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2012年08月26日

POKKA 1000km

伝統のPOKKA INTERNATIONAL 1000km 


SUPER GT Round-5 POKKA International 1000km at SUZUKA - 8



この伝統の1000kmレースが、SUPER GT Round-5 SUZUKAとして開催され


GT500クラスは、S Road REITO MOLA GT-R の柳田 真孝/Ronnie Quintarelli組が優勝

SUPER GT Round-5 POKKA International 1000km at SUZUKA - 13



GT300クラスは、triple a vantage GT3の吉本 大樹/星野 一樹/吉田 広樹 組が優勝しました。


SUPER GT Round-5 POKKA International 1000km at SUZUKA -19



NISSAN GT-R今シーズン初優勝となりましたが、やはり1000kmという距離は、本当に見ていて面白かった。


予選からHONDA HSV勢は苦戦。ボスの言うとうり、NISSAN VS トヨタ の構図となったわけですが、


トヨタ勢は、ZENTが序盤でスピンし大きく後退、TOM’sは、タイヤバーストでボディを激しく損傷し僅か9周でリタイヤ、


前戦SUZUKAで優勝したENEOSも、バーストによるリタイヤ、SARDは、駆動系が壊れリタイヤ・・・・


それにしても、タイヤバーストが多かった・・・・これっていったいどういう事なんだろうか?


一部には、接触によってコースにカーボンパーツが飛び散り、それを踏んでしまいスローパンクチャー?という考え方もありますが、


MICHELINタイヤには、タイヤバーストが起こっていないのは偶然なのか?運がいいのか? それともエンジニアリングの差?


一時は路面温度50℃まで上がったこのラウンド、終盤158周目に130RでKEIHIN HSV 塚越広大が大クラッシュ


SUPER GT Round-5 POKKA International 1000km at SUZUKA -28



モニターを見て一瞬凍りついたし、このコーナーでのクラッシュはドライバーにとってもダメージが大きいのが定説。


フィニッシュまで残り15周という最後の最後で、上位マシンの順位をも揺るがすクラッシュとなってしまいました。


幸いな事に塚越選手は、大事には至らなかったので一安心です。


ボス曰く、直接サイドボディからバリアへ衝突するより、かなり回転(スピン)をしながらバリアへ衝突したので、


多少ダメージが緩衝されたのでは? と言っていましたが、富士でのティム・ベルグマイスターのクラッシュもあり、


今年は2回観戦に行って、2回共に大きなクラッシュを見る事になってしまい、改めてレースの恐さも知る事になりました。


それにしてもFRO(ファースト・レスキュー・オペレーション車両)の到着も早かったし、鈴鹿のマーシャルの対応も素早かった。


ここは鈴鹿、以前にkazさんが鈴鹿のマーシャルの動きについて、お隣の国のマーシャルと比較した記事を書きましたが、


この素早い鈴鹿のマーシャルの動きには、いつも感心し、世界誇れるSUZUKAのマーシャルであると思います。



3位には今シーズンなかなか走れないような状況が続いていた、KONDOH RACING がはいりました。


SUPER GT Round-5 POKKA International 1000km at SUZUKA -20



ここまで安田 裕信/Bjorn Wirdheim 組は、同じNISSANの中でも、タイヤ開発が明らかに遅れをとっていた#24


終盤ガソリン給油量のミスで、1回PIT INするような状況もありましたが、あれがなければ2位フィニッシュであったと思います。


SUPER GT Round-5 POKKA International 1000km at SUZUKA -26



#23は、152周目にルーティーンのPIT INを済ませ2位のポジション。 しかし終盤のクラッシュによって、


結果として2位のポジションを失いました。 このクラッシュは、#23にとって不利に働いてしまったのは残念です・・・・


しかしトヨタ勢が相次いでリタイヤしノーポイントで終わる中、5位フィニッシュでポイントを獲得したのは大きなこと。


一時はNISSANの1-2-3-4体制か? と思うほど・・・後半戦に向けNISSAN浮上のキッカケになればと思います



一方GT300も非常に面白い展開となりました。


kazさんの言うとうり、アストン VS GT-Rの構図は変わらず、そこに前戦やっとニューマシンで初の表彰台となったJLOC#88


が菅生に続き表彰台を獲得しています。  土曜の予選では、アストンがまさかの燃料タンク容量オーバーでPPタイム抹消。


燃料タンクはチームとして納車後に変更されたものではなく、納車のままのFIAの規格を通ったものらしいですが・・・


この夏のあまりの暑さで、燃料タンクが伸びちゃったんでしょうか・・・・・www


アストンマーチンは今回、コースと天候にマッチしたタイヤだったようですが、別次元の速さ。


SUPER GT Round-5 POKKA International 1000km at SUZUKA -15



何回かここでkazさんが指摘しているように、別な見方をすると、FIAのBOP改定の参考レースにこのアストンの参戦が少ない・・・


という理由が1点です。 BRITISH GT選手権へ以前に紹介した#007 Beechdean Motorsportぐらい?


FIA のBOP判定が甘くなっているので、このような結果になっているという事も言えます。


現在FIA GT1ではBOP判定の基準となるPORSCHEのチームが、前戦から参戦していない事は、ボスが先日記事にしていますが、


今後後半戦に向けどうやって判断していくのか? 本当に多くの疑問が残りますよね・・・


NISSAN GT-R nismo GT3は、初めてのロングディスタンスを2位完走という結果でした。


どちらかというと、長い距離は今までDUBAIやSPAでも序盤でリタイヤでしたので、大きな成果だと思います。


SUPER GT Round-5 POKKA International 1000km at SUZUKA -16



レースの終盤、関口選手のスティントの時に、黄旗区間で追い越しをしてPIT STOPのペナルティが課せられました。


この結果、SUPER GTドライビングモラルハザードポイントのペナルティの累積で次戦のFUJIは出場停止となったようです。


本人も、悔やんでも悔やみきれないとTwitterで呟いていましたが、CHMPIONSHIPもかかる後半戦・・・・


NDDPとしてはどのように対応するのか・・・・ボスはヨーロッパで活躍するGT AcademyのJann Mardenborough選手


を連れてきて乗せてみては? と面白い提案をしていました ww 確かに見てみたい感じはしますね !!


しかし、次戦FUJIはBRITISH GTのSilverstone戦と重なっており、実現はしないでしょうね・・・・


また、今回第3ドライバーとして登録された、NDDPの佐々木大樹選手でしたが、残念ながら出走の機会はありませんでした。


次戦SUPER GT ROUND-6 は関口選手の代役でNDDPの佐々木選手の登場が順当になるのでしょうか・・・



今回GT300クラスのチームは、大方第3ドライバーを用意してきていましたが、やはり#21のZENT Audi R8 LMSのRichard Lyonsです!!


あの塚越選手がクラッシュした、数十秒前に3位を走りながら、ヘアピンの立ち上がりでスローダウン。


どうやら燃料切れだったようですが、あれだけの実績のドライバーでもあり、その走りはさすがでした。


スタートから猛プッシュのアストンマーチンは注目を浴びていましたが、スターティングドライバーを担当したRichard Lyonsのペースも良かったです。


ZENTチームとしては大きなトラブルは無かったですが、今回チームをここまで押し上げたのは、彼の力もあったと思います。


彼ほどのドライバーにレギュラーシートが無いというのは、本当残念な事でもあり、不思議です・・・


正直なところ、本当にSUPER GTへレギュラー参戦できるような実力?・・・・と疑いたくなるようなドライバーも


このGT300クラスの中に数名いるのも事実ですし、便利なドライバーとしてではなく、レギュラーシートの道はないんでしょうかね・・・・・


SUPER GT Round-5 POKKA International 1000km at SUZUKA -29



今年岡山の開幕戦ではGAINERの#11のAUDIが優勝しましたが、その後、どのAUDI R8 LMS ultraも、今ひとつパっとしません。


FIAでのBOPがきついという日本のマスコミの見方もあるようですが、FIA GT1やBlancpainでは十分戦えています。


ヨーロッパとはタイヤの違いもあるかも知れませんが、日本のタイヤメーカーの開発が遅れているのも要因の1つではないでしょうか?


kazさんが言うには、日本のAUDI勢はいつもオーバーステアで、セッティングの幅のないGT3のマシンに苦慮しているように見えるという。


FIA GT1などで見られる、コーナーリングで張り付いているような感じとは、素人目にも明らかに違います。


#11や#21の日本のAUDI の動きとは明らかに違いがあるので、実際のところタイヤ次第なんでしょうか・・・


多くのGT3マシンが参戦する中、戦闘力があるのに一番ハマってしまっているのがAUDIなのかもしれませんね・・・・



そしてこの鈴鹿でGTAより重大な発表がありました。


先日lこのブログでもkazさんが、2013年にスタートするアジアルマンシリーズについて記事にしていますが・・・・


ACOとGTAがこの2013年アジアンルマンシリーズについて提携するという事が発表されました。


ボスの説明によると我々のこのアジア地域に、Le Mansのルールのスポーツカーは、ほとんど存在しない・・・


という話だった事は憶えている方もいると思います。 じゃあいったい誰がこのシリーズに参戦するのかが、まったくわからない状況・・・


ACOは、SUPER GTについてそれ程多くの情報を持っているとも思えず、今回鈴鹿での会談となったようです。


今回ACOは、テクニカルディレクターであるダニエル・フェルドリックス氏をこの鈴鹿まで派遣しています。


発表によると、アジアンルマンシリーズについて、LMP2、GTE、フォーミュラルマンの3つのクラスと共に、


新たに『GTCクラス』を新設することを決定しています。


2012 LeMans 24 -8



このGTCクラスというのは、アメリカのALMSで、ポルシェカレラカップのクラスとして設定されているクラスだそうです。


このアジアンルマンシリーズにおけるGTCクラスというのは、既存のGTカテゴリーであるGTEから外れる


総てのGTカーのクラスとして運用されるという説明です。


つまり、FIA GT3マシン、JAF-GT300マシンもGTCクラスから参戦することが可能となったというのがkazさんの説明でした。


SUPER GTのレギュレーションである、同じマシン・ドライバーでの他のレースへの参戦を禁ずるという事も、


このアジアルマンシリーズ参戦については、たぶん除外されるという事なんだとろう思います。


2012 LeMans 24 -7



実際大きな性能差があるとは思いますが、今後このGTCクラスの性能調整については話し合いがもたれるそうです。


また、SUPER GT GT500クラスのチャンピオンマシンが、ルマン24時間への出走できる権利もGTAは提案しているという話もあるようで、


これについては、まだ結論はでていないようですが、このLe Mans参戦へのチケットは非常に魅力がある事ですよね。



そしてロンドン・オリンピック以降、非常に日韓関係が急速に冷え込んでいるのは、皆さんご存知のとうりです。


SUPER GTが2014年からの開催に向け、来年5月に韓国でエキジビションレースを開催することはお伝えしています。


この件についても、先日kazさんが、文化交流などと胡散臭いことは言わずに、


金儲けに来ましたと堂々と言えばいいと、このブログで書いていますよね。www


GTAとしては、今の状態で韓国開催などやっても無意味な事で、別に破棄しても構わないと個人的には思う。


今回のこのACOと協力関係を発展させる事の方が、日本のモータースポーツ業界にはメリットが大きいと思うからです。


もちろんアジアルマンシリーズ開催にあたっては、中国での開催という別の問題もありますが、


そこはACOも絡んだ話なので、大きな問題でもないと思うし、SUPER GTは他の国からもオファーがあるようなので、


もっと友好関係のある国での開催でも、全然問題ないことでもあると思います。


まぁ色々個々人の考え方があるとは思いますが、関係が冷え込んで回復の見込みもない国での開催は、


チームや関係者が危険な場面に遭遇しかねない事もあるかもしれないので、ここは一歩引いた方がいいかもしれない。


先日kazさんがブログで書いたとうり、今年でF1開催が無くなり、それに変わる大きなイベントを行なわないと、


建設に尽力したお偉い方の立場が悪くなるという、そういった政治的な面にSUPER GTが加担するべきではないのでは?


スポーツにおいても非礼な行為を行うという事を、今回のオリンピックにおいても日本人誰もが目にした事・・・


サッカーにおいては、昨年「東北の大震災おめでとう」と横断幕までかかげた事実があります。


観客動員も見込める日本を代表するモータースポーツのSUPER GTというソフト、あまり安売りしないでおきましょうよ。



さあ、先週紹介しきれなかったFELGO Motors から発売されるNostalgy

FELGO Nostalgy 1



とはいうものの・・・・ボスのPCが不調で、あまり多くのSSを撮る事ができませんでした・・・


ご存知の方も多いと思いますが、Mercedesの300SLですね・・・・


今でもFIA GT3マシンとしてレースシーンでも活躍する SLS AMG GT3にもそのデザインが引き継がれています。


素敵な家具も販売されるKOPIさんから発売される同じマシンを、随分前にこのブログでも紹介していますね・・・


FELGO Nostalgy 2



走りに対するリセッティングのオプションはありませんが、ゆったりドライブする方にはピッタリだと思います。


どちらかというと、お庭のガレージに・・・・・っといった使い方の方が絵になる1台かもしれません。


ボディカラーはクラシックなソリッドカラーを中心に7色に変更できます。


FELGO Nostalgy 3



ボディカラーに合わせ、ホイールカバーのカラー変更も可能ですし、インテリアカラーも変更できます。


MESHカーだけあって、インテリアの装備も忠実に再現されていました。


FELGO Nostalgy 5


BURNOUTなどの機能もありましたが、このクルマには、あまり必要とも思えません・・・・ww


ボスのPCが調子悪く、これだけのSSを撮るにも、かなり時間が掛かってしまいましたので、


今日はこのあたりで終わりにしたいと思います。


このFELGO MotorsのNostalgyのご購入は↓  ↓こちらからどうぞ

http://maps.secondlife.com/secondlife/FELGO%20World/115/132/23


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それにしても4年ぶりとなった、POKKA INTERNATIONAL 1000km は非常に面白いレースでした。


6時間にも及ぶロングディスタンスは、何が起こるか判らず、またこの暑さもレースを狂わす要因となり、目が話せませんでした。


確かにこの夏の鈴鹿は観戦も大変ですが、解説を聴きながらの生観戦は本当にワクワクします。


恒例の、終了後は観客がピットレーン側へと入れるんですが、これが1つチームを悩ませているとkazさんが言っていまして、


どういう事かと言うと、ドサクサに紛れて一部の観客がピット内へ侵入し、いろんなものを盗んだりする事があるそうです。


チーム側も、ピットレーン側のシャッターを閉め、侵入を防ぐなど対策はするそうなんですが、


メカニックの工具類はどれも高価ですし、中にはチームのフラッグまで盗もうとする人間もいるそうです。


表彰式で一緒に盛り上がりたいスタッフもいるとは思いますが、実際ピット内がカラッポでは何が起こるか分かりませんので、


表彰式をピット内のモニターで見ながら、ピットを守るスタッフも数人いるという話を聞きました。 なんとも嘆かわしい話デス・・・・


さあ今週はバカンスも終わり、久々にヨーロッパではWECのSilverstone戦が開催されます。


AUDI VS TOYOTA のLMP1マシン対決の第2ラウンドになります。


今回AUDIはR18 Ultra と e-tron quattro が1台づつの参戦、トヨタは1台だけでのエントリーです。


昨晩の予選では、かなりお互い激しいPP争いをやっていましたが、結果、貫禄のAUDIが1-2で、フロントローを独占!!


LMP2クラスは、GT Academy長男のOrdonezとBrundle親子の#42 Zytek nissanのドリームチームがトップタイムでした。



そしてALMSの最終戦(プチルマン)に、中止となったELMSのチームが招待されていますが、


この最終戦に、あの出田 翼が参戦する可能性があるようです。 ALMSからの強い要請があると聞いています。


当然レギュラーのフランキッティ、クルム、本山の3選手で参戦となるでしょうね・・・・・


続報は、またこのブログでお伝えすることになると思います。


それでは皆さん Have a nice weekend and smile !!







Posted by CUBIX GROUP at 12:30 │GARAGE Carrera