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2012年01月20日

ホロ苦デビュー・・・・

DUNLOP DUBAI 24HOURSは 
Abu Dhabi by Black FalconのメルセデスSLS AMG GT3が優勝 !!


 
そしてHeico Motorsportのメルセデスが2位、3位と続き、SLS AMG GT3が1-2-3の表彰台を独占しました。


DUBAI-26



決勝に入ってから気付いたんですが、これらのチームにはAMG のインストラクターがエントリーされていました。


優勝のBlack FalconにはThomas Jager(写真右)、この方メルセデスのDTMでも活躍した方


そしてHeico Motorsportの2台(#6 & #16)のマシンには、このブログでも度々紹介してきた


GTでも活躍し、元DTMの帝王Bernd Schneiderが(写真左)・・・ダブルエントリーされていました !!!


DUBAI-28



昨年マレーシアのメルデカ・ミレニアム12時間耐久レースをお伝えしましたが、


PETRONAS SYNTIUM TEAMのSLS AMG/GT3が参戦の時にもエントリーされ紹介したあの方です・・・


カスタマーチームへの度重なるこういったメルセデスの応援体制システムが、あるんでしょうか・・・・


それにしても、Bernd Schneiderは交互に2台のマシンに乗り込み大車輪の活躍  ww


#16のスターティングドライバーを務め、1スティントではGT3マシンの中では一番最後までコースに留まっており、


AMGのインストラクターも務め、SLS AMG GT3を熟知しているシュナイダー、タイヤの使い方も流石でございます !!





DUBAI-27



ライブタイミングを見ていても精密時計のようにタイムを刻み、周回のタイムが実に安定していました。


ナイトセッションにおいても、昼間のドライビングと遜色なく周回を重ね、ただただ感心するばかりです・・・





そしてNISSAN GT-R GT3のデビューとなるレースでしたが、結果は残念な事に途中リタイヤとなりました。


DUBAI-19



スターティングドライバーはMichael Krumm、周回遅れが出始めるレース開始からまもなく接触があったようです。


どのチームのマシンなのか言いませんでしたが、ランボルギーニがかなり強くhitしてきたとマイケルが後に語っています。


外観部分に大きな損傷はないように見えましたが、右フロントの足回りにダメージを受け緊急Pit in


Alex Buncombeに変わってから、結局ラジエーターにもダメージが及んでいたようで、再び緊急Pit in


2012DUBAI24H#32NISSAN-GTR GT3--41



フロント部分から白煙をあげながらのPit inで、接触のダメージが想像以上であった事が分ります。


ブレーキもダメージを受けたのか?足まわりが壊れどこかに干渉してのものか?エキゾーストか?ラジエーターか?


マシン修復に全力をあげますが、結局7時間を経過したところで、JRM NISSANはリタイヤを決断する事になりました。


2012DUBAI24H#32NISSAN-GTR GT3--40



それにしても、このレースかなり参加車両の幅があって、速度差もかなりあり・・・・・


ミニクーパーのレース車両からGT3マシンまでですから、皆さんもだいたい想像できると思います。


実際どのような状況で接触したのかライブ映像でも写ってないため、詳細がわかりません。


しかし、耐久レースではこのようなルーティーン以外のPit inを重ねていては絶対に勝てませんね。


昨年GT1世界選手権を戦った23号車のエンジニアリングを担当していたのは、ナイジェル・ステップニー


ご存知の方も多いと思いますが、彼はミハエルシュマッハーと共に数々の選手権を獲得した敏腕エンジニア


今回彼の姿はDUBAIにはありませんでした。 チームを離れたのかどうか詳細は確認できていませんが、


やはり彼のような超スペシャリストというか、精神的支柱でもある人材が、チームには必要であると思います。


2012DUBAI24H#32NISSAN-GTR GT3--39



NISSAN GT-R/GT3はホロ苦デビューとなりましたが、実際のところその信頼性はどうなんでしょうかね?


正直なところ、もうちょっと走り込み必要なんではないか? と不安に感じる部分もあります。


Mclaren MP4-12C/GT3は昨年随分テスト参戦を重ねました、そしてシーズン終了後もそれは続いています。


クリスマス休暇直前までヨーロッパを回り、年明けも既にテストが始まり数をこなしていますしね・・・


実際それほど信頼性が劣っているとは思えませんが、このDUBAIでのレースは、チェッカーまでまとめて欲しかったですね。




そしてGT Academy TeamによるGamer Boys、NISSAN 370 ZはSP2クラス 3位という結果でした。

2012DUBAI24H#100--3



序盤からブレーキに問題を抱えながらのレースとなりましたが、大事に大事に最後ゴールした事は立派でした。


カーボンブレーキではないマシンは、当然この耐久レースではブレーキを大事に扱わなければなりません。


スプリントレースであれば扱い方も変わるでしょうけど、これは24時間の耐久レース


毎回のハードブレーキングでは、とてもとてもマシンがもちませんので、大事に扱わなければなりません。


24時間レースともなれば、途中でブレーキローター&キャリパー丸ごと交換するルーティーンのPit 作業もあったはず・・・・


走行中のブレーキの温度は500~600℃、交換作業のメカニックも火傷する確立が非常に高い作業です。


ブレーキに不安を抱えたマシンをドライブするのは、本当にドライバーとしては不安な事だったでしょう・・・


ブレーキが抜ける・・・・ブレーキペダルが床まで踏み込めてしまうような状況は、考えただけでも恐ろしい話です。


2012DUBAI24H#100--52



終盤にはTeam Radioの故障がtwitterでつぶやかれ、回復したかどうかは不明・・・・


一時は2位とのギャップは、15~16周あったはずですが、最後はわずか5周まで詰め速さも見せました。


それにしてもLucas Ordonezは、経験を重ねGT Academy1期生らしく、安定感と速さがありました。


現段階では他の3人との実力差は大きく、これからますます伸びていくだろうと思いますので、見守る事にしましょう。


2012DUBAI24H#100--51


それにしても、こういった写真を撮る時には、ドライバーは必ずヘルメットをどちらかの手に抱えて持つものなんですが、


まだまだ慣れていないのか、Jordan Tresson(上右)Bryan Heitkotter(下左)の2名がヘルメットを忘れていますね・・・・ww


Bryan HeitkotterとJann Mardenborough(下右)の二人は、まだオリジナルカラーのヘルメットも決まってないようです。


カーボンのヘルメットを着用していましたので、早くカッコイイカラーリング決まるといいですが、


もちろんArai製、Made in JAPANを使って欲しいですよね・・・・





そして田中哲也選手がエントリーの、もう1台のNISSAN 370Z #120号車も


ミッショントラブルがでて修復の為、中盤に長い時間をPit作業に費やし下位に沈んでしまいます


2012DUBAI24H#120--1


GT Academyの2名のドライバーのダブルエントリーでしたが、あまり出番はなかったですね  ww


予選は田中選手の頑張りで、イイポジションからのスタートでしたが、もったいないレースでした。

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今回2台の370ZをエントリーしたRJN、このGT4のプロジェクトと、新たにGT-R/GT3のレースがスタートします。


GT-Rでの参戦プログラム及びドライバーについては、後日発表という事は先日お知らせしたとうりですので、


その発表を待ちたいと思いますが、Brancpain耐久ではないかと・・・・勝手な想像をしております。


2012DUBAI24H#100--19



それにしても、2台参戦させるために、DUBAIへこれだけのクルーが動くわけですから、


本当に世界を転戦するカテゴリーのレースは、お金がかかりますよね・・・・・





昨日の夕方、フランス人のフレがTOYOTAのWECカー見たかい?と突然のIM


あ~イラスト? って聞いたら、いやいやSPY SHOTが出回ってると言うので、教えてもらいwebへ飛んでみると


20120118SBS-1



先週ポールリカールで極秘に始まったトヨタのWEC参戦カーがスパイフォトされたようですね。


いやいや特定の専門誌にリークしたものなのか・・・・・・??


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彼曰く「ugly」・・・・、まぁ醜いって事なんですが、どんな印象?? って聞かれたんで


PEUGEOT + AUDI ÷ 2 = TOYOTA WEC machineって答えておきました。 ww


どれも似たようなボディ形状になるのは仕方がない事ですし・・・ フル参戦する体制でもなく・・・・


現段階では、今風に表現するならば 『微妙』としか言いようがありません。


20120118SBS-4



先週の東京オートサロンでトヨタは、SUPER GTに参戦する『プリウスGT300』を発表しています。


ハイブリッドカーの参戦で、またあのやっかいなレギュレーションがますます複雑になりそうな予感・・・・


マーケティング的には自慢の『86』での開発の方を先行したほうが、良かったんでは?とこちらも微妙な判断・・・・


SUBARUのエンジンを搭載するマシン『86』では、トヨタのプライドが許さないのか・・・?


BRZは既に参戦マシンが出来上がっており、時間的余裕がなかったというのは理由になりません。


プリウスというマシンで新しいハイブリッド技術での挑戦??・・・・こちらの方がもっともらしい理由になるかもしれないが・・・


「世界超一級レベルの運動性能と超一流の感性と官能を持ち合わせるスーパースポーツカー」というふれこみであった、


LFAでのGTマシンの開発はナシ、唯一ニュル24時間参戦でお茶を濁し、一体何をどうして行きたいのかが不明・・・



20120118SBS-3



そんな事を話しているうちに、今度はPEUGEOTがル・マンとWECから完全撤退を表明したニュースが飛び込んで来ました。


FIAの冠でACOが運営するこのWECシリーズは、世界的なマーケティングに活用したいメーカーからの要望で始まる・・・・・


いや、始まろうとしている・・・・が正しいのか!? そんなバックグラウンドがあるわけですが、


PEUGEOTは、やはりヨーロッパの経済危機と新車へのリソース集中を理由にしています。


昨年から年が明けた日本でも、ず~っとニュースになり続けているヨーロッパの経済危機問題。


今回の件も、このユーロ圏を巻き込む経済危機に端を発している為で、


フランスの格付けも17日にスタンダード・アンド・プアーズにより下げられましたよね・・・・


ACOはこの決定に対し、批判するような声明を発表し、フランス人同士で話してくださいって感じです・・・・・ww


ル・マンにフランスのメーカーがいなくなることに、フランス人が大いに失望するって事なんでしょうね


はいはい、我々日本人も数年前にF1から2つもの企業が撤退し、同じような気持ちを味わいました・・・・


その失望感については、非常に良く理解できるが、今後応援するかしないかはそれぞれが決めればいいだけ・・・


誇り高いフランス人、いやACOにとっては、非常にカチンとくる話なんでしょうね・・・・お気の毒です。


ホロ苦デビュー・・・・



以前になんとなく購入した海に近い土地なんですが、最近ポツポツと周りの住人がいなくなっております  ww


周りはMAPで見ると、土地販売の黄色ばかりになってしまいました・・・・なんで? 何か悪いことした? ww


アメリカも景気が悪いし、ヨーロッパも経済危機問題で土地を手放す方が多いんでしょうかね・・・・


確かにドル建てでの支払いは、日本人にとっては円高で嬉しい限りですが、


日本全体を考えると喜んでもいられないのは事実で・・・非常に複雑ですよね



今インワールドの中では皆さんはどうですか?


今は円高で拡大派?   こういう時こそ慎重派?   推移をジ~ット見つめて結局何もしない派?






 


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先週日本ではオートサロン、イギリスではオートスポーツショーが開催され、様々なチームから発表がありましたね。


SUBARUはBRZ GT300での参戦、昨年お伝えしたように、同じ体制での参戦となっています。


昨年使用したレガシーB4 GT300については、参戦の予定は特に発表されませんでした、もったいないですね・・・・


FIA-GT1のNISSAN GT-R GT3参戦については、JRMのラムゼイ氏が完全に可能性を否定しなかった為、


2月に行われるNISSANの体制発表までは、本当にどうなるのか判りませんが、期待しつつ待ちたいと思います。


このブログでは、ラムゼイ氏の言葉をそのまま掲載したので、WECに活動の場を移すと発言したことは間違いではありません。


その後、ニュアンスが変化したという事については、何らかの大人の事情があった?或いは現在進行中なんだろうと思います。


この辺りは、改めて今シーズンのFIA GT1World Championshipを特集していく事にしたいと思います。




レーサーでなくても一度は使った事のある方もいるかも知れませんが、ステアリングホイールやレーシングギアのメーカーである


イタリアのMOMOの創業者で、レーシングドライバーでもあったジャンピエロ・モレッティが14日、


イタリア・ミラノで闘病生活の末、なんと67歳という若さで亡くなったそうです。


アメリカを中心に活躍された方ですが、15回目の挑戦で1998年のデイトナ24時間悲願の優勝を遂げたのは有名な話ですね。


私はどちらかというと、NARDIよりもMOMOのステアリングの太さが気に入っていて、随分使った記憶があります。


最近ではエアバックなどの装備の為、自分好みのステアリングに交換が出来なくなってきている時代・・・


と思っていたら、エアバッグ付でも交換できるようになってきたそうですね。


しかし、保険の問題とか(エアバック装着車割引)などもあり、わざわざ交換するのは、かえって手続きも面倒だし・・・


エアバック無しのステアリング交換なら簡単だが、エアバック付きとなると専門家に任せたほうがよさそうな気がする・・・ww


某国製?のものなのか、随分前から安価なステアリングが日本市場でも出回っているようですが、


昔から、ボスとステアリングはケチるな !! という事故を起こした諸先輩のアドバイスどうりにしてきました・・・・ww


私は安価なステアリングを使ったり購入した事はないですが、やはりもしもの時は危険なようですので


しっかり信頼のおけるブランドのものをお使いになった方がよろしいかと・・・ご注意下さい。


お亡くなりになったジャンピエロ・モレッティ氏とご家族に、心より哀悼の意を表します 

http://www.momousa.com/


R.I.P  Gianpiero Morreti    †



今日はなんか長いブログになってしまいました。 この週末は天気が悪いようですが、皆さん良い週末を !!!


CUBIX RACING / kaz Galtier











Posted by CUBIX GROUP at 12:12 │CUBIX RACING