという事が言われています。 イオタといえば、ランボルギーニの幻のスーパーカーで、1969年にモータースポーツ参戦に向けた実験車両として1台だけ生産されますが、1971年、高速走行テスト中に大事故を起こしてしまい、廃車!。 これとは別に、当時市販されていた『ミウラ』をベースとしたイオタのレプリカモデルが、少数存在しています。
ランボルギーニは次期ムルシエラゴに、イオタのネーミングを冠する計画。そのミッドシップには、排気量を現行の6.5リットルから7.0リットルへ引き上げたV型12気筒ガソリンエンジンが搭載され、最大出力は700psをオーバーする見込みだと噂されています。
SLでは既にミウラやムラシエゴがクリエーターさんにより販売されていますね。
先月に行われたパリモーターショーにおいては、もうちょっと具体的なものが分かるかと思っていましたが、まだこのイオタについては詳細が良く分かっていません。
また、これとは別に、ランボルギーニ『シックスス・エレメント・コンセプト』が発表され、999kgという超軽量ボディに最大出力570psを発生する『ガヤルドLP570‐4スーパーレジェーラ』用の5.2リットルV10を組み合わせ、4輪を駆動。パワーウェイトレシオは、1.75kg/psを実現するという、イオタとは別のコンセプトカーが発表されています。
ランボルギーニが研究開発中の次世代カーボンファイバーを導入し、驚異的な軽さを実現しているのが特徴で、このカーボンはモノコックセルをはじめ、フロントフレーム、ボディパネル、サスペンション、ホイール、ドライブシャフトなどに採用されるという。
このような広範囲に使用できるこの素材の実力はどのくらいなのか早く見てみたいものです。
そして『ガヤルド』の軽量仕様、「LP570-4スーパーレジェーラ」でさえ、重量が1340kgあることを考慮すると、999kgというのは桁違いの軽さといえそうです。
日本のレースシーンにおいても、本当にランボルギーニは苦労を重ねてきました。 JLOC(ジャパンランボルギーニオーナーズクラブ)がカウンタックの時代からの積み重ねには頭が下がります。 パワフルだけど重いエンジン、ミッションにも苦労されていた時代もありましたし、そしてブレーキにどうしても負担がかかってしまうランボルギーニのV12は気の毒でしたね・・・。
V10になってからは、目を見張る活躍でランボルギーニの存在感というものが増し非常に逞しくもあり、長く続けてきたというのは本当にすばらしい事だと思います。 さあどっちにしても、しばらく様子を見ないと見えてきませんね・・・SLのクリエーターさんたちもランボルギーニ待ちといったところでしょうか。
CUBIX RACING / kaz Galtier
正式名称はヌオーヴァ・アウトモービリ・フェルッチオ・ランボルギーニ SpAで、なんといっても、ライバルであるフェラーリの拠点モデナ県・マラネロとは、直線距離にして僅か20km程度しか離れていないのです。
元々はトラクターの製造販売で成功を収めていたフェルッチオ・ランボルギーニが設立した会社ですが、歴史にも翻弄され倒産・売却を繰り返しながら、1987年クライスラーの傘下となります。 その後1993年10月にインドネシアの新興財閥であるSedtcoグループのメガテックに譲渡され、1999年からは、フォルクスワーゲンのグループに属しています。
このランボルギーニが5日、『ムルシエラゴ』の生産を終えたことを発表しました。ムルシエラゴは2001年、『ディアブロ』の後継車としてデビューして、V12エンジンをミッドシップに搭載する、ランボルギーニのまさにフラッグシップカー。 ディアブロの前には、『カウンタック』、『ミウラ』をルーツに持つという、まさに血統書付きのスーパーカーがムルシエラゴでした。
イタリアのサンタアガタ・ボロネーゼ工場では、ムルシエラゴの生産終了を祝う記念式典が開催され、最終モデルはオレンジカラーの『LP670-4スーパーヴェローチェ』で、この4099台目のマシンはスイスの顧客の元へ届けられるそうです。
そしてそのランボルギーニはムルシエラゴの次期後継車に、あのイオタのネーミングを与えるという事が言われています。 イオタといえば、ランボルギーニの幻のスーパーカーで、1969年にモータースポーツ参戦に向けた実験車両として1台だけ生産されますが、1971年、高速走行テスト中に大事故を起こしてしまい、廃車!。 これとは別に、当時市販されていた『ミウラ』をベースとしたイオタのレプリカモデルが、少数存在しています。
ランボルギーニは次期ムルシエラゴに、イオタのネーミングを冠する計画。そのミッドシップには、排気量を現行の6.5リットルから7.0リットルへ引き上げたV型12気筒ガソリンエンジンが搭載され、最大出力は700psをオーバーする見込みだと噂されています。
SLでは既にミウラやムラシエゴがクリエーターさんにより販売されていますね。
先月に行われたパリモーターショーにおいては、もうちょっと具体的なものが分かるかと思っていましたが、まだこのイオタについては詳細が良く分かっていません。
また、これとは別に、ランボルギーニ『シックスス・エレメント・コンセプト』が発表され、999kgという超軽量ボディに最大出力570psを発生する『ガヤルドLP570‐4スーパーレジェーラ』用の5.2リットルV10を組み合わせ、4輪を駆動。パワーウェイトレシオは、1.75kg/psを実現するという、イオタとは別のコンセプトカーが発表されています。
ランボルギーニが研究開発中の次世代カーボンファイバーを導入し、驚異的な軽さを実現しているのが特徴で、このカーボンはモノコックセルをはじめ、フロントフレーム、ボディパネル、サスペンション、ホイール、ドライブシャフトなどに採用されるという。
このような広範囲に使用できるこの素材の実力はどのくらいなのか早く見てみたいものです。
そして『ガヤルド』の軽量仕様、「LP570-4スーパーレジェーラ」でさえ、重量が1340kgあることを考慮すると、999kgというのは桁違いの軽さといえそうです。
日本のレースシーンにおいても、本当にランボルギーニは苦労を重ねてきました。 JLOC(ジャパンランボルギーニオーナーズクラブ)がカウンタックの時代からの積み重ねには頭が下がります。 パワフルだけど重いエンジン、ミッションにも苦労されていた時代もありましたし、そしてブレーキにどうしても負担がかかってしまうランボルギーニのV12は気の毒でしたね・・・。
V10になってからは、目を見張る活躍でランボルギーニの存在感というものが増し非常に逞しくもあり、長く続けてきたというのは本当にすばらしい事だと思います。 さあどっちにしても、しばらく様子を見ないと見えてきませんね・・・SLのクリエーターさんたちもランボルギーニ待ちといったところでしょうか。
CUBIX RACING / kaz Galtier
Posted by CUBIX GROUP at 20:07
│CUBIX RACING
Comment
Knowledge wants to be free, just like these aircltes!
Posted by Seven at 2012年01月25日 13:52